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NXR,WXRシリーズ

CMS-1300編

9. ゼロコンフィグの利用

9-2. ゼロコンフィグの利用(running-configへの設定コピー)

CMS-1300と一部NXRシリーズの組み合わせでは、ゼロコンフィグ(※)を利用することができます。
※ゼロコンフィグとは、NXRシリーズがCMS-1300への接続後、自動で設定情報を取得する機能です。

この例では、CMS-1300より取得した設定をrunning-configにコピーします。

 

【対象機種】NXR-160/LW,NXR-G200シリーズ(2020/11現在)
最新の対応状況は、各製品の更新履歴やユーザーズガイドをご確認ください。

 

【 設定例 】

※下記設定以外にCMS-1300にアクセスするためのWAN回線等の設定が必要になります。

(config)#management-server
(config-cms)#server [CMS-1300のIPアドレス]
(config-cms-server)#exit-server
(config-cms)#tenant-code [テナントコード]
(config-cms)#exit
(config)#system boot config copy cms config

 

1. <management-server設定>
(config)#management-server
(config-cms)#server [CMS-1300のIPアドレス]

接続するCMS-1300のIPアドレスを設定します。

(config-cms)#tenant-code [テナントコード]

テナントコードを設定します。

 

2. <system boot config設定>
(config)#system boot config copy cms config

機器起動後、CMS-1300上に登録しているコンフィグファイルをダウンロードし、設定を更新します。この例では設定をrunning-configにコピーします。なおrunning-configにコピーする場合、設定の反映時に機器の再起動は発生しません。
(☞) running-configへコピーした場合、機器の電源をOFFすることでコピーした設定は失われます。running-configへコピーしつつ、設定を保存する場合はconfig-and-saveオプションを指定します。なおstartup-configオプションについてはこちらをご参照ください。

 

【 補足 】

一部NXRシリーズでは、工場出荷状態の初期コンフィグや通常運用時のコンフィグ(running-config/startup-config)とは別に、ユーザやISPが自由に定義できる初期コンフィグ(flash-initial-config)領域を持つことができます。この初期コンフィグ領域は、通常の初期化では削除されず、明示的に消去しない限り消えない領域となります。そのため、ISPが提供するサービス専用のコンフィグの初期出荷値として利用することができます。

  • flash-initial-config対応機種:NXR-650,NXR-530,NXR-160/LW,NXR-G180/L-CA,NXR-G200シリーズ,NXR-G110シリーズ(2020/11現在)
    (☞) NXR-G100シリーズのISP向けの初期Config領域は、USBメモリやSDカードといった外部ストレージを挿入することで利用可能です。

 

【 利用例 】

ここでは、flash-initial-configを使用してゼロコンフィグを実現する利用例を紹介します。

  1. CMS-1300にゼロコンフィグを利用するNXRの機器情報とNXRの運用コンフィグを登録します。またデフォルトコンフィグも指定します
    cms1300_zeroconf_usage-example_1
  2. NXRのflash-initial-configにCMS-1300へのアクセスおよびコンフィグファイル自動取得用の設定(初期コンフィグ)を保存します。
  3. NXRの電源投入・WAN回線に接続し、CMS-1300から運用コンフィグをダウンロードします。またCMS-1300で接続状況を確認します。
    cms1300_zeroconf_usage-example_running_3