FutureNet DS-140/Cは、複数のネットワーク対応監視カメラの画像を同時に録画、管理するための専用装置です。監視カメラの映像をスケジュールにしたがって、または指定した条件に応じて内蔵の大容量ハードディスクに録画し、必要に応じて検索、再生、ダウンロードできるよう管理します。装置の設定をはじめ、検索や再生、ダウンロード等の操作はすべてパソコン上のWebブラウザから簡単におこなえます。
FutureNet DS-140/Cは、ホットプラグ対応のRAID装置に400GBの3.5"ハードディスクを4台搭載しています。ハードディスクとのインタフェースにはシリアルATAを採用し、高速なディスクアクセスを実現します。複数のネットワークカメラから各々3コマ/秒で送られる画像データ（JPEG形式）を同時 に録画・保存する性能を備えています。保存した画像データはインデックスをデータベースで管理するため、高速に検索、抽出できます。

●最大1.6TBのハードディスクを利用可能

標準で4台（最大）のハードディスク（400GB）を搭載しています。（最大1.6TB）

●ホットプラグ対応のRAID装置。ハードディスクのSMART機能との連動

確実に録画データを記録・保存するために、4台のハードディスクをホットプラグ対応のRAIDを組んで構成しており、万一ハードディスクが故障しても、シ ステム電源を落とすことなくハードディスク交換作業を行うことが可能です。また、機器をネットワークで監視しているので、本体はもちろん接続しているネッ トワークカメラの状態も把握することができ、故障時にいち早く対応することが可能です。さらに、ハードディスクのSMART機能と連動することで、ハード ディスクの故障を事前に察知し、SNMP等の手段で通知する機能を搭載しています。

●セキュリティロック、遠隔監視機能などセキュリティに配慮

本体のハードディスクは専用の鍵がないと本体から取り出すことができません。また、録画状態やシステムの運用状況をログとして残すことが可能です。また、SNMPトラップによるリモート監視機能も備えています。

●親子連携による拡張性

FutureNet DS-140/Cを複数設置し、HDD容量の増設が容易に実現できます。また複数台にまたがった録画データであっても、親機にアクセスすることで、どこに保存されているデータであるかを意識することなく検索することが可能です。

●監視カメラの映像をスケジュール指定、イベント指定、センサーとの連動またはその組み合わせで録画可能

DS-140/Cでは録画する時間帯をスケジュールに登録できます。また、監視中に指定したイベントが発生したときだけフレームレートを上げて録画するイ ベント指定も可能です。さらにモーションセンサーと連動させて監視中に動きがあったときだけ録画するといった設定も可能です。

●監視カメラが捉えた映像をJPEGの静止画として

録画した映像の各コマは証拠能力のあるJPEGの静止画像です。この画像を動画として再生可能です。　

●メーカの異なるネットワークカメラを接続し、同時に録画可能/カメラ毎に監視方法を設定可能

パナソニック・AXIS・東芝製などの異なる機種をサポートしており、用途や、目的に応じてカメラの機種を選択可能で、かつネットワークカメラの増設も簡 単に行うことができます。また、設置場所に応じ、カメラ毎に監視方法の設定ができます。モンションセンサーと連動させ、監視中に動きがあったときだけ録画 と言ったイベント設定も可能です。

例）セキュリティの厳重な部屋は録画間隔を短く高画質で、夜間の出入りのみ監視したい場合には夜間の時間帯のみの録画設定を行う等、複数の設定の組合せが可能です。（上図）

●コスト・運用の手間を削減

本製品は、専用設計のアプライアンスで、リーズナブルな価格・大容量を実現します。リアルタイム画像の閲覧がパソコンのブラウザを使って同時に4分割、または9分割に並べて表示可能。複数の監視カメラ映像を一括管理でき、拠点が多くなっても比較的運用・管理が簡単です。

●高速な検索、抽出が可能

録画したデータのインデックス情報は本製品内蔵のデータベース で管理されるため、録画データを高速に検索、抽出可能です。また抽出したデータはサムネイル表示 されるため、直感的で分かりやすい操作性を実現しています。