FutureNet XIO-100 技術情報 ()
- イーサネットポートはいくつありますか?
- 1ポート(100BASE-TX/10BASE-T)です。このポートはPoE受電が可能です。
- イーサネット通信速度や全二重/半二重などの通信モードを変えることはできますか?
- イーサネット通信モードオートネゴシエーションになってます。電源投入時、通信相手と互いにやりとりを行い通信速度と全二重/半二重モードを自動的に決定します。
- 接点入力はいくつありますか?
- 8チャネルの接点入力を持ちます。12個の端子があり、各端子の名称は天面に表示しています。コネクタはスクリューレス端子台なので、コネクタ不要で接続可能です。
- 接点出力はいくつありますか?
- 8チャネルの接点出力を持ちます。10個の端子があり、各端子の名称は天面に表示しています。コネクタはスクリューレス端子台なので、コネクタ不要で接続可能です。
- RS-485インタフェースはいくつありますか?
- 1ポートです。各端子の名称は天面に表示しています。コネクタはスクリューレス端子台なので、コネクタ不要で接続可能です。
- RS-485インタフェースの仕様はどうなってますか?
- 通信方法 : 半二重・調歩同期式
通信速度 : 1200, 2400, 4800, 9600, 19200, 38400, 57600, 115200, 230400, 460800 bps
データ長 : 7ビット, 8ビット ※ 7ビット設定時は、パリティビット付加が必要
パリティビット : なし, 偶数, 奇数 ※ データ長7ビット設定時は、「なし」が設定不可
ストップビット : 1ビット, 2ビット
フロー制御 : なし
プロトコル : Modbus/ASCII, Modbus/RTU
- 電源の入力方法はいくつありますか?
- 電源の入力は、ACアダプタ、DC電源入力端子、Ethernet端子(PoE)から可能です。いずれか一つを選択して電源入力を行ってください。
- RS-232インタフェースはいくつありますか?
- 1ポートです。シリアルコンソールとして利用します。RS-232端子と、設定用パソコンをクロスケーブルで接続してください。
- RS-232インタフェースの仕様はどうなってますか?
- 通信速度 : 115200 bps
データ長 : 8ビット
パリティビット : なし
ストップビット : 1ビット
フロー制御 : なし
- 設定はどのように行うのでしょうか?
- 本装置にTelnetやシリアルコンソールでログインした後、コマンド入力により設定します。
- Webブラウザを使って設定することはできますか?
- Webブラウザから本装置にログインすることはできません。設定はTelnetやシリアルコンソールから行ってください。
- 設定データの取得方法を教えてください。
- 本装置にTelnetやシリアルコンソールでログインした後、以下のコマンドを実行してください。
現在稼動している設定データを確認する場合
> show config
不揮発メモリに格納されている(装置起動時に読み込まれる)設定データを確認する場合
> show startup-config
- 本体のシリアル番号やMACアドレスを確認する方法を教えてください。
- 本装置にTelnetやシリアルコンソールでログインした後、以下のコマンドを実行してください。
> show product
- ファームウェアのバージョンを確認する方法を教えてください。
- 本装置にTelnetやシリアルコンソールでログインした後、以下のコマンドを実行してください。
> show product
- ファームウェアの更新はどのようにして行うのでしょうか?
- Windows用ユーティリティソフト TCP ダウンローダを使用して、ネットワーク経由でファームウェアの更新を行います。TCP ダウンローダおよびファームウェアは弊社ホームページから入手できます。
- ファームウェアの更新を行うと、設定は消えてしまうのでしょうか?
- 基本的には、ファームウェアの更新を行っても、本装置に設定した内容は失われません。
- ファームウェア更新中に電源を切ってもいいでしょうか。
- 機器の故障に繋がりますので、ファームウェア更新中(STATUS LED1が赤点灯状態)の電源断は行わないでください。なお、TCPダウンローダで[ダウンロード完了]というメッセージが表示された後、機器上でファームウェアの保存が行われます。保存完了後、機器は自動で再起動しますので、手動での電源断は行わないでください。再起動後はSTATUS LED1が緑点灯となります。
- 技術サポート情報の取得方法を教えてください。
- 本装置にTelnetやシリアルコンソールでログインした後、以下のコマンドを実行してください。
> show tech-support
- ログインするパスワードを忘れてしまったのですが。
- 設定したパスワードを確認する方法はありません。パスワードを忘れた場合は工場出荷状態に戻さなければならないため、パスワードは忘れないように管理してください。
- ログ機能はありますか?
- SYSLOG転送機能によりSYSLOGサーバにログを送出します。また、本装置は最新のログを内蔵不揮発メモリに格納しています。本装置にTelnetやシリアルコンソールでログインした後、以下のコマンドを実行してください。
> show log
- 接点入出力の変化はログに残りますか?
- 接点入力の変化履歴(パルスカウンタモードの場合は除く)や接点出力の制御履歴はログに記録されます。
- それぞれのLED表示について教えてください。
- STATUS1、STATUS2 : 装置状態表示
イーサネットコネクタ左側 : リンク状態表示
イーサネットコネクタ右側 : 通信速度(100BASE-TX/10BASE-T)表示
- 本体のサイズと重量を教えて下さい。
- 110.0㎜(W)×85.0㎜(D)×26.0㎜(H)(突起物を除く)、本体約 300g です。
- 動作環境条件を教えて下さい。
- 動作温度:-20℃~60℃
動作湿度:10%~90%(結露なきこと)
- アース接続は必要でしょうか?
- アース線を接続したほうがノイズ耐性が上がります。特にノイズが多い環境(工場の電源設備など)では有効です。
- アース接続はどのように行えばよいですか?
- アース接続は、アース端子(接点入力端子面向かって左側のネジ)と設置場所の近くにあるアース端子間を接続してください。
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- 製品の設定例を集めています
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- さわってみようMAシリーズ
さわってみようSAシリーズ