FutureNet
NXR,VXRシリーズ
運用管理編
2. 設定の保存・復帰
2-6. 設定の初期化
ここではNXR本体の設定を全て消去(初期化)する方法について説明します。
設定の初期化方法は、以下の3つの方法があります。
【 本設定例対応機種 】
NXR-1300シリーズ,NXR-650,NXR-610Xシリーズ,NXR-530,NXR-350/C,NXR-230/C,NXR-160/LW,NXR-G200シリーズ,NXR-G180/L-CA,NXR-G120シリーズ,NXR-G110シリーズ,NXR-G100シリーズ,NXR-G050シリーズ,VXR-x64(2023/8現在)
最新の対応状況は、各製品の更新履歴やユーザーズガイドをご確認ください。
【 CLIでの設定の初期化 】
<本体内のフラッシュメモリ上の設定を全て削除する>
本体内のフラッシュメモリに保存されている設定を全て削除します。これにより次回起動時、工場出荷時の設定で起動します。
【 GUIでの設定の初期化 】
(☞) VXR-x64はGUIでの設定の初期化には対応していません。
<本体内のフラッシュメモリ上の設定を全て削除する>
[システム設定]->[設定情報]->[設定のリセット]をクリックして、設定のリセット画面を開きます。
設定のリセット画面で「実行」をクリックします。
【 INITボタンでの設定の初期化 】
INITボタンはパスワードの紛失などルータへのログインができなくなり、設定を初期化する場合に使用します。
なお、INITボタンを使用した設定の初期化は機種により機器起動後の状態が異なります。
また、説明文中のLEDの状態はそれぞれ下記を表しています。
LED | 状態説明 |
● | 消灯 |
● | 黄点灯 |
● | 緑点灯 |
* | 緑点滅 |
● | 赤点灯 |
(☞) VXR-x64はINITボタンでの設定の初期化には対応していません。
〔本体内のフラッシュメモリ上の設定を全て削除して起動する〕
<NXR-1300シリーズ>
- INITボタンを押しながら電源を投入します。
- INIT LEDが、次の状態になるまで、INITボタンを押したままにしておきます。
● → ● → ● → ● - INIT LEDが再度消灯(●)したら、速やかに INITボタンを放します。
<NXR-650,NXR-610Xシリーズ>
- INITボタンを押しながら電源を投入します。
- STATUS1 LEDが緑点滅(*)を開始するまで、INITボタンを押したままにしておきます。
- STATUS1 LEDが緑点滅(*)を開始したら、速やかに INITボタンを放します。
<NXR-530,NXR-160/LW,NXR-G200シリーズ,NXR-G180/L-CA,NXR-G120シリーズ,NXR-G110シリーズ,NXR-G100シリーズ,NXR-G050シリーズ>
- INITボタンを押しながら電源を投入します。
- POWER LEDが、次の状態になるまで、INITボタンを押したままにしておきます。
● → ● → ● - POWER LEDが再度緑点灯(●)したら、速やかに INITボタンを放します。
〔一時的に工場出荷用設定で起動する〕
<NXR-350/C,NXR-230/C>
- INITボタンを押しながら電源を投入します。
- STATUS1 LEDが、次の状態になるまで、INITボタンを押したままにしておきます。
● → ● → *(点滅)→ ● → ● - STATUS1 LEDが赤点灯(●)したら、速やかに INITボタンを放します。
- 起動完了後、ルータにログインします。
- ルータにログイン後、CLIまたはGUIから設定の初期化を実行します。
(☞) INITボタンによる起動を行った場合は、save configコマンドなどの本体内のフラッシュメモリに対する操作(firmware update,erase flashを除く)が禁止されます。また、GUIによる設定も禁止されます。
目次
- 1. ファームウェアの更新
- 2. 設定の保存・復帰
- 設定の保存・復帰一覧
- 2-1. 本体への設定保存
- 2-2. 起動時の設定ファイル指定
- 2-3. 設定のバックアップ
- 2-4. 設定の復帰
- 2-5. 本体内の設定ファイルの削除
- 2-6. 設定の初期化
- 2-7. コンフィグロールバック設定
- 2-8. ロールバックタイマの停止
- 2-9. 外部ストレージを利用した設定の自動復帰
- 2-10. config copy設定(startup-config)
- 2-11. config copy設定(running-config)
- 2-12. config copy設定(config-and-save)
- 2-13. flash-initial-configの利用
- 2-14. SORACOM Harvestとの連携(config copy)
- 3. パケットダンプ
- 4. スケジュール設定
- 5. シスログ設定
- 6. SNMP設定
- 7. 時刻同期設定
- 8. メール送信設定
- 9. Wake ON LAN設定
- 10. 省電力設定
- 11. テクニカルサポート情報・シスログの取得
- 12. モニタログ設定
- 13. CLI設定
- 14. ターミナルサーバ設定
- 15. DDNS設定
- 16. ログインパスワード設定
- 17. Event notification設定
- 18. speed-test設定
- 19. リバースSSHトンネリングの利用
- 20. ZMODEMによるファイル転送
更新情報
→ 一覧へカテゴリ
タグ
- CRG
- DDNS
- DHCP
- DNAT
- DNSインターセプト
- Ethernet
- IIJモバイル
- IKE Modeconfig
- IKEv2 Configuration Payload
- IPinIP
- IPoE
- IPv6
- KDDI
- L2TPv3
- MAP-E
- NGN
- NTTドコモ
- PBR
- Policy Based IPsec
- PPP
- PPPoE
- QoS
- RADIUS連携
- RAシリーズ
- Route Based IPsec
- SMS
- SNAT
- SoftBank
- UPnP
- URL転送
- VLAN
- VRRP
- Web認証
- WiMAX
- コンフィグロールバック
- ネットイベント
- フィルタ
- ブリッジ
- モニタログ
- ワイモバイル
- 仮想スイッチ
- 冗長化
- 無線LAN