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NXR,WXRシリーズ

運用管理編

2. 設定の保存・復帰

2-14. config copy設定(running-config)

config copyとは、機器起動後に指定したサーバから設定ファイルをダウンロードし、その情報から設定の更新を行う機能です。この例では、running-configへのコピーを行います。

 

【対象機種】NXR-650,NXR-530,NXR-160/LW,NXR-G180/L-CA,NXR-G200シリーズ,NXR-G110シリーズ,VXR-x64(2021/4現在)
最新の対応状況は、各製品の更新履歴やユーザーズガイドをご確認ください。

 

コンテンツ
設定例 補足 利用例

 

【 設定例 】

 〔config copy設定〕

(☞) running-configにコピーする場合、設定反映時に機器の再起動は発生しません。また、機器の電源をOFFすることでコピーした設定は失われます。設定の保存も行う場合はこちら

※NXR-G180/L-CAは「CMS-1300の利用」のみ不可。

<FTPサーバの利用>
(config)#system boot config copy ftp://[IPアドレス]/[設定ファイル名] config

機器起動後、FTPサーバ上の設定ファイルをrunning-configにコピーします。なおFTPサーバを利用する場合、anonymousによる接続方法のみ対応しています。よってユーザ名やパスワードを指定することはできません。

 

<SSHサーバの利用>
(config)#system boot config copy ssh://[ユーザ名]@[IPアドレス]/[設定ファイル名] config password [パスワード]

機器起動後、SSHサーバ上の設定ファイルをrunning-configにコピーします。この時SSHサーバのIPアドレス,ユーザ名,パスワードを指定します。

 

<HTTPサーバの利用>
(config)#system boot config copy http://[IPアドレス]/[設定ファイル名] config

機器起動後、HTTPサーバ上の設定ファイルをrunning-configにコピーします。

なおHTTPSサーバ上の設定ファイルをコピーする場合、サーバ証明書のバリデーションを行うか否かで指定方法が異なります。

 

バリデーションを行う場合
(config)#system boot config copy https://[IPアドレス]/[設定ファイル名] config
バリデーションを行わない場合
(config)#system boot config copy https-://[IPアドレス]/[設定ファイル名] config

 

<外部ストレージの利用>
(config)#system boot config copy disk0:[設定ファイル名] config

機器起動後、disk0と認識されている外部ストレージ上の設定ファイルをrunning-configにコピーします。

 

<CMS-1300の利用>
(config)#system boot config copy cms config

機器起動後、CMS-1300上に登録している設定ファイルをrunning-configにコピーします。

(☞) CMS-1300での利用についてはこちらも併せてご参照ください。

 

【 補足 】

〔オプション設定〕

running-configへのコピー時、以下のオプションを指定することができます。

(外部ストレージではディレクトリ指定のみ可)
※実行例はFTPサーバ利用時です。

<ディレクトリ指定>
(config)#system boot config copy ftp://[IPアドレス]/[ディレクトリ名]/[設定ファイル名] config

設定ファイルをディレクトリ毎に管理している場合、「ディレクトリ名/設定ファイル名」を指定します。

 

<送信元IPアドレス指定>
(config)#system boot config copy ftp://[IPアドレス]/[設定ファイル名] config source [送信元IPアドレス]

通常出力インタフェースのIPアドレスを送信元IPアドレスとしますが、冗長化している場合など送信元IPアドレスを固定したい場合に指定します。

 

〔スケジュール設定〕

スケジュール機能でconfig copyを設定することにより、日時指定が可能になります。設定の詳細については、こちらをご参照ください。

 

【 利用例 】

config copy機能を活用することでルータには、あらかじめ設定ファイルを保存しているサーバ(以下管理サーバ)へアクセスするための経路等最低限の設定のみ行い、サービス開始後、運用コンフィグを管理サーバよりダウンロードするといった利用が可能です。またスケジュール機能も併用することで運用コンフィグの更新チェックを定期的に行うこともできます。

ここでは、flash-initial-configとconfig copy機能を組み合わせてコンフィグを自動取得するゼロコンフィグを実現する例を紹介します。flash-initial-configについてはこちら

(☞) CMS-1300と組み合わせた利用例についてはこちらをご参照ください。

 

<flash-initial-configとconfig copy機能の併用例>
  1. 管理サーバに運用コンフィグを登録します。
  2. NXRのflash-initial-configに管理サーバへのアクセスおよびコンフィグファイル自動取得用の設定(初期コンフィグ)を保存します。
  3. NXRの電源投入・WAN回線に接続し、管理サーバから運用コンフィグをダウンロードします。