FutureNet
NXR,VXRシリーズ
運用管理編
2. 設定の保存・復帰
2-1. 本体への設定保存
動作中の設定は、ルータの不揮発性メモリ(以下フラッシュメモリ)に保存することができます。また、本体内のフラッシュメモリには複数の設定ファイルを保存することもできます。これにより設定変更の際など万一不具合があっても、すぐに以前の設定状態に戻して運用を継続することができます。
【 本実行例対応機種 】
NXR-1300シリーズ,NXR-650,NXR-610Xシリーズ,NXR-530,NXR-350/C,NXR-230/C,NXR-160/LW,NXR-G200シリーズ,NXR-G180/L-CA,NXR-G120シリーズ,NXR-G110シリーズ,NXR-G100シリーズ,NXR-G050シリーズ,VXR-x64(2023/8現在)
最新の対応状況は、各製品の更新履歴やユーザーズガイドをご確認ください。
【 実行例 】
〔 本体フラッシュメモリへの保存 〕
<startup-configへの保存>
動作中の設定(以下running-config)を、startup-configに保存します。
(☞) copyコマンドでもsave configコマンドと同様に設定の保存をすることが可能です。
<ファイル名を指定して保存>
running-configを本体フラッシュメモリ上にファイル名を指定して保存します。
(☞) IPsec用の証明書やSSHの公開鍵など設定用XMLファイルに含まれない設定も併せて保存する場合は、コマンドのオプションにallを指定します。なお、ファイルはtar+gzip形式で保存されます。
〔 本体フラッシュメモリ上の設定ファイルの確認 〕
/flash:
total 4
-rw-rw-rw- 1 root root 1574 Feb 21 17:52 startup-config
本体フラッシュメモリ上の設定ファイル一覧を表示します。この例ではstartup-configのみ保存されている状態です。
目次
- 1. ファームウェアの更新
- 2. 設定の保存・復帰
- 設定の保存・復帰一覧
- 2-1. 本体への設定保存
- 2-2. 起動時の設定ファイル指定
- 2-3. 設定のバックアップ
- 2-4. 設定の復帰
- 2-5. 本体内の設定ファイルの削除
- 2-6. 設定の初期化
- 2-7. コンフィグロールバック設定
- 2-8. ロールバックタイマの停止
- 2-9. 外部ストレージを利用した設定の自動復帰
- 2-10. config copy設定(startup-config)
- 2-11. config copy設定(running-config)
- 2-12. config copy設定(config-and-save)
- 2-13. flash-initial-configの利用
- 2-14. SORACOM Harvestとの連携(config copy)
- 3. パケットダンプ
- 4. スケジュール設定
- 5. シスログ設定
- 6. SNMP設定
- 7. 時刻同期設定
- 8. メール送信設定
- 9. Wake ON LAN設定
- 10. 省電力設定
- 11. テクニカルサポート情報・シスログの取得
- 12. モニタログ設定
- 13. CLI設定
- 14. ターミナルサーバ設定
- 15. DDNS設定
- 16. ログインパスワード設定
- 17. Event notification設定
- 18. speed-test設定
- 19. リバースSSHトンネリングの利用
- 20. ZMODEMによるファイル転送
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