FutureNet

NXR,VXRシリーズ

運用管理編

12. モニタログ設定

12-1. モニタログ設定(監視結果の保存)

モニタログとはネットイベント機能にあるPing/Ping6監視(拡張機能のみ)の結果やシステムリソース情報をモニタログファイルに保存する機能です。

 

【 設定例 】

<Ping監視結果の保存>

192.168.10.100へのPing監視結果をモニタログ機能で保存します。
(☞) モニタログの出力情報の見方についてはNXR,WXRシリーズのユーザーズガイド(CLI版)に記載されているモニタログの解説をご参照ください。

1. <拡張Ping監視設定>
(config)#track 2048 ip reachability
(config-track)#destination 192.168.10.100
(config-track)#netevent monitor-log-status

拡張Ping監視設定で宛先192.168.10.100を設定します。また監視結果をモニタログ機能で保存するよう設定します。

 

2. <モニタログ設定>
(config)#monitor-log
(config-monitor-log)#reachability disk0 threshold logsize 200 files 10

Ping/Ping6監視(拡張機能のみ)の結果をモニタログ機能で保存します。またバックアップはdisk0と認識された外部ストレージに保存します。なおこの設定例ではログファイルのサイズを200Kbyte、バックアップファイル数を10とします。

 

3. <指定した時刻にモニタログの定期バックアップを実行する>
(config)#schedule 1 4:00 sunday monitor-log reachability rotate

毎週日曜日4:00にモニタログ(Ping/Ping6監視)のローテートを行います。
(☞) 定期バックアップ以外にも監視ログ出力時に閾値のチェックを行います。チェックの結果、条件に達している場合はバックアップを行います。

 

<システムリソース監視結果の保存>

機器のシステムリソース情報を3分毎に監視し、結果をモニタログ機能で保存します。
(☞) モニタログの出力情報の見方についてはNXR,WXRシリーズのユーザーズガイド(CLI版)に記載されているモニタログの解説をご参照ください。

1. <モニタログ設定>
(config)#monitor-log
(config-monitor-log)#resource disk0 threshold logsize 200 files 10

システムリソース情報の結果をモニタログ機能で保存します。またバックアップはdisk0と認識された外部ストレージに保存します。なおこの設定例ではログファイルのサイズを200Kbyte、バックアップファイル数を10とします。

 

2. <指定した時刻にモニタログの定期バックアップを実行する>
(config)#schedule 1 5:00 sunday monitor-log resource rotate

毎週日曜日5:00にモニタログ(システムリソース監視)のローテートを行います。
(☞) 定期バックアップ以外にも監視ログ出力時に閾値のチェックを行います。チェックの結果、条件に達している場合はバックアップを行います。