- ネットワークの設定は何処で設定したら良いですか?
- /etc/network/interfacesを編集する事で、本装置のIPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、DNSサーバのアドレス等が設定出来ます。
例
auto eth1
iface eth1 inet static
address 192.168.0.1
netmask 255.255.255.0
gateway 192.168.0.254
dns-nameservers 192.168.0.254
変更が終りましたら、下記コマンドを実行する事で設定が反映されます。
# service networking restart
- アプリケーションはどの様にインストールしたら良いですか?
- MA-E300シリーズは、OSとしてUbuntuディストリビューションのサブセットをプリインストールしています。
この為、apt-getコマンドにより、パッケージのダウンロードからインストールまでを自動的に実施できます。
インストールが終わりましたら、下記コマンドを実行する事で再起動後もインストールされたパッケージが保存されます。
# overlaycfg -s other
※overlaycfgはMA-E300シリーズの独自コマンドです。
- パッケージをインストールしたが、shutdown後に、インストールしたアプリケーションが起動しない。
- パッケージのインストールが終わりましたら、下記コマンドを実行する事で再起動後もインストールされたパッケージが保存されます。
# overlaycfg -s other
※overlaycfgはMA-E300シリーズの独自コマンドです。
- gccを含む開発環境(build-essential)を導入したい。
- build-essentialのパッケージをインストールする事で、gccを含む開発環境(build-essential)が構築できます。
# apt-get update
# apt-get install build-essential
- DNSサーバとして動作させることは可能でしょうか?
- 工場出荷時には「dnsmasq」というアプリケーションが実装されております。
ですが本格的なDNSサーバの構築を必要とされる場合、「BIND」等のアプリケーションを別途インストールしてご利用頂くことも可能です。
#apt-get install bind9
- 新規作成・変更したファイルを、次の電源投入時にも反映させるには、どの様に行えばよいでしょうか。
- /etc 、/home、/root、/var/log以下に新規作成・変更したファイルは、シャットダウンコマンドを実行する事で、自動的に保存処理が行われます。
パッケージの追加など、その他の領域に新規作成・変更したファイルを保存する場合は、以下のコマンドを実行してください。
# overlaycfg -s other
※overlaycfgはMA-E300シリーズの独自コマンドです。
- MA-E350/FD-16に内蔵されている通信モジュールの技術基準適合証明番号は何ですか。
- 下記開発者向け情報ページの通信モジュールの写真より、技術基準適合証明番号が確認出来ます。
http://ma-tech.centurysys.jp/doku.php?id=mae3xx_ope:connect_ppp:start
- ETHER0ポートとETHER1ポート、インターフェース間でのIPフォワードはできますか?
- 「ip_forward」の値を1に設定する事で、IPフォワードが可能になります。
# echo 1 > /proc/sys/net/ipv4/ip_forward
また、「/etc/sysctl.conf」の下記1行を追加する事で、起動時に「ip_forward」の値は1に設定されます。
net.ipv4.ip_forward=1
- DHCPサーバとして動作させることは可能ですか?
- 工場出荷時には「dnsmasq」というアプリケーションが実装されており、DHCPサーバとして使用できます。
- 工場出荷時状態に戻すにはどうしたら良いですか?
- オーバーレイ領域のファイルを消去する事で、工場出荷時状態に戻ります。
# rm /rw.tmpfs/.overlay/overlays_*
※オーバーレイ領域のファイルを消去すると基に戻すことはできません。一時的に工場出荷時状態に戻すにはINITスイッチを使用してください。詳細は下記URLをご確認ください。
http://ma-tech.centurysys.jp/doku.php?id=mae3xx_ope:cleanboot:start
- overlaycfgコマンドにより、各領域の保存を行いましたが、再起動後に変更した個所が反映されていません。
- オーバーレイ領域の空き容量が無くなってしまっている可能性があります。SDカードをファイルシステムの拡張領域として用いることで、オーバーレイ領域の空き容量を気にすることなく、より多くのパッケージを導入できます。詳細は下記URLをご確認ください。
http://ma-tech.centurysys.jp/doku.php?id=mae3xx_ope:extend_by_sd:start
- SDカードをファイルシステムの拡張領域として使用できますか?
- SDカードをファイルシステムの拡張領域として使用できます。詳細は下記URLをご確認ください。
http://ma-tech.centurysys.jp/doku.php?id=mae3xx_ope:extend_by_sd:start
- SDカードをファイルシステムの拡張領域として使用するよう設定しましたが、電源を落とした後、/var/logの配下に作成したファイルが消えてしまいます。
- shutdownコマンドか「overlaycfg -s log」を実行することで保存されます。
※SDカードをファイルシステムの拡張領域として使用した場合も、SDカードの寿命の問題があるため、/var/log/の配下に関しては、SDカードに配置しておりません。
※overlaycfgはMA-E300シリーズの独自コマンドです。
- 本装置の状態(アプリケーションやパッケージの追加、設定変更等)を、そのまま別の装置に反映させることはできますか?
- 本装置の状態(アプリケーションやパッケージの追加、設定変更等)を反映させたファームウェア作成することができます。作成したファームウェアを別の装置に反映させることで、同じ状態になります。詳細は下記URLをご確認ください。
http://ma-tech.centurysys.jp/doku.php?id=mae3xx_ope:generate_firmware:start
- USBメモリやSDカードを、起動時に自動マウントさせるにはどうしたらよいでしょうか?
- /etc/udev/rules.d/を編集することで、起動時に自動マウントされます。
例:
root@plum:/home/user1# nano /etc/udev/rules.d/10-mae3xx.rules
# USB Memory
SUBSYSTEMS=="scsi", KERNEL=="sd[a-h]1",RUN+="/bin/mount /dev/%k /mnt/usb"
# SD Card
SUBSYSTEMS=="block", KERNEL=="mmcblk0p1",RUN+="/bin/mount /dev/%k /mnt/sd"
- crontab -eにより設定を行いましたが、再起動後に設定が元に戻ってしまいます。
- /var 配下のファイルは/var/log配下を除き、変更を行ったとしても、再起動後は全て元に戻ってしまいます。/var/spool/cron/crontabs/配下に保存される、crontab -eにより変更されたファイルも、再起動後には元に戻ってしまいます。
/etc/cron.* の hourly/daily/weekly/monthly もしくは/etc/crontabでしたら、再起動後も編集した内容が変更される事はありません。
- 無線LANのアクセスポイントとして利用するには、どうしたらよいでしょうか?
- 本体に無線LAN I/Fを持っていませんが、USB WiFiドングルを使用することで無線LANのアクセスポイントとして使用できます。詳細は下記URLをご確認ください。
http://ma-tech.centurysys.jp/doku.php?id=mae3xx_tips:usb_wifi:start
※Kernel をカスタマイズしたファームウェア作成が必要になります。
- ディスプレイへ映像出力を行うには、どうしたらよいでしょうか?
- DisplayLinkのChipを採用したUSB-HDMIデバイスで、ディスプレイへ表示させることができます。詳細は下記URLをご確認ください。
http://ma-tech.centurysys.jp/doku.php?id=mae3xx_tips:use_usb_hdmi:start
- 「CONSOLEポート」に「Cisco Systems Cisco RJ-45 DB-9 シリアルケーブル」をつないで使用できますか?
- 使用できません。弊社オプション品の「RJ45-DB9変換アダプタ」を使用してください。
- 設定内容を別のMA-E300シリーズの端末にコピーするには、どうしたらよいでしょうか?
- /rw.tmpfs/.overlay/配下のファイルをコピーする事で、ファイルシステムの変更内容を別の端末にコピーできます。SDカードを使用したコーピーの手順は下記の通りです。
1.コピー元へSDカードを接続し、マウントさせる
# sudo mount /dev/mmcblk0p1 /mnt/sd
2.設定のイメージをSDカードへ保存
# sudo cp /rw.tmpfs/.overlay/overlays_* /mnt/sd/
3.SDカードをアンマウントし取り出す
# sudo umount /dev/mmcblk0p1
4.コピー先へSDカードを接続し、マウントさせる
# sudo mount /dev/mmcblk0p1 /mnt/sd
5.SDに保存したイメージを、コピー先へ反映させる
# sudo cp /mnt/sd/overlays_* /rw.tmpfs/.overlay/
6.[/rw.tmpfs/.overlay]をアンマウントさせる
# sudo umount /rw.tmpfs/.overlay
7.shutdownコマンドは実行せずに電源を抜く
- 「service networking restart」を実行するとエラーになりますが、どうしたらよいでしょうか?
- 「/etc/network/interfaces」の設定を、本装置の再起動を行わずに反映させるには、「ifdown」「ifup」コマンドを実行頂く必要があります
例:
# sudo ifdown eth0 && sudo ifup eth0
- FTPサーバは実装されていますか?
- デフォルトでは実装されていません。vsftpd等のftpサーバをインストールしてください。
# sudo apt-get update
# sudo apt-get install vsftpd
- FTPクライアントは実装されていますか?
- デフォルトでは実装されていません。ftpクライアントをインストールしてください。
# sudo apt-get update
# sudo apt-get install ftp
- アプリや設定変更等、現在の本装置の状態をそのまま反映させたファームウェアを作成できますか?
- 「generate_firm」スクリプトを実行することで、本装置の状態を反映させたファームウェアが、実機上で作成できます。
# generate_firm
- 「generate_firm」によりファームウェアを作成しましたが、ファイルサイズが10kbyte程度しかなく、正常なファームウェアが作成されません。
- メモリ(DRAM)が不足している可能性があります。メモリ(DRAM)の容量を確認した上で、「generate_firm」を実行してください。
- 「generate_firm」によりファームウェアを作成しようとしましたが、「aufs ……… err -28」とのエラーが表示され、ファムウェアが作成できません。
- 「aufs ……… err -28」はtmpfsの容量が不足した場合に表示されるエラーです。tmpfsの容量を確認した上で、「generate_firm」を実行してください。
- 「generate_firm」に作成されたファームウェアはWEB UIからでも更新できますか。
- 「ファームアップデート」の項目より更新できます。
- 別途アプリケーションを実装したオリジナルファームで運用していたが、新しいバージョンのファームがリリースされたため、最新の通常ファームを実装したら、アプリケーションが消えてしまいました。
- ファームウェアをアップデートした場合、ファームウェア上のファイルシステムの状態は引き継がれません。該当のアプリケーションが実装されたオリジナルファームから、該当のアプリケーションが実装されていない通常ファームにアップデートした場合、該当のアプリケーションは実装されていない状態になります。
- javaを消した状態にするには、どうしたらよいでしょうか?
- Java領域が空のopt.imgに置き換える必要があります。詳細は弊社FutureNet サポートデスクまでお問い合わせ下さい。
電話番号:0422-37-8926
E-mail:support@centurysys.co.jp
- Full JREに対応したjavaが実装されたファームウェアはありますか?
- Full profileでJREcreate したJRE版を追加したファームウェアを用意しています。
詳細は下記URLをご確認ください。
http://ma-tech.centurysys.jp/doku.php?id=download_software:mae3xx:mae3xx_fluentd:start
- 電源投入時にプログラムを起動させるには、どうしたらよいでしょうか?
- 「/etc/rc.local」にて該当のプログラムを実行する様に設定する事で、電源投入時にプログラムが起動します。
- STATUS LEDのON/OFFを行うには、どうしたらよいでしょうか?
- STATUS LEDはSysfsを利用する事で操作できます。
例:
・STATUS1 LEDの赤色LEDを点灯
# echo 255 > /sys/class/leds/system-status1:r/brightness
・STATUS1 LEDの赤色LEDを消灯
# echo 0 > /sys/class/leds/system-status1:r/brightness
- STATUS LEDをハートビート点滅させるには、どうしたらよいでしょうか?
- STATUS LEDをハートビート点滅させるには、sysfsのトリガー設定を変更する必要があります。
例:
・STATUS1 LEDの赤色LEDをハートビート点滅させる。
# echo heartbeat > /sys/class/leds/system-status1:r/trigger
- コンソールより、Kernelの起動ログを出力させない様にするには、どうしたらよいでしょうか?
- bareboxでkernel command lineを設定し
ているスクリプト[/env/boot/nand]に"quiet"を追加する事で起動ログが出力されなくなります。
global.linux.bootargs.dyn.root="root=AREA=$firm_area"
global.linux.bootargs.dyn.root="root=AREA=$firm_area quiet"
- DO(出力)を操作するには、どうしたら良いでしょうか?
- DO (LEDクラスドライバ)は/sys/class/leds/DO_[0...3]より操作頂く事が可能です。
例:
#echo 1 > echo 1 /sys/class/leds/DO_0/brightness
- DI (入力)の値を確認するには、どうしたらよいでしょうか?
- /sys/class/gpio/配下のファイルより確認できます。
詳細は下記URLをご確認ください。
http://ma-tech.centurysys.jp/doku.php?id=mae3xx_ope:use_di_do_with_dcdc:start&s[]=dio
- DI(入力) 回路の割込およびフィルタ機能に対応していますか?
- ファームウェアv2.6.1より対応しています。
詳細は下記URLをご確認ください。
http://ma-tech.centurysys.jp/doku.php?id=mae3xx_ope:use_di_do_with_dcdc:start&s[]=dio
- 電波強度を取得できますか?(Docomoモジュール)
- ATコマンド送信する事でCSQの値が確認出来ます。
# echo AT+CSQ > /dev/ttyACM0 | head -n 4 /dev/ttyACM0
- アンテナ本数(SignalLevel)毎のRSSI値はどの様になっていますか?(Docomoモジュール)
- 下記表ははCSQとRSSI、CSQと本数(SignalLevel)をマッピングしたものです。
CSQ RSSI (dBm)
-------------------------------------------
0 -113 or less
1 -111
2 thru 30 -109 to -53
31 -51 or greater
99 not present or not measurable
-------------------------------------------
CSQ SignalLevel
----------------------
1-10 =>1
11-15 =>2
16-31 =>3
上記以外 =>0
----------------------
- アンテナ本数(SignalLevel)毎のRSSI値はどの様になっていますか?(KDDIモジュール)
- KDDIの通信モジュールの場合、アンテナ本数毎のRSSI値に関しては公開されていません。
- LTEか3G、どちらで接続しているか確認できますか?
- LTEか3Gかを確認する機能はありません。
- カーネルのみを更新するには、どうしたらよいでしょうか?
- ファームウェアはZIP形式で圧縮されています。※詳細は下記URLをご確認ください。
http://ma-tech.centurysys.jp/doku.php?id=mae3xx_ope:customize_firmware:start
カーネルイメージのみをZIP形式で圧縮する事で、カーネルのみを「firmup」コマンドで更新が出来る、イメージが作成出来ます。
- SSHによりログインする際にrootユーザーでログインするには、どうしたらよいでしょうか?
- デフォルトの設定では、rootユーザによるSSHログインは許可されていません。
「/etc/ssh/sshd_config 」を編集する事で、rootユーザによるSSHログインが可能になります。
PermitRootLogin yes
- CPUの動作クロック・駆動電圧を変更することは可能でしょうか。
- MA-E300シリーズのCPUは、動的にCPUの動作クロック・駆動電圧を変更することが可能になっています。
詳細は下記URLをご確認ください。
http://ma-tech.centurysys.jp/doku.php?id=mae3xx_tips:cpufreq:start
- システムが正常に起動しなくなり、ログイン出来なくなってしまいました。
- INITスイッチによる初期化をおこなってください。
※詳細は下記URLをご確認ください。
http://ma-tech.centurysys.jp/doku.php?id=mae3xx_ope:cleanboot:start&s[]=%E5%88%9D%E6%9C%9F%E5%8C%96%E3%83%9C%E3%82%BF%E3%83%B3
INITスイッチによる初期化でも復旧しない場合は、bootloaderからファームウェアを更新してください。
※詳細は下記URLをご確認ください。
http://ma-tech.centurysys.jp/doku.php?id=mae3xx_ope:firmware_update:start
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- FutureNet NXRシリーズ
- FutureNet NXR-G200シリーズ
- FutureNet NXR-G100シリーズ
- FutureNet NXR-G110シリーズ
- FutureNet WXRシリーズ
- リモート管理サーバ
- FutureNet XRシリーズ
- 産業用PoEスイッチ
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- FutureNet MAシリーズ
- 産業用PoEスイッチ
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- FutureNet AS-250シリーズ
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- FutureNet AS-P250シリーズ
- FutureNet FAシリーズ
- FutureNet XIOシリーズ
- 産業用PoEスイッチ
- 産業用電源コントローラ
- FutureNet AS-150シリーズ
- FutureNet MRシリーズ
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- ソフトウェア
- 産業用PoEスイッチ