
- FutureNet CMS-1200はどの様な製品なのでしょうか?
- FutureNet NXRシリーズをリモートから管理するための専用アプライアンスサーバです。
- FutureNet CMS-1200ではどの様な事ができるのですか?
- 管理対象となるルータの設定やファームウェア更新等をリモートからGUIで一括操作できます。
多数のルータを運用するネットワーク環境で、確実で効率の良い運用管理を実現することが可能です。
- FutureNet CMS-1200にはどんな機能がありますか?
- 「設定管理機能」、「ファームウェア管理機能」、「VPN管理機能」、「運用監視機能」、「死活監視機能」です。
- 設定管理機能とはどの様な機能ですか?
- 管理対象ルータの設定情報の取得、配信ができます。
- VPN管理機能とはどの様な機能ですか?
- IPsec接続状態の表示、IPsecの自動構成ができます。
- ファームウェア管理機能とはどの様な機能ですか?
- 管理対象ルータのファームウェアバージョンの表示、一括更新ができます。
- 運用監視機能とはどの様な機能ですか?
- 管理対象ルータのインタフェース等の状態、ログ情報の表示ができます。
- 死活監視機能とはどの様な機能ですか?
- 管理対象ルータやその配下のネットワークの死活監視と警報通知ができます。
- 何台まで登録できるのですか?
- 最大機器登録数はシステム全体で2048台です。
- CMS-1200で使っているCRPとは何ですか?
- 独自のプロトコルであるCPE Registration Protocol(以下CRP)の略称です。
管理対象のNXRはCRPにより自分のIPアドレスをCMS-1200に通知します。
このCRPのしくみにより、インターネット接続時に毎回IPアドレスが変わる動的IPの環境でも、常にリモートでの運用管理が可能になります。
- テナントとは何ですか?
- ユーザアカウント(一般ユーザ)毎の管理対象ルータをまとめた一つの単位です。
CMS-1200は管理対象ルータをテナントと呼ぶ単位で管理するマルチテナントに対応しています。
- マルチテナントに対応しているとはどの様な意味ですか?
- CMS-1200は管理対象ルータをテナントと呼ぶ単位で管理するマルチテナントに対応しています。
各テナントにはそれぞれ異なるユーザアカウント(一般ユーザ)を発行し、これにより各テナントへのアクセスをコントロールします。
管理できるルータをそのテナントに属するルータだけに限定できるため、システムインテグレーター等のサービスプロバイダーにとっては複数企業を1台のCMS-1200で収容し、企業毎にアカウントを発行することでクラウド型ASP環境の構築ができます。
- 設定管理機能では設定ファイルをshow-config形式で取得できますか?
- show-config形式については、NXRファームウェアVer5.9.0以降で対応しています。
- 設定管理機能で設定ファイルをどの程度取得できるのですか?
- NXR1台当たり、設定ファイルを3個まで保存・登録することができます。
- CMS-1200でNXRのリモート管理ができるとの事ですが、具体的な活用方法について教えてください?
- 管理者はデータセンター等に設置したCMS-1200のWEB画面を通して下記の機能を利用できます。
導入フェーズ:
多数のルータを導入する際は設定管理機能を利用して、事前の設定情報の投入作業を大幅に簡略化できます。
運用フェーズ:
ルータの追加やファームウェアの更新等を自動化できるため、確実に作業がおこなえます。
障害時には警報通知に加え、WEB画面から管理対象ルータの状態を確認できます。
- CLIに対応していますか?
- CLIには対応していません。
Web GUI(SSLによるWebアクセス)での設定となります。
- テナントをいくつまで登録できますか?
- 最大テナント数は30です。
テナント毎に複数アカウントの発行が可能です。
- 機器管理に何のプロトコルを用いるのですか?
- CRP(CPE Registration Protocol)、Netconf over SSHv2です。
- CMS-1200はどういったユーザレベルがありますか?
- アカウントとして、管理者とテナントの2種類あります。
- 閲覧のみに制限したユーザを作成できますか?
- 権限を閲覧のみに制限したアカウント・ユーザを作成する事はできません。
- どの様なインターフェースがありますか?
- Gigabit Ethernetインターフェース、USBポートです。
USBフラッシュメモリにシステムデータをダウンロードする事ができます。
- RS-232インターフェースは何に用いるのですか?
- 本製品では利用しません。
- 外形寸法を教えてください。
- W(幅)*D(奥行)*H(高さ)=437mm*503mm*43mmです。
- 消費電力を教えてください。
- 最大で145Wです。
- 発熱量を教えてください。
- 最大で520kJ (約 124kcal)です。
- 冷却方式を教えてください。
- FANによる強制空冷です。
- VPN管理で管理対象のVPNは何をサポートしていますか?
- IPsecのみです。
L2TPv3、GRE等には対応していません。
- L2TPv3もVPN管理で設定できますか?
- いいえ、VPN管理で設定できるのはIPsecのみです。
L2TPv3、GRE等には対応していません。
- CMSとNXRにて通信を行う際の必要帯域について教えてください。
- シスログ定期取得を1日1回実行する場合でも、NXR側に太いWAN側帯域は不要で一般の網サービスでしたら、ほぼ問題ありません。
- USBフラッシュメモリの接続方法について教えてください。
- 1.本体前面にあるUSBインターフェースに、USBフラッシュメモリを差し込みます。
2.本体前面の「USB Status LED」が、点滅後に点灯すれば完了です。
- USBフラッシュメモリの取り外し方法について教えてください。
- 1.本体前面にある「USBスイッチ」を押します
2.本体前面の「USB Status LED」が、点滅後に消灯すればUSBフラッシュメモリを安全に取り外すことができます
- Init Status LEDの役割について教えてください。
- 起動状態を表示します。
通常起動完了時は消灯、Initスイッチによる起動中は点灯します。
- サポートするブラウザについて教えてください。
- CMS-1200にGUIアクセスして各種設定を行うための管理者用PCで利用するブラウザについては、ユーザーズガイドの「(管理者用)PCの設定」の項目に動作確認済みの組み合わせを記載しておりますので、ご一読ください。
現在、動作確認済みの組み合わせとしては、以下の通りです。
OS:WinXP,ブラウザ:IE8,その他:FlashPlayer10.0以降
OS:Windows Vista SP2,ブラウザ:IE9,その他:Adobe Flash Player 12
- SYSTEM2 LEDの役割について教えてください。
- システムの起動状態を示します。
システム起動後にログイン可能な状態になると点灯します。
- SYSTEM1 LEDの役割について教えてください。
- 本装置では使用しません。
- ログインセッションの無操作タイムアウトについて教えてください。
- 接続中のセッションにおいて、ユーザ操作が10分間行われない場合、クライアントプログラムは自動的にセッションを終了してログアウトします。
この場合のユーザ操作とは、クライアント画面内(ブラウザ上)でのマウス移動およびキーダウンイベントです。
- ログインセッションの無通信タイムアウトについて教えてください。
- CMSサーバはクライアント(ブラウザ)からのポーリングが1分以上途絶えた場合、当該セッションを終了します。
クライアント画面において、「ログアウト」を押さずにブラウザを終了した場合、無通信タイムアウトするまで当該ユーザの再ログインはできません。
- ログインセッションについて教えてください。
- ログインダイアログよりユーザ名、パスワードを入力してログインし、CMSサーバとクライアント(ブラウザ)とのセッションを開始します。
ログアウトボタンを押すとセッションを終了してログアウトします。同じユーザ名で複数のセッションを同時に接続することはできません。
- ログインセッションポーリングについて教えてください。
- セッション接続中(ログイン中)、クライアント(ブラウザ)はCMSサーバを3秒ごとにポーリングしています。
- 機器一覧をリストやテキスト等で取り出すことはできますか?
- 機器一覧のCSVでのインポートには対応していますが、CSVやテキストでのエクスポートには対応していません。
- ログインセッションのタイムアウトを変更できますか?
- 無操作タイムアウト、 無通信タイムアウトとも変更できません。
- ログインパスワードを変更できますか?
- 可能です。
パスワードは1文字以上16文字までで、使用できる文字は半角英数字、アンダースコア、ハイフンおよびアットマークです。
- イベントログについて教えてください。
- テナントについて発生したイベントを表示します。
ログイン後に「共通設定」タブの下部にて直近の1000件が表示されます。
- 1000件以上のイベントログを確認する方法はありますか?
- 「共通設定タブ」→「ログ検索」で検索できます。
最大5000件を表示し、検索結果はCSV形式でダウンロードすることができます。
- 過去のイベントログを確認したいのですが?
- 「共通設定タブ」→「ログ検索」→「検索」→「ログ検索条件ダイアログ」の表示順序で「昇順」「降順」を選択できます。
対象レコード数が多い場合、先頭5000件を表示します。
「昇順」の場合、対象のうち最古の5000件、「降順」の場合最新の5000件を表示し、5000件以上は表示できません。
- システムデータについて教えてください。
- CMSサーバの各種登録情報、各テナントのSSH鍵ペア、SSL証明書、失効リスト等のCMSサーバに保存・設定されている情報です。
- システムデータのバックアップを取得することはできますか?
- 「共通設定タブ」→「システムデータ」をクリックすると表示されます。 CMSサーバのデータは、本体に接続したUSBストレージ、本体内蔵のHDDストレージまたはWebクライアント経由でPC のローカルストレージに退避することができます。
- 選択する退避先により、退避データに違いはありますか?
- 本体USBストレージおよび本体HDDストレージにはCMSサーバの全システムデータを退避しますが、Web経由でクライアントPCへ保存する場合は一部のシステムデータのみ退避します。
- 退避されるシステムデータには、何が含まれますか?
- 退避先の指定により異なります。
本体USBストレージ、本体HDDストレージ:
CMSサーバの全システムデータが退避されます。
- 各種登録情報
- 各テナントのSSH鍵ペア
- SSL証明書、失効リスト
- 各機器の設定ファイル
- 各機器のSYSLOG
- ファームウェアイメージ
- CMS SYSLOG
クライアントPC(Web経由によるPCのローカルストレージ):
CMSサーバのシステムデータ(機器設定ファイル、SYSLOGファイル、登録したファームウェアを除く)が退避されます。
- 各種登録情報
- 各テナントのSSH鍵ペア
- SSL証明書、失効リスト
- CMSサーバの機器一覧に管理対象ルータが表示されないのですが?
- 以下の項目をご確認ください。
・NXRでCRPキープアライブが無効な場合は、CRPクライアントノードで有効に設定してあるか確認
→ユーザーズガイド(CLI編)/CRP client node/○keepalive、を参照してください
・機器の新規追加ダイアログで、機器コードはNXR側に設定したものと同様か
・NXR側のCRP設定は、正常に登録できている他のNXRと比べて妥当か
・機器一覧を検索した結果にも表示されないか
→FutureNet CMS-1200 ユーザーズガイド(テナント編)/機器検索表示条件設定ダイアログ、を参照してください
・再度、削除→登録を実行して経過観察した場合はどうか
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