FutureNet
NXR,VXRシリーズ
運用管理編
5. シスログ設定
5-7. 機器再起動時のシスログバックアップ
シスログは通常ファームウェアの更新やrestartコマンドによる機器再起動などを行うと消去されますが、再起動時にシスログを外部ストレージや内蔵フラッシュに保存することができます。これにより再起動後も再起動前のログを確認することができます。
ただし、以下のような場合にはバックアップの取得はできません。
- 電源ケーブルの抜き差しによる電源のOFF/ON
- 停電による電源のOFF/ON
- 予期しないシステムのハングアップ等に伴う機器再起動時
【 対応機種 】
NXR-650,NXR-610Xシリーズ,NXR-530,NXR-160/LW,NXR-G200シリーズ,NXR-G180/L-CA,NXR-G120シリーズ,NXR-G110シリーズ,NXR-G100シリーズ,NXR-G050シリーズ,VXR-x64(2023/8現在)
最新の対応状況は、各製品の更新履歴やユーザーズガイドをご確認ください。
【 設定例 】
<機器再起動時シスログを外部ストレージに保存する>
(config)#syslog
(config-syslog)#auto-rotate enable
(config-syslog)#rotate disk0 threshold files 5
(config-syslog)#auto-rotate enable
(config-syslog)#rotate disk0 threshold files 5
機器再起動時にdisk0と認識された外部ストレージにシスログをバックアップします。なお、この設定例ではバックアップファイル数を5とします。
(☞) シスログはサイズに関係なくバックアップされます。よって、threshold logsizeの設定値は無視されます。
<機器再起動時シスログを内蔵フラッシュに保存する>
(config)#syslog
(config-syslog)#auto-rotate enable
(config-syslog)#rotate flash1 threshold files 5
(config-syslog)#auto-rotate enable
(config-syslog)#rotate flash1 threshold files 5
機器再起動時に内蔵フラッシュにシスログをバックアップします。なお、この設定例ではバックアップファイル数を5とします。
(☞) シスログはサイズに関係なくバックアップされます。よって、threshold logsizeの設定値は無視されます。
(☞) 1時間に1回程度の書き込みを想定した場合、約5年以上書き込み可能です。
目次
更新情報
→ 一覧へカテゴリ
タグ
- CRG
- DDNS
- DHCP
- DNAT
- DNSインターセプト
- Ethernet
- IIJモバイル
- IKE Modeconfig
- IKEv2 Configuration Payload
- IPinIP
- IPoE
- IPv6
- KDDI
- L2TPv3
- MAP-E
- NGN
- NTTドコモ
- PBR
- Policy Based IPsec
- PPP
- PPPoE
- QoS
- RADIUS連携
- RAシリーズ
- Route Based IPsec
- SMS
- SNAT
- SoftBank
- UPnP
- URL転送
- VLAN
- VRRP
- Web認証
- WiMAX
- コンフィグロールバック
- ネットイベント
- フィルタ
- ブリッジ
- モニタログ
- ワイモバイル
- 仮想スイッチ
- 冗長化
- 無線LAN