- 電源投入後、 RS1(RS-232)とPCをシリアルケーブルで接続したのですが、プロンプトが表示されません。
- コンソールからログインされる場合は、RS-232ポート(RS1)とPCとの接続には、RS-232のクロスケーブルをご利用下さい。
なお、その際の通信条件の設定は以下のようになります。
・データ長:8bit
・パリティ:なし
・ボーレート:115200bps
・ストップビット:1
・フロー制御:none
- DNSサーバとして動作させることは可能でしょうか?
- 工場出荷時には「dnsmasq」というアプリケーションが実装されております。
ですが本格的なDNSサーバの構築を必要とされる場合、「BIND」等のアプリケーションを別途インストールしてご利用頂くことも可能です。
- PCからSSH経由でのログインを試みたのですが、ログインできません。
- SSHでログインして頂く場合、プレインテキストではなく、チャレンジレスポンス認証を使う形でログインして頂く必要があります。
- 本体のIPアドレスが分からなくなり、ログイン出来なくなってしましいました。
設定値を初期値に戻す方法を教えてください。 - 電源を投入するまえにInit ボタンを押下したまま電源オンにし、この状態から更に5秒Init ボタン押下を保持すると、WebUIの設定データ、パスワード等は製品出荷時の状態になります。
また、コンソールアダプタご使用頂ければ、コンソールからIPアドレスをご確認頂けます。
コンソールアダプタが必要な場合は、別途弊社営業担当までご相談頂けますでしょうか。
※WebUI の設定以外(/usr, /var 等)の状態は保持されています。完全に初期化を行いたい場合は、ファームウェアの更新を行うことで初期化可能です。
- /etc(/.etc)配下にファイルを作成した場合、シャットダウンをせずに不揮発領域に書き込むことは可能ですか?
- 「save_config」コマンドを実行して頂く事で可能です。
# /opt/mae2xx/tools/save_config
- USBメモリにルートファイルシステムとセルフ開発環境を展開・起動する際の手順を教えて下さい。
- 1.「fdisk」コマンドでUSBメモリのパーティションを作成します。
# fdisk /dev/sda
2.上記で作成したパーティションに対し、「mkfs.ext3」コマンドでファイルシステムを作成します。
# mkfs.ext3 /dev/sda1
※この例では/dev/sda1にファイルシステムを作成しています。
3.上記で作成したファイルシステムをマウントします。
(ここでは/mnt/usbとします。)
# mount -t ext3 /dev/sda1 /mnt/usb
4.mae2xx_rootfs_?????.tar.bz2ファイルを/mnt/usbにコピーします。
5.mae2xx_rootfs_?????.tar.bz2ファイルを展開します。
#cd /mnt/usb
#tar -jxvf mae2xx_rootfs_?????.tar.bz2
#mv embedded_glibc/* ./
- Web設定画面のアカウントとパスワードはRS232やSSHでログインする際のものとは異なるのでしょうか?
- Web設定画面のアカウントとパスワードはRS232やSSHでログインする際のものとは異なります。
デフォルトでは、アカウントおよびパスワードは「admin」となっております。
※1 パスワードを設定しない、もしくはデフォルト・パスワードを使用する場合、ネットワーク上のだれからでも本装置の設定をおこなうことができます。セキュリティの面からは非常に危険な為、ユニークなパスワードを設定することを強く推奨します。
※2 RS232やSSHでログインする場合のスーパーユーザのパスワードは「root」です。
- MA-E200シリーズのDIOについてユーザーズガイトをみてもDIOに関する記述が全く有りません。DIOの入出力方法を教えてください。
- DIOの読み書きでしたら、proc filesystem を利用頂く事でご使用頂けます。
例:
DOUT
MAE2xx ~ # echo 1 > /proc/driver/dout/val00
MAE2xx ~ # cat /proc/driver/dout/val00
1
on
DIN
MAE2xx ~ # cat /proc/driver/din/port01/val
0
- CFブートさせた時、 LEDランプを点灯などを制御する、ledctldが起動されません。
- フラッシュ起動時の"/sbin/rc"を参考に、"/sbin/rc"にledctldを起動するスクリプトを追加する必要があります。
- IPv6のルート情報が表示されません。
- IPv6のルート情報を表示させる場合は、以下のコマンドを実行して頂く必要があります。
# ip -f inet6 route
またはこちらのコマンドでも確認が可能です。
# route -A inet6 -n
- シャットダウンコマンドを実行しない状況で電源がおちてしまった場合、次の電源投入時にどういった問題が発生するか。
- 次のような問題が発生する可能性があります。
[1] WEBインタフェースから設定した内容が保存されない
[2] /etc(/.etc)配下に新規作成/変更したファイルが正しく保存されない
[3] 読み書き可でマウントしていたファイルシステムの 整合性が失われる
上記[1]、[2]の設定やファイルはシャットダウンを実行する前でも、下記のコマンドを手動で実行することで正しく保存できます。
# save_config
また、[3]については、ファイルシステムを読み取り専用でマウントすることにより、突然の電源断でも壊れないようにできます。したがって、運用段階ではRAM上にないファイルシステムは極力読み取り専用でマウントすることをお勧めします。
・一時的に読み取り専用でマウントする場合
(1) コンソールまたはSSHからroot権限でログイン
(2) 次のコマンドを実行
# mount -o remount,ro /
・再起動後も読み取り専用でマウントする場合
(1) WEB設定画面にログイン
(2)「保守運用」→「再起動/シャットダウン」画面を開く
(3)「rootfs mouunt mode」を「読み込み専用」に変更
(4) 再起動
- 機器からメールするコマンドは実装してますか?
- ssmtpを実装しておりますので、sendmailコマンドから送信できます。
- アプリケーションを組み込んだ運用中MA-E2XXと、同じ環境のファームウェアを作成できますか。
- アプリケーションを組み込んだ実機からUSBメモリなどに、イメージを抽出し固める事でファームウェアを作成できます。
1.mtdblock3~4の抽出
mtdblock3~4を特定の場所(/tmp/等)に抽出します。
# dd if=/dev/mtdblock3 of=mtd3
# dd if=/dev/mtdblock4 of=mtd4
2.ファームウェアの作成
抽出したイメージを結合させます。
cat mtd4 mtd3> maE2XX_test.img
- 電源投入時にプログラムを起動させる方法はありますか。
- 「/etc/conf.d/local」にて該当のプログラムを実行する様に設定すれば、電源投入時にプログラムが起動します。
- MA-E210/AD-72のDIOに関するアクセス方法でマニュアルには「ソフト割り込み:チャネル毎に設定可能」 とあるのですが、MS-DOSであった割り込みハンドラは実装されていますか?
- MS-DOSであった割り込みハンドラは実装されていません。
- SDKのVMware仮想マシン上の開発環境でユーザーランド用のCソースをクロスコンパイルするにはどのようなMakefileを作成すれば良いでしょうか?
- どのようなMakefileを変更するかに依存しますが、単純なアプリケーションであれば下記を指定すればアセンブラ・リンカなど適切なプログラムが呼び出されます。
-----------------------------------
CC=armv6l-vfp-linux-gnueabi-gcc
-----------------------------------
- ファイルシステムはそのままでカーネルのみ開発環境で作成したものに更新したいが、どのように行えばよいでしょうか。
- ddコマンドを使用することでカーネルのみを入れ替えることが可能です。カーネルイメージを入れたUSBメモリやSDカード等を本装置に接続しddコマンドでUSBメモリやSDカード上のカーネルイメージを”/dev/mtdblock3”にコピーしてください。
-----------------------------------
dd if=ファイル名 of=/dev/mtdblock3
-----------------------------------
- MA-E250/Fのファームウェアを更新したらFOMAモジュールが認識されなくなりました。
- MA-E250/Fに誤ってMA-E210のファームウェアを書き込むとFOMAモジュールが認識されなくなります。
ファームウェアの確認方法は以下の通りです。
------------------------------------
cat /etc/version
------------------------------------
- PPPは確立していますがインターネットに接続できません。
- 1.PPP(発信)編集の「編集」画面からデフォルトルートにチェックが入っているか確認してください。
2.ファイアウォール設定→NAPT設定にて設定が追加されているか確認してください。
3.DNSリレーを使用している場合はDHCPサーバ設定→DHCPサーバ機能の「利用する」にチェックがついているか確認してください。
※DNSリレー機能とDHCPサーバ機能はdnsmasqというアプリケーションを使用しています。このためウェブユーザインタフェースではDHCPサーバ機能を起動させないとdnsmasqも起動しないため、DNSリレーを利用することができません。
- DNSリレーができません。
- DHCPサーバ設定→DHCPサーバ機能の「利用する」にチェックがついているか確認してください。
※DNSリレー機能とDHCPサーバ機能はdnsmasqというアプリケーションを使用しています。このためウェブユーザインタフェースではDHCPサーバ機能を起動させないとdnsmasqも起動しないため、DNSリレーを利用することができません。
- MA-E250/FとMA-E250/F-V2の違いは何ですか?
- 内蔵モジュールが異なります。
MA-E250/FではFOMA UM02-F、MA-E250/F-V2ではFOMA UM01-HWが内蔵されています。
- minicomは実装していますか?
- minicomは実装していませんが、microcomというシリアルコンソールアプリを実装しています。
- Java実行環境をインストールできますか?
- MA-E200シリーズのファームウェアはgentoo linuxをベースとしているため、Java実行環境をインストールすることはできません。
※Java実行環境をインストールできる、Debianベースのルートファイルシステム
(USBメモリ・SDカード・nfs用)を別途用意しています。ご希望の方は弊社
FutureNet サポートデスクまでお問い合わせ下さい。
電話番号:0422-37-8926
ただし、国の定める祝祭日、弊社の定める年末年始は除きます。
E-mail:support@centurysys.co.jp
- "crontab -e"で編集されたスケジュール設定が、再起動すると元に戻ってしまいました。
- "crontab -e"コマンドで編集されたファイルは、/var/spool/cron/crontabs/配下に作成されます。/var配下はtmpfsにマウントされているため、再起動後は設定前の状態に戻ってしまいます。よって/etc/crontabを編集して、スケジュール設定を行ってください。
- cron機能を使って、指定した時間にジョブを実行できますか?
- /etc/crontabを編集して、実行したいジョブのスケジュール設定をしてください。
※"crontab -e"で編集した場合、再起動後スケジュールは設定前の状態に戻ります。
- MA-E250/F-V2のハードウェアに誤ってMA-E250/Fのファームウェアを入れてしまいました、どうしたらよいでしょうか。
- 内蔵モジュールが認識されない以外は正常に起動します。よってGUI設定画面から再度MA-E250/F-V2へのファームウェア更新を行ってください。
- SDカードをマウントさせるには、どうしたらよいでしょうか。
- 以下のコマンドを実行することで/mnt/sdにマウントされます。
#mount /dev/mmcblk0p1
- USBメモリをマウントさせるには、どうしたらよいでしょうか。
- 以下のコマンドを実行することで/mnt/usbにマウントされます。
#mount /dev/sda1
- 「ファイアウォール設定」の「フィルタ/DNATルール設定」にて、ポート番号をレンジ指定できますか?
- ポート番号をレンジ指定することはできません。
- MA-E250/F-V2のファームウェアVer1.0.1には、MA-E250/FVer1.0.2で修正した内容が反映されていますか?
- 反映されています。
- MA-E250/F(V2を含む)はIP着信に対応していますか?
- 対応しています。利用する際は「ビジネスmoperaアクセスプレミアム」を利用する必要があります。
なお、このサービスに機器を登録すると固定のローカルIPアドレスが割り当てられます。
- MA-E250/F(V2を含む)でPPP発信を行う時に、PDPタイプが指定することはできますか?
- 内蔵の通信モジュールで対応しているPDPタイプはPPPのみとなり、IPを利用することはできません。
なお、PPPのみ対応しているため、MA-E250/F(V2を含む)ではPDPタイプを設定する項目はありません。
- SDブートで起動した際、フラッシュブート時に使用するルートファイルシステムの内容を確認することはできますか?
- /dev/mtdblock4をマウントすることで確認できます。
以下実行例です。
# mount -t jffs2 /dev/mtdblock4 /mnt/flash/
- MA-E200シリーズ用にDebianベースのルートファイルシステムの用意はありますか?
- Debianベースのnfsイメージ(USBメモリ・SDカード・nfs用)を用意させて頂いています。ご希望の方は弊社 FutureNet サポートデスクまでお問い合わせ下さい。
電話番号:0422-37-8926
ただし、国の定める祝祭日、弊社の定める年末年始は除きます。
E-mail:support@centurysys.co.jp
- MA-E250/F(V2を含む)でPPP発信(内蔵モジュール使用)を行いましたが、ログに「[chat] NO CARRIER」と表示され、接続に失敗します。
- 1.SIMカードが対応しているPDPタイプがPPPであるか確認してください。(PDPタイプがIPの場合、利用することはできません。)
2.設定したAPNが間違っていないか確認してください。
- MA-E200シリーズには、パケットをキャプチャする機能はありますか?
- SSHやコンソールからログインし、tcpdumpコマンドを実行する事で、パケットをキャプチャできます。また、出力先を指定する事で、USBメモリにキャプチャファイルを保存できます。
以下実行例です。
# tcpdump -n -i eth0 -w /mnt/usb/dumptest.pcap
- MA-E250/F(V2を含む)にオプションのアンテナは必要ですか?
- FOMAアダプタ用の下記アンテナが必要となります。
・FOMAアダプタ用簡易アンテナ
・FOMAアダプタ用ルーフトップアンテナ
- MA-E250/FにFOMA用のアンテナは付属してますか?
- MA-E250/Fに接続できる外部アンテナは別売となっております。用途に応じてNTTドコモのFOMAアダプタ用簡易アンテナ、FOMAアダプタ用ルーフトップアンテナなど、各社の製品を選択してください。
-
- FutureNet NXRシリーズ
- FutureNet NXR-G200シリーズ
- FutureNet NXR-G100シリーズ
- FutureNet NXR-G110シリーズ
- FutureNet WXRシリーズ
- リモート管理サーバ
- FutureNet XRシリーズ
- 産業用PoEスイッチ
-
- FutureNet MAシリーズ
- 産業用PoEスイッチ
-
- FutureNet AS-250シリーズ
- FutureNet AS-M250シリーズ
- FutureNet AS-P250シリーズ
- FutureNet FAシリーズ
- FutureNet XIOシリーズ
- 産業用PoEスイッチ
- 産業用電源コントローラ
- FutureNet AS-150シリーズ
- FutureNet MRシリーズ
-
- ソフトウェア
- 産業用PoEスイッチ