FutureNet
NXR,VXRシリーズ
運用管理編
8. メール送信設定
8-9. STARTTLSでのメール送信設定
STARTTLSを利用してメール送信を行う設定例です。この例ではPPP接続/切断のメール送信時にSTARTTLSを利用します。なお補足にGmailを利用した場合の設定例を掲載しています。
【 対象機種 】
NXR-650,NXR-610Xシリーズ,NXR-530,NXR-160/LW,NXR-G180/L-CA,NXR-G200シリーズ,NXR-G110シリーズ,NXR-G050シリーズ(2022/1現在)
最新の対応状況は、各製品の更新履歴やユーザーズガイドをご確認ください。
【 設定例 】
1. <メールサーバ設定>
メールサーバ番号を指定します。
SMTPサーバの認証方式を設定します。
SMTPサーバを設定します。
(☞) SSLトンネルを利用するためlocalhostを設定します。
SMTPのポート番号を設定します。
(☞) SSLトンネルのlisten address設定で指定するポート番号と同一の値を設定します。
SMTPサーバの認証用IDとパスワードを設定します。
2. <SSLトンネル設定>
SSLトンネル1を設定します。
プロトコルとしてSMTPを指定します。
STARTTLSで利用するSMTPサーバおよびポート番号を設定します。
(☞) STARTTLSでは25番や587番ポートが使用されます。なお他に指定されているポート番号がある場合はそちらを設定して下さい。
SSL化するパケットを受信するアドレスおよびポート番号を設定します。
(☞) 以下のTCPポート番号を設定することはできません。
9696, 4001, 4002, 2600, 3001
3. <PPPインタフェース設定>
PPPインタフェースを設定します。
メールサーバとして先ほど設定したメールサーバ1を設定します。
宛先メールアドレスを設定します。
送信元メールアドレスを設定します。
【 補足 】
以下はGmailを利用してメール送信を行う設定例になります。
(config-mail-server)#server authentication smtp-auth-login
(config-mail-server)#server smtp address localhost
(config-mail-server)#server smtp port 5000
(config-mail-server)#username [Gmailアドレス] password [Gmailアドレス用パスワード]
(config-mail-server)#exit
(config)#ssl tunnel 1
(config-ssl-tunnel)#set protocol smtp
(config-ssl-tunnel)#remote address ip smtp.gmail.com port 587
(config-ssl-tunnel)#listen address ip localhost port 5000
(config-ssl-tunnel)#exit
(config)#interface ppp [インタフェースナンバ]
(config-ppp)#mail send server 1
(config-ppp)#mail send to [宛先メールアドレス]
(config-ppp)#mail send from [Gmailアドレス]
(config-ppp)#exit
PPP/PPPoE設定についてはWANインタフェース編をご参照下さい。
PPP接続/切断時のメール送信設定については8-1. PPP接続/切断時のメール送信設定も参考になります。
目次
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