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FutureNet AS-250/NL 技術情報 ()

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イーサネットポートはいくつありますか?
4ポート(100BASE-TX/10BASE-T)のスイッチングハブを備えています。小規模の拠点であればAS-250だけでネットワークを構成できます。
VLANには対応していますか?
VLANには対応しておりません。
イーサネット通信速度や全二重/半二重などの通信モードを変えることはできますか?
イーサネット通信モードオートネゴシエーションになってます。電源投入時、通信相手と互いにやりとりを行い通信速度と全二重/半二重モードを自動的に決定します。イーサネットのオートネゴシエーションに失敗した場合、10BaseT-Halfとして動作します。
AS-250にDHCPサーバとしての機能はありますか?
LAN上のDHCPクライアントに対してネットワークアドレスを配布するDHCPサーバとしての機能を持っています。
LAN上の機器はAS-250から時刻を取得できるでしょうか?
AS-250はモバイル網から取得した時刻を内部時計として管理しています。LAN側の機器からの時刻問い合わせがあると、AS-250自身がSNTPサーバとなって時刻を返します。モバイル通信を伴わないため、複数のLAN側機器が時刻合わせを行った場合も機器間の誤差を少なくできます。
モバイル回線通信速度を教えてください。
下り最大100Mbps(ベストエフォート)、上り最大50Mbps(ベストエフォート)の LTEサービスを使用できます。ただし、本装置の性能や、回線の状況によって回線速度の上限は上下とも6Mbps程度となります。また、利用する回線契約の内容によっても回線スピードの上限が制限されます。回線契約の内容についてもご確認下さい。
モバイルデータ通信を行う場合、センター側はどのようなネットワークを利用して接続すればいいですか?
株式会社NTTドコモが提供する閉域網サービス「ビジネスmoperaアクセスプレミアム Xiタイプ」(IP着信機能利用不可)・「ビジネスmoperaアクセスプレミアム FOMAタイプ」(IP着信機能利用可)やインターネット接続を利用できます。
AS-250を使って、拠点側からインターネット経由でセンターに接続することは可能でしょうか?
AS-250はインターネット接続環境を提供しています。モバイル回線を使って拠点側からインターネットにアクセスする、メールをする、本社やセンターにデータを送る/ダウンロードする、といった一般的なインターネット利用が可能です。ネットワーク回線の施工が不要なため、簡単にインターネット接続環境を配備/移設できます。また、拠点側から外部宛のパケットが発生した時だけ接続するため、従量制の料金プランを利用して通信費を抑えることができます。
インターネット経由での接続を行う場合どのような契約が必要ですか?
LTE回線契約および、インターネット接続プロバイダとの契約が必要です。NTTドコモLTE向けサービスおよび、MVNO各社のLTE向けサービスが利用できます。
WANのセンター側からAS-250へのIP着信は可能でしょうか?
本機の無線種別を3Gに固定に設定した上で、株式会社NTTドコモが提供する閉域網サービス「ビジネスmoperaアクセスプレミアム FOMAタイプ」を利用することにより、拠点→センター方向の接続に加え、センター → 拠点方向の着信も可能になります(ただし、省電力状態から運用状態への復帰はできません)。また、閉域網を利用するため、通信のセキュリティも確保できます。
WANのセンター側からAS-250へIP着信させる場合どのような設定が必要ですか?
本機の無線種別を3Gに固定に設定した上で、株式会社NTTドコモが提供する閉域網サービス「ビジネスmoperaアクセスプレミアム FOMAタイプ」の利用が必要です。また、発着信を行う接続先の登録が必要です。登録は最大5個できますが、着信できるのはあらかじめ指定したその中の1個の接続先だけです。ただし、省電力状態から運用状態への復帰はできません。
LAN上の複数の機器からWAN側のセンターへの同時アクセスは可能ですか?
AS-250は、複数のLAN機器からの同時アクセスを可能にするNAT/NAPTや、トンネルプロトコルの1つであるGREをサポートしています。PPP接続先が同じであれば複数のLAN機器からの同時アクセスが可能です。
LAN側からのパケットの宛先によって、自動的にAPNを選択して接続することはできますか?
AS-250には最大5つの接続先を登録できます。各接続先は、APN、認証情報、宛先ネットワーク、NAT/GREの区別などで構成されます。LAN側からのパケットを受信すると、その宛先ネットワークに応じた接続先を選択して該当するAPNに接続を行います。閉域網サービス、インターネット接続の混在も可能です。
AS-250のGREプロトコルとはどのようなものですか?
GRE(Generic Routing Encapsulation)はトンネルプロトコルの1つです。AS-250とセンター側ルータ間でトンネリングすることで、センター側と複数の機器間で通信が行えます。センター側にはFutureNet XR/NXRシリーズのルータを使うことを想定しています。LAN上の機器とセンター間のTCP/IP通信をNAT、GREのどちらで行うかはドメイン(接続先情報)毎に指定して使い分けることが可能です。
AS-250からはPPPリンクの切断はどのようなタイミングで行うのですか?
PPPリンクの切断要因としては、無通信監視タイマ、強制切断タイマ、LCPキープアライブ、SMSによる切断があり、運用状況によって使い分けます。また定時リスタートやWANキープアライブ機能、圏外監視機能などによる再起動や、省電力モード移行、網側の要因(工事、障害等)でも切断されます。
無通信監視タイマでPPPリンクを切断する場合、上りまたは下りパケットだけを指定して監視することは可能でしょうか?
上り/下りを個別に指定して監視することができます。初期値は上りIPパケットだけを監視する設定になっています。
パケット通信のデータ量を確認することはできますか?
モバイル通信量の月次報告機能や、あらかじめ定めた閾値に達するとSMSやメールによって通知する機能があります。このとき通知されるモバイル通信量はログにも残ります。ただしAS-250の通信量カウント値は、キャリアで課金される通信量と異なる場合がありますので参考値としてください。
AS-250のスタティックルートは最大いくつ登録可能でしょうか?
最大30経路です。
「WANキープアライブ」とはどのような機能ですか?
「WANキープアライブ」は、回線接続中にpingによる死活監視を行うものです。ping送信先は登録ドメイン(接続先情報)毎に1つ設定できます。無応答時は本装置を再起動したり、メールやSMSにより無応答発生を通知します。
回線交換を使って2台のAS-250同士の通信は可能でしょうか?
AS-250に内蔵している通信モジュールはパケット通信サービスのみに対応しています。回線交換型の通信には対応していないため、AS-250同士の通信は実現できません。
PPPリンクの接続ができない場合どのような原因が考えられますか?
以下のような原因が考えられます。
・電波の受信状態が悪い
・SIMカードが正しく挿入されていない
・SIMカードの使用にPINコードが必要
・接続先APN、ユーザ名、パスワード、PDPタイプ設定に間違いがある
・固定IP割り当て時の設定(IPCPで固定IPアドレスの指定が必要な場合もある)
詳しくはユーザーズガイドの接続確認をご参照ください。
パスワードが無しの接続先を登録する際に入力値エラーとなります。どうしたらいいでしょうか。
適当なダミーのパスワードを入力・設定し、動作をご確認ください。
機器に挿入するSIMカードのサイズを教えてください。
機器に挿入するSIMのサイズは標準サイズとなります。
PINコードの入力が必要なSIMは使えますか?
PINコードの入力が必要となるSIMは使えません。PINコードの入力を無効にした後、ご利用ください。
動作実績のあるMVNOのSIMを教えてください。
弊社で動作実績のあるMVNO SIMは以下のURLに掲載しております。
これ以外のSIMの動作に関しましては、申し訳ございませんがお客様でご確認をお願い致します。
http://www.centurysys.co.jp/m2msysdev/mvnosim/index.html/
※プライベートIPアドレスが割り当てられるプランではWarpLink DDNSサービスがご利用頂けませんのでご注意下さい。
3G専用のSIMは使えますか?
設定に以下のコマンドを追加することで、3G専用のSIMも使えます。(ファームウェア1.8.2以降)
module rat 3g
以下の設定例も参考にして下さい。
https://www.centurysys.co.jp/futurenet-tech-wiki/setting/setting-6010/
センター側からAS-250に対して、Ping、Telnet、ファームウェアバージョンアップなどを行うためには、そのためのNAT設定が必要ですか?
AS-250が工場出荷値の(NAT設定を何も行ってない)状態であればNAT設定は不要ですが、何等かのNAT設定を行うとAS-250自ノードにアクセスするためのNAT定義も必要になります。
LAN側にある複数の機器の同じTCPポート番号に対して、NATを使ってセンター側からアクセスする場合、どのようにすればいいですか?
AS-250はWAN側から受信したIPパケットをその宛先ポート番号によってLAN側機器に振り分ける機能(ポートフォワード機能)を備えていますが、その際にIPパケットの宛先ポート番号をLAN側機器のTCPポートに変換することができます。センターからアクセスする時のポート番号を機器毎に変えておき、AS-250側でこの変換機能を使ってポート番号を元に戻すことにより、同一のTCPポート番号にアクセスすることが可能です。
SMSで何ができますか?
SMSにより、PPPの接続/切断制御、入出力接点の制御、装置の再起動、装置状態や情報の読み出し、ログ情報などのメール送信要求、マジックパケット送信要求が行えます。またモバイル通信量や、WANキープアライブエラー発生をSMS通知させることができます。
SMSを使用するために何らかの回線契約が必要ですか?
SMSは、標準で提供される場合もありますが、回線サービスによってはオプションとして別途申し込みが必要な場合や、サービスの提供そのものがない場合もあります。SMSサービスをご利用になる場合は、あらかじめSIMカードを発行する回線サービス事業者にSMSが利用できることを確認して下さい。
使用しているSIM(回線契約)でSMSが使用できるか確認する方法はありますか?
TelnetでAS-250にログインし、コマンドラインから任意の文字列を携帯電話などに直接SMS送信することができます。送信相手の電話番号の登録等は不要です。この機能を使ってSMS受信が可能な携帯電話にメッセージが届かず、かつログに [ERROR] SMS send error が残る場合はSMSに対応していないと考えられます。ただしSMS受信できない電話番号に送信した場合も同様のログが残りますのでご注意ください。
AS-250は誰からのSMSも全て受信するのですか?
SMSはどの相手からも受信します。ただし、コマンドとして受け付けることができる相手は、設定で許可した電話番号だけになります。
動的IPアドレスが付与される回線サービスを利用している場合、AS-250に割り当てられたIPアドレスをその都度通知する機能はありますか?
PPP接続成功時、下記の方法で割り当てられたIPアドレスを通知することができます。
・Eメールで指定したメールアドレスに通知
・HTTP POSTリクエストで指定した外部HTTPサーバへ通知
・SYSLOG転送により指定したSYSLOGサーバへログ出力
AS-250がPPP接続して割り当てられたIPアドレスをSMSで確認することは可能ですか?
SMSでPPP接続を要求した場合は、そのレスポンスとして割り当てられたIPアドレスが通知されます。また、SMSでPPP状態の取得を要求した場合にも、そのレスポンスとして接続中のIPアドレスが通知されます。
メール機能により何ができますか?
PPP接続成功時に接続先や取得したグローバルIPアドレスを通知します。また入力接点の変化の通知、モバイル通信量の通知、装置の設定内容の通知、ログ情報の通知、全内部情報の通知、WANキープアライブ失敗の通知をメール送信することができます。
イベント毎にメールを送信する宛先を変更することはできますか?
最大5つのイベントに対してメールを送信することができます。各イベント毎に利用するメールサーバやメールの宛先を変更することも可能です。各イベント毎のメールの宛先は最大6つまで設定できます。
イベント毎にメールの件名や本文を変更することはできますか?
可能です。イベント毎にメールの件名や本文に追加する文章を設定できます。設定しない場合はデフォルトの件名、本文で送信されます。また、件名や本文にはテンプレートを利用することもできます。
メールの件名に文字数の制限はありますでしょうか?
最大で127バイトの件名を設定することができます。また、UTF-8で日本語を入力できます。すべて全角文字の場合、42文字までとなります。
メールの本文に追加する文章に文字数の制限はありますでしょうか?
最大で255バイトの文章を本文に追加することができます。また、UTF-8で日本語を入力できます。すべて全角文字の場合、85文字までとなります。
AS-250はどのような条件で省電力モードになりますか?
省電力機能を有効にして、外部との通信がない状態が一定時間続くと自動的に省電力状態に移行します。一定時間の値はアイドルタイマで設定できます。また、standbyコマンドで強制的に省電力モードへ移行させることもできます。
AS-250が省電力状態になっているとき、AS-250のHUBを介してLAN装置どうしの通信は可能ですか?
省電力状態ではLAN側の機能は停止しており、LAN装置同士の通信はできません。
AS-250はどのようにすると省電力状態から復帰しますか?
SMS着信、接点入力の変化、RS-232のDSR信号の変化、スケジュールを省電力状態からの復帰要因として設定できます。
AS-250の省電力モードとはどのような状態ですか?
省電力モードは一部機能を残して動作を停止し消費電力を抑えるモードです。省電力モードには「省電力モード」と「省電力モード2」の2つがあります。両者の違いは省電力状態中にスケジュール機能を働かせるかどうかです。「省電力モード」ではスケジュールと省電力機能の併用はできませんが,「省電力モード2」では省電力状態中でもスケジュール機能が働きます。AS-250がどちらのモードに対応しているかは、Telnetコマンドラインから"show product"コマンドによって確認することができます。PSMode2の表示が"Supported"であれば「省電力モード2」対応です。
入力接点はどのように利用できるのですか?
入力接点がOFFからONになったとき、AS-250を省電力状態から起動させたり、また接点の変化をSMSやメールにより通知することが可能です。
出力接点はどのように利用できますか?
SMS、Telnetやスケジュール機能でのdoコマンド実行で出力制御を行えます。また、運用モード移行時や省電力モード移行時の接点出力値をあらかじめ設定しておくことができます。これによりAS-250の動作状態を外部で検知することが可能です。
AS-250のシリアル変換機能を使う場合、RS-232インタフェースに接続するシリアル装置側で何らかの準備が必要ですか?
AS-250がPPP発着信、プロトコル変換を行いますので、シリアル装置側に特別な準備は必要ありません。データ抜け防止のためRS-232通信にはRTS/CTSフロー制御を行うことを推奨します。
AS-250のシリアル変換機能は、WAN側、LAN側のどちらに対しても通信可能ですか?
LAN側、WAN側どちらにでもシリアル変換機能を使って通信可能です。
シリアル変換設定に「COMリダイレクト」モードがありますがどのように使うのですか?
当社が提供する「WinComリダイレクタ」をセンター側Windowsパソコンにインストールし、Windows上にAS-250用の仮想COMポートを作成します。既存のCOMアプリケーションはこの仮想COMポートをアクセスすることにより、遠隔のAS-250のシリアルインタフェースに接続した装置と通信ができます。
シリアル変換設定にHTTPモードがありますが、どういったものでしょうか?
HTTP モードでは、シリアルポートから受信したデータを HTTP リクエスト本文として HTTP サーバに送信します。HTTPリクエストを送信するタイミングは指定した区切り文字がシリアルデータに現れたときか、シリアルデータの無通信状態が指定時間続いたときが設定できます。
WinComリダイレクタの対応OSを教えてください。
WinComリダイレクタには32bit版と64bit版があります。それぞれの対応OSはWinComリダイレクタのダウンロードページをご確認ください。
シリアル変換設定の「TCPトランスペアレント」モードの接続形態として、「サーバ」、「クライアント」、「サーバ&クライアント」がありますが、どのように使い分けるのですか?
接続形態の指定は、PPP接続後のTCP接続(コネクション)の方向を定めるものです。
「サーバ」に設定した場合、AS-250はセンターからのTCP接続要求を待ちます。TCP接続要求を行うのは遠隔のセンターになります。
「クライアント」に設定した場合は、AS-250からセンターに対してTCP接続要求を行います。これはAS-250のシリアルデータ受信などをトリガとして、あらかじめ指定したセンターにAS-250側からデータを送るようなケースで利用します。センター側からのTCP接続要求は受け付けません。
「サーバ&クライアント」に設定した場合、先に発生した事象によって「クライアント」または「サーバ」のどちらにでもなって接続する両面待ちのモードです。
シリアル変換設定のクライアント「接続先設定」として 2ヶ所登録できますが、その宛先はLANとWANや、異なるAPNでも可能でしょうか?
LANとWANとの混在は可能です。WAN側の接続先はPPP接続先の切り替わりが起こらないよう、同じAPNのホストを登録するようにしてください。
「TCPトランスペアレントモード」を使う場合、AS-250の通信相手にはどのような準備が必要でしょうか?
センター側にはTCPソケット通信を行うアプリケーション、もしくはCOMアプリケーションが必要です。センター側でCOMアプリケーションを使用する場合は、当社が提供する「WinComリダイレクタ」を使用することが可能です。また、相手側がシリアル通信機器の場合は、AS-250やFA-210等のプロトコル変換機を利用することにより、シリアル通信をネットワークで延長することもできます。相手側がクライアントであればAS-250はサーバ、相手側がサーバであればAS-250はクライアントに設定しTCP接続します。
AS-250に接続したシリアル通信装置とLAN上の機器、両方から同時にAS-250を介してWAN側のセンターにアクセスできますか?
両方共同じPPP接続先であれば同時に通信可能です。接続先が異なる場合は一方のPPP接続が切れるまで他方は通信できません。
マイクロSDカードはどのように使うのですか?
AS-250の設定、ファームウェアの更新、ログ情報の保存、パケットキャプチャデータの保存等に使用します。あらかじめ設定値や更新ファームウェアを所定のディレクトリを作成してファイルとして格納しておくことで、電源投入時に自動的に読み込まれます。ディレクトリの名称によって特定のAS-250だけに読み込ませることもできます。
AS-250はDNSリレー機能を持ってますか?
AS-250はDNSリレー機能をサポートしています。LAN側機器からのDNSリクエストをDNSサーバに中継し、DNSサーバからの応答をLAN側機器に伝えます。またDNS問い合わせによるトラフィック増大を抑えるため、最大500件のDNSキャッシュ機能を備えています。あらかじめhostsファイルとしてホスト名とIPアドレスを登録しておくことも可能です。
AS-250にはDDNS機能は有しているでしょうか?
AS-250はDDNSクライアント機能を有しております。DDNSサービスプロバイダは、当社が提供するWarpLinkDDNSサービスです。
AS-250の設定はどのように行いますか?
Webブラウザ、またはTelnetを使って設定を行います。Telnetからはコマンド入力により設定します。設定の一覧表示やバックアップなどはコマンドを使って一括して行うことができます。
Webブラウザから設定できないコマンドがあります。なぜでしょうか?
コマンドには設定コマンド、制御コマンド、表示コマンドがあります。制御コマンドと表示コマンドはWebブラウザから入力を行うことはできません。Teletからコマンドを入力してください。コマンドの種類につきましては、FutureNet AS-250シリーズ コマンドリファレンスをご参照ください。
AS-250の設定の取得方法を教えてください。
AS-250にWebブラウザでログインした後、[設定・運用管理] - [設定編集(コマンドライン形式)]を押下してください。もしくは、AS-250にTelnetでログインした後、以下のコマンドを実行してください。
> show config
AS-250に動作や通信のログ機能はありますか?
SYSLOG機能によりSYSLOGサーバにログ情報を送出します。また最新のログ情報を最大で1000件まで内部メモリにも格納しており、WebブラウザやTelnetで確認できます。スケジュール機能やSMSからの要求でログ情報をメール送信させることも可能です。
AS-250の技術サポート情報の取得方法を教えてください。
AS-250にWebブラウザでログインした後、[情報表示] - [技術サポート情報]を押下してください。もしくは、AS-250にTelnetでログインした後、以下のコマンドを実行してください。
> show all
AS-250が送受信したパケットをキャプチャすることはできますか?
AS-250では、LANもしくはWAN(モバイル回線)で送受信したパケットをキャプチャすることができます。キャプチャしたデータはRAMディスクやSDカードに保存することが可能です。
AS-250を自動的に再起動させることは可能でしょうか?
AS-250を再起動させる機能としては、定時リスタート機能、圏外監視機能、WANキープアライブ、通信モジュール監視機能、スケジュール機能があります。スケジュール機能は月日時分を指定して各種コマンドを実行させる機能で再起動も可能です。定時リスタート機能は毎日定時に再起動を行います。その他は無応答や異常を検出したときに自動的に再起動する機能です。
AS-250を再起動すると、内部ログ情報は消えるでしょうか?
AS-250は様々な方法で再起動が可能ですが、ログ情報が消えるのは電源を落とした場合と省電力モードへ移行した場合です。
AS-250にはどのようなネットワーク診断機能がありますか?
AS-250にTelnetでログインし、コマンドラインから接続ネットワークへのPingを実行することができます。また各ネットワークプロトコルで発生した再送やエラー回数をカウントしており、これらのカウンターは、ARPテーブルやルーティングテーブルなどと共に、WEBブラウザやTelnetのステータスメニューで参照できます。電波強度はログ情報にも残りますがLED表示でも確認できます。
スケジュール機能でどのような動作が実行できますか?
月日時分を指定して、PPP接続/切断、再起動などAS-250が備えるほとんどの制御コマンドを実行できます。省電力状態であれば省電力から復帰して実行しますが、装置によって省電力機能と併用できない場合もありますので、詳しくはユーザーズマニュアルをご参照ください。
スケジュール機能では繰り返しなども指定できますか?
月日時分の各々に対して、ワイルドカード、範囲、間隔などの指定が行えますので、繰り返しや時間間隔など柔軟に設定できます。
スケジュールはいくつ登録できますか?
最大5つです。
AS-250のファームウェアの更新はどのようにして行うのでしょうか?
ユーティリティソフト「TCPダウンローダ」を使用して、LAN側、WAN側のどちらからでもファームウェアの更新が行えます。その他、マイクロSDカードから読み込ませたり、外部HTTPサーバにあるファームウェアイメージファイルをダウンロードして更新する方法や、WarpLink サービスを利用した更新も可能です。
ファームウェア更新中に電源OFFにしてもいいでしょうか。
機器の故障に繋がりますので、ファームウェア更新中の電源OFFは行わないでください。なお、TCPダウンローダで[ダウンロード完了]というメッセージが表示された後、機器上でファームウェアの保存が行われます。保存完了後、機器は自動で再起動しますので、手動での電源OFFは行わないでください。
AS-250にログインするパスワードを忘れてしまったのですが。
設定したパスワードを確認する方法はございません。パスワードを忘れた場合は工場出荷状態に戻さなければならないため、パスワードは忘れないように管理してください。
AS-250に無線アンテナは付属してますか?
AS-250に接続できる外部アンテナは別売となっております。用途に応じて防水アンテナ、屋内用アンテナなどを選択してください。
AS-250とアンテナ間の最大ケーブル長はどれくらいでしょうか。
通常のアンテナとして販売しているものは3mです。5mの商品もございます。また、5m以上必要な場合は弊社営業までお問い合わせください。
シリアルインタフェースの仕様はどうなってますか?
インタフェース : RS-232(DTE)×1ポート  (※RS-485は実装オプション)
伝送方式 : 全2重通信
同期方式 : 調歩同期式
フロー制御 : RTS/CTS制御、または制御なし
適用伝送速度 :1200, 2400, 4800, 9600, 19200, 38400,57600, 115200, 230400, 460800bps
コネクタ形状 : D-sub 9ピン(オス)
固定ネジ形状 : インチネジ
AS-250はどのようなLED表示を行ってますか?
RUN : 電源表示
COM : 動作状態/エラー表示
Antenna : アンテナ受信状態表示
Session Tx/Rx : PPPリンク状態/パケット通信状態表示
4個のイーサネット各コネクタ両側にリンク状態と通信速度(100/10BASE)を表示
本体のサイズと重量を教えて下さい。
146mm(W)× 78mm(D)× 25mm(H)、本体約 360g です。
使用電源と最大消費電力を教えてください。
DC 5V~27V、消費電力は通信時最大 約4.09W、 待機時 約0.43W(省電力モード)、約1.09W(省電力モード2) です。
動作環境条件を教えて下さい。
動作温度:-20℃~60℃
動作湿度:10%~90%(結露なきこと)
AS-250はRoHS指令に対応してますか?
対応しています。
水銀を使用していますか?
水銀は使用しておりません。
アース接続は必要でしょうか?
アース線を接続したほうがノイズ耐性が上がります。特にノイズが多い環境(工場の電源設備など)では有効です。
アース接続はどのように行えばよいですか?
アース接続は、AS-250のアース端子(本体前面向かって左側のネジ)とAS-250設置場所の近くにあるアース端子間を接続してください。

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