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製品情報

IoTゲートウェイの最上位モデル
『FutureNet MA-X300シリーズ』発表のご案内

センチュリー・システムズ株式会社(本社:東京都武蔵野市、代表取締役:田中邁、以下:センチュリー・システムズ)は、FutureNet MA-E3xxシリーズの上位モデルであるFutureNet MA-X300シリーズ(以下:MA-X300シリーズ)を発表し、2022年末より先行・サンプル出荷を開始します。

今回発表するMA-X300シリーズは、CPUに64bitデュアルコアの高性能CPUを採用しており、Ether、RS-232、RS-485、接点入出力といった多様なインタフェースを標準搭載しています。

MA-X300シリーズは、ベースモデルであるMA-X300、ベースモデルにLTE通信モジュールを搭載したモデルであるMA-X320/L、ベースモデルにLTE通信モジュールとインタフェースを拡充(接点入出力、外部給電出力、アナログ入力)したモデルであるMA-X320/LADの3機種をラインナップします。

 

■MA-X300(ベースモデル)

FutureNet MA-X300(ベースモデル)

【標準インタフェース】
・ Ethernet(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T) ×2
・ RS-232 ×1
・ RS-485 ×1
・ SDカードスロット ×1
・ USB(2.0)ポート ×1
・ 接点入力 2CH
・ 接点出力 1CH

■MA-X320/L(マルチキャリアLTE通信モジュール)

FutureNet MA-X320/L(マルチキャリアLTE通信モジュール)

● 標準インタフェース
● マルチキャリアLTE通信モジュール

■MA-X320/LAD(マルチキャリアLTE通信モジュール、インタフェース拡充)

FutureNet MA-X320/LAD(マルチキャリアLTE通信モジュール、インタフェース拡充)

● 標準インタフェース
● マルチキャリアLTE通信モジュール
● インタフェース拡充
・ 接点入力 24CH(合計26CH)
・ 接点出力 8CH(合計9CH)
・ 外部給電出力
・ アナログ入力 8CH

多様な入力インタフェース(Ether、RS-232、RS-485、接点入力、アナログ入力)から取得したデータを、LTE経由でクラウドに送信するIoTゲートウェイとしての使い方はもちろん、ポートフォワードやWireGuard VPN機能を標準搭載していますので、リモートアクセス用のルータとしての利用も可能です。

 

特徴

● 64bit デュアルコアCPU搭載
● サブマイコン搭載
● 多様なインタフェースを標準で搭載
● 瞬時停電バックアップ機能
● 入力電圧監視機能
● DC9V ~ 36V 対応
● マルチキャリア / LTE Cat.4(MA-X320/L、MA-X320/LAD)
● eSIMの搭載が可能で、外部SIMとのデュアルSIMが可能(MA-X320/L、MA-X320/LAD)
● 利用用途に合わせてインタフェースを拡充(MA-X320/LAD)

 

マルチキャリアLTE通信モジュールを搭載した機種との比較

 

製品名
製品の位置づけ
MA-S110/L、MA-S120/L
省電力モデル
MA-E350/L
省電力モデル
MA-X320/L
最上位モデル
CPU 32bit
500MHz
32bit
1GHz
64bit デュアルコア
1GHz
OS Kernel 5.4系
Ubuntu 20.04LTS
Kernel 4.19系
Ubuntu 20.04LTS
Kernel 5.10系
Ubuntu 22.04LTS
メモリ eMMC NAND
FLASH:5GB
DRAM:512MB
NAND
FLASH:256MB
DRAM:512MB
eMMC NAND
FLASH:10GB
DRAM:2GB
サブマイコン
※FeRAM内蔵
瞬時停電
バックアップ
機能

※1
入力電圧
監視機能
DC入力電圧 DC9~36V DC12V±10% DC9~36V
LTE Cat.4
※2
Cat.4 Cat.4
eSIM利用可
Ether 1ポート
10/100
2ポート
10/100/1000
2ポート
10/100/1000
RS-232 1 1 1
RS-485 1 1
接点入力 4 2
接点出力 2 1
USB 1 1
SDカード
スロット
1 1 1

※1 MA-S110は、オプションのキャパシタ実装で対応可能
※2 MA-S110は、Cat.1のLTE通信モジュール

 

現在販売中のMA-S1xxシリーズとMA-X300シリーズを合わせたより柔軟な機器選択が可能

 

現在販売中のMA-S1xxシリーズとMA-X300シリーズを合わせたより柔軟な機器選択が可能

 

MA-X300シリーズのインタフェース

 

MA-X300シリーズのインタフェース

 

SORACOMブート機能

SORACOMのプラットフォームサービスを利用して、MA-X300シリーズやMA-S1xxシリーズのファームウェア更新、設定情報の更新、任意ファイルの自動取得をおこなうことができます。

国内だけではなく、海外にMA-X300シリーズやMA-S1xxシリーズを展開する際には、現場でパソコンを使った設定作業を行うことなく、DIPスイッチの操作だけでファームウェア更新や設定情報の更新をおこなうことができます。

※2022年11月以降MA-S1xxシリーズでこの機能は提供されます

 

■SORACOMブート機能を利用した手順

① MA-X300シリーズのDIPスイッチを変更する。
MA-X300シリーズのDIPスイッチを変更する

② MA-X300シリーズにSORACOM SIMを挿入して電源を投入する。

③ MA-X300シリーズはSORACOM回線に接続してファームウェア更新と設定ファイル更新(もしくは、ファームウェア更新のみや設定ファイル更新のみ)を自動でおこなう。
※何を更新するのかはあらかじめSORACOM Harvest Filesに保存、設定しておく。

④ MA-X300シリーズのシャットダウンを自動でおこなう。

⑤ MA-X300シリーズのDIPスイッチを元に戻す。

⑥ MA-X300シリーズの電源を投入する。

⑦ MA-X300シリーズは更新したファームウェア、設定ファイルで起動する。

 

■MA-X300シリーズとSORACOMの通信イメージ

MA-X300シリーズとSORACOMの通信イメージ

 

株式会社ソラコムからのエンドースメント

センチュリー・システムズ様のIoTゲートウェイにおける、SORACOMブート機能の搭載を心から歓迎します。
IoT活用シーンの拡大とともに、設置済みのIoTデバイスの管理の重要度が高まっています。
新機能では、SORACOMとの連携により、簡単な操作でIoTゲートウェイの最新ファームウェアや設定ファイルのリモート配布と管理を可能にします。
これにより、お客さまは運用にかかる手間を削減しながら、柔軟かつ安全なシステム運用を実現できます。
センチュリー・システムズ様の日本と海外で多くの認証を取得しているIoTゲートウェイとSORACOMの連携が、多くのIoT活用プロジェクトの推進をサポートすると確信しています。

株式会社ソラコム 代表取締役社長 玉川 憲

 

今後検討のモデル展開

MA-X300シリーズの今後の展開として下記を搭載したモデルを検討しています。
● PoEモデル
● 無線LANモデル
● SSD搭載モデル
● GoogleTPU搭載モデル

 

価格、販売等

■MA-X300
◇価格:オープンプライス
◇販売開始:2023 年 以降出荷開始

■MA-X320/L
◇価格:オープンプライス
◇販売開始:2023 年 以降出荷開始

■MA-X320/LAD
◇価格:オープンプライス
◇販売開始:2023 年 以降出荷開始

■オプション製品
●温度拡張版ACアダプタ
●SDメモリカード
●壁掛け金具
●DINレールキット
●LTEアンテナ

アンテナについては用途に応じて複数のアンテナをラインナップしています。
詳細はこちらをご参照下さい。

 

センチュリー・システムズ株式会社について

センチュリー・システムズは、エンタープライズから組み込み、IoT/M2Mシステム開発等ネットワーク分野を中心に、ハードとソフトの開発をおこなう開発会社です。FutureNet®ブランドでの自社製品の提供を中心として、製品のカスタマイズや新規開発を含む受託開発、OEM提供、ASP・クラウドサービス (WarpLink®)の提供をおこなっています。受託開発ではM2M、センサーネットワーク、遠隔監視制御、高信頼ネットワーク、専用ゲートウェイなどの装置/システム開発や通信プロトコルのライセンス提供などで幅広い実績を持っています。

  • ・会社名 : センチュリー・システムズ株式会社
  • ・所在地 : 東京都武蔵野市境1-15-14 宍戸ビル
  • ・代表者 : 代表取締役 田中 邁
  • ・事業内容: ネットワーク製品ブランド FutureNetシリーズの開発・販売、製品のカスタマイズ、OEM提供、IoT/M2Mシステム開発、受託開発、コンサルティング、ASP・クラウドサービス

● お問い合せ先
本件に関するご質問、お問い合わせは弊社営業部までお願いします。
なお、ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。

  • 電話 0422-37-8112 FAX 0422-55-3373
  • 電子メール press-release@centurysys.co.jp
  • ホームページ https://www.centurysys.co.jp/

以上、新製品の紹介とさせて頂きます。何卒よろしくお取り計らいの程、お願い申し上げます。

 

  • ※「FutureNet®」、「WarpLink®」 はセンチュリー・システムズ株式会社の登録商標です。
    ※その他、文中の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標、サービス名称です。

 

製品情報

ルータ
センター向けVPNルータ
大規模センタ向けモデル
中規模センタ向けモデル
拠点向けVPNルータ
10Gイーサネット / 5G 対応モデル
ハイスペックモデル
耐環境性能強化モデル
IoT向け小型モデル
デュアルSIMモデル
デュアル通信モジュール搭載モデル
省電力モデル
防水防塵/PoE/デュアルSIMモデル
仮想ソフトウェアルータ
リモート管理サーバ
セキュリティアプライアンス
FutureNet RAシリーズ
Linuxマイクロアプライアンスサーバ
FutureNet MA-X300シリーズ
ベースモデル
(Ether,RS-232/485,DIO,USB,SD)
+ LTE
+ LTE/アナログ入力/DIO拡張
+ 海外対応LTE
+ PoE/SSD
FutureNet MA-E300シリーズ
ベースモデル(Ether,RS-232,USB,SD)
+ RS-485変更
+ RS-232拡張/RS-485/DIO
+ SSD
+ 音声入出力/DIO
+ LTE
+ LTE/RS-485変更
+ LTE/RS-485/DIO
+ LTE/RS-485/アナログ入力/DIO
+ LTE/無線LAN
+ LTE/音声入出力/DIO
+ 海外対応LTE/RS-485
+ 海外対応LTE/RS-485
       /アナログ入力/DIO
FutureNet MA-S120シリーズ
ベースモデル
(Ether,RS-232/485,DIO,SD)
+ 無線LAN/BLE
+ Wi-Fi HaLow
+ アナログ入力
+ 海外対応LTE/アナログ入力
+ USB
+ CAN
+ バッテリー
+ バッテリー/アナログ入力
FutureNet MA-S110シリーズ
ベースモデル
(Ether,RS-232/485,DIO,SD)
+ 無線LAN/BLE
+ アナログ入力
+ USB
FutureNet MA-Pシリーズ
防水防塵,PoE,RS-485,DIO,SD,
デュアルSIM
FutureNet MA-E400シリーズ
デュアルコアCPU
産業用ルータ
シリアル変換機能搭載モデル
耐環境性強化/小型モデル
プロトコル変換器
FutureNet FAシリーズ
FutureNet XIOシリーズ
産業用PoEスイッチ/電源コントローラ
産業用PoEインジェクタ―
産業用PoEスイッチ
産業用電源コントローラ
FL-net製品
FutureNet FL-PCIシリーズ
接点・IP告知システム
全国瞬時警報システム一体型受信機
オプション
データ記録用装置
電源アダプタ
アンテナ
開発用品
変換コネクタ
アクセサリ
ソフトウェア
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