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NXR,VXRシリーズ

運用管理編

5. シスログ設定

5-2. シスログサーバへの転送

シスログは本体内(ローカル)、外部ストレージ、シスログサーバに出力することができます。ここではCLI(コマンドラインインタフェース)を利用して、シスログをシスログサーバに転送する方法について説明します。

 

コンテンツ
設定例 補足

 

【 設定例 】

<指定したシスログサーバにログを出力する>
(config)#syslog
(config-syslog)#server 192.168.10.100

シスログをシスログサーバ(192.168.10.100)に転送します。

 

【 補足 】

 

<送信元IPアドレス指定>
(config-syslog)#server 192.168.10.100 source 192.168.10.1

通常出力インタフェースのIPアドレスを送信元IPアドレスとしますが、冗長化している場合など送信元IPアドレスを固定したい場合に指定します。

 

<転送失敗時の再送>

シスログサーバへの転送が失敗した場合は、再送キューに蓄積し60秒後に再送します。以降60秒毎に再送を試行し、シスログサーバへの転送が成功すると、再送キューをクリアします。この場合のタイムスタンプはサーバへの送信時刻ではなく、最初にシスログを送信しようとした際の時刻になります。なお、蓄積可能なメッセージキューの長さは1000件です。