FutureNet

NXR,WXRシリーズ

運用管理編

8. メール送信設定

8-2. ログメール送信設定

ログメール送信機能は、指定した文字列が含まれているシスログが出力された場合、そのログを指定した宛先にメールで送信することができます。

 

【 構成図 】

fnw_om_mail_02

  • 「scheduler:」をキーワードとし、NXR-G100シリーズのファームウェア更新状況をチェックし、結果をメールで送信するように設定します。
    (☞) ファームウェアの更新状況のみメールで送信しますので、更新も合わせて行う場合は別途スケジュール設定を追加する必要があります。
    (☞) ログメール機能は、NXR-G100シリーズ以外のNXRシリーズでも利用することができます。

 

【 設定データ 】

設定項目 設定内容
LAN側インタフェース ethernet0のIP アドレス 192.168.10.1/24
WAN側インタフェース PPPoEクライアント(ethernet1) ppp0
ppp0のIPアドレス 動的IPアドレス
IPマスカレード 有効
SPIフィルタ 有効
MSS自動調整 オート
ISP接続用ユーザID test1@example.jp
ISP接続用パスワード test1pass
スタティックルート 宛先IPアドレス 0.0.0.0/0
ゲートウェイ(インタフェース) ppp0
シスログ シスログサービス 有効
メール送信機能 有効
メール送信 認証方式 smtp-auth-login
SMTPサーバ smtp.example.jp
SMTPポート番号 587
ユーザ名 nxr
パスワード testpass
送信元メールアドレス nxr@example.jp
宛先メールアドレス admin@example.jp
件名 Firmware Check
指定文字列 scheduler:
スケジュール 毎週月曜日9:00にファームウェア更新状況を確認
LED status2 ppp0アップ時点灯
DNS サービス 有効
FastFowarding 有効

【 設定例 】

nxrg100#configure terminal
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
nxrg100(config)#interface ethernet 0
nxrg100(config-if)#ip address 192.168.10.1/24
nxrg100(config-if)#exit
nxrg100(config)#ip route 0.0.0.0/0 ppp 0
nxrg100(config)#ppp account username test1@example.jp password test1pass
nxrg100(config)#interface ppp 0
nxrg100(config-ppp)#ip address negotiated
nxrg100(config-ppp)#ip masquerade
nxrg100(config-ppp)#ip spi-filter
nxrg100(config-ppp)#ip tcp adjust-mss auto
nxrg100(config-ppp)#ppp username test1@example.jp
nxrg100(config-ppp)#exit
nxrg100(config)#interface ethernet 1
nxrg100(config-if)#no ip address
nxrg100(config-if)#pppoe-client ppp 0
nxrg100(config-if)#exit
nxrg100(config)#system led status 2 interface ppp 0
nxrg100(config)#dns
nxrg100(config-dns)#service enable
nxrg100(config-dns)#exit
nxrg100(config)#syslog
nxrg100(config-syslog)#local enable
nxrg100(config-syslog)#mail send enable
nxrg100(config-syslog)#mail server authentication smtp-auth-login
nxrg100(config-syslog)#mail server smtp address smtp.example.jp
nxrg100(config-syslog)#mail server smtp port 587
nxrg100(config-syslog)#mail server username nxr password testpass
nxrg100(config-syslog)#mail to admin@example.jp
nxrg100(config-syslog)#mail from nxr@example.jp
nxrg100(config-syslog)#mail subject Firmware Check
nxrg100(config-syslog)#mail strings 1 scheduler:
nxrg100(config-syslog)#exit
nxrg100(config)#schedule 1 9:00 monday firmware check official
nxrg100(config)#fast-forwarding enable
nxrg100(config)#exit
nxrg100#save config

【 設定例解説 】

1. <LAN側(ethernet0)インタフェース設定>
nxrg100(config)#interface ethernet 0
nxrg100(config-if)#ip address 192.168.10.1/24

ethernet0インタフェースのIPアドレスを設定します。

 

2. <スタティックルート設定>
nxrg100(config)#ip route 0.0.0.0/0 ppp 0

デフォルトルートを設定します。

 

3. <PPPアカウント設定>
nxrg100(config)#ppp account username test1@example.jp password test1pass 

ppp0インタフェースで使用するISP接続用ユーザID,パスワードを設定します。
(☞) ここで設定したアカウントはppp0インタフェースの設定で利用します。

 

4. <WAN側(ppp0)インタフェース設定>
nxrg100(config)#interface ppp 0
nxrg100(config-ppp)#ip address negotiated

ppp0インタフェースのIPアドレスが動的IPアドレスの場合は、negotiatedを設定します。

nxrg100(config-ppp)#ip masquerade
nxrg100(config-ppp)#ip spi-filter
nxrg100(config-ppp)#ip tcp adjust-mss auto

IPマスカレード、ステートフルパケットインスペクションを有効に設定します。また、TCP MSSの調整機能をオートに設定します。

nxrg100(config-ppp)#ppp username test1@example.jp

ISP接続用ユーザIDを設定します。

 

5. <ethernet1インタフェース設定>
nxrg100(config)#interface ethernet 1
nxrg100(config-if)#no ip address
nxrg100(config-if)#pppoe-client ppp 0

PPPoEクライアントとしてppp0インタフェースを使用できるように設定します。

 

6. <システムLED設定>
nxrg100(config)#system led status 2 interface ppp 0

ppp0インタフェースのアップ/ダウンをSTATUS LED2で表示するように設定します。

 

7. <DNS設定>
nxrg100(config)#dns
nxrg100(config-dns)#service enable

DNSサービスを有効にします。

 

8. <シスログ設定>
nxrg100(config)#syslog
nxrg100(config-syslog)#local enable

シスログをローカル出力します。

nxrg100(config-syslog)#mail send enable

ログメール送信を有効にします。

nxrg100(config-syslog)#mail server authentication smtp-auth-login

SMTPサーバの認証方式を設定します。

nxrg100(config-syslog)#mail server smtp address smtp.example.jp

SMTPサーバを設定します。

nxrg100(config-syslog)#mail server smtp port 587

SMTPのポート番号を設定します。
(☞) サブミッションポートの利用を想定し、587番ポートを設定します。

nxrg100(config-syslog)#mail server username nxr password testpass

SMTPサーバの認証用IDとパスワードを設定します。

nxrg100(config-syslog)#mail to admin@example.jp

宛先メールアドレスを設定します。

nxrg100(config-syslog)#mail from nxr@example.jp

送信元メールアドレスを設定します。

nxrg100(config-syslog)#mail subject Firmware Check

メールの件名を設定します。

nxrg100(config-syslog)#mail strings 1 scheduler:

ログメールで送信したい文字列を設定します。

 

9. <シスログ設定>
nxrg100(config)#schedule 1 9:00 monday firmware check official

毎週月曜日9:00に弊社ホームページに最新のファームウェアがあるか確認するように設定します。
(☞) この設定は、ファームウェアの更新状況のみ確認する設定です。更新を行う場合は別途スケジュール設定を追加する必要があります。設定方法は、4-6. ファームウェアの更新を自動化するをご参照ください。

 

10. <ファストフォワーディングの有効化>
nxrg100(config)#fast-forwarding enable

ファストフォワーディングを有効にします。ファストフォワーディングを設定することによりパケット転送の高速化を行うことができます。
(☞) ファストフォワーディングの詳細および利用時の制約については、NXR,WXRシリーズのユーザーズガイド(CLI版)に記載されているファストフォワーディングの解説をご参照ください。

 

【 端末の設定例 】

端末
IP アドレス 192.168.10.100
サブネットマスク 255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ 192.168.10.1
DNS サーバ