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NXR,VXRシリーズ

運用管理編

5. シスログ設定

5-6. 内蔵フラッシュ上のシスログの外部転送

内蔵フラッシュにシスログファイルを保存可能な機種では、保存したシスログファイルを外部に転送することができます。

 

【 本実行例対応機種 】

NXR-650,NXR-610Xシリーズ,NXR-530,NXR-160/LW,NXR-G200シリーズ,NXR-G180/L-CA,NXR-G120シリーズ,NXR-G110シリーズ,NXR-G100シリーズ,NXR-G050シリーズ(2023/10現在)
最新の対応状況は、各製品の更新履歴やユーザーズガイドをご確認ください。

 

コンテンツ
実行例 補足

 

【 実行例 】

 

〔 FTPサーバの利用 〕

#copy flash1:<ログファイルパス> ftp://IPアドレス>/ファイル名>

内蔵フラッシュ内のシスログファイルをFTPサーバにコピーします。なお、FTPサーバを利用する場合、anonymousによる接続方法のみ対応しています。よって、ユーザ名やパスワードを指定することはできません。コマンド実行後、コピーを開始します。

 

〔 SSHサーバの利用 〕

#copy flash1:<ログファイルパス ssh://ユーザ名>@IPアドレス>/ファイル名>
[ユーザ名]@[IPアドレス]’s password:パスワード>

内蔵フラッシュ内のシスログファイルをSSHサーバにコピーします。この時SSHサーバのIPアドレスとユーザ名を合わせて指定します。コマンド実行後、パスワードの入力を求められますので、パスワードを入力します。認証後、コピーを開始します。

 

〔 外部ストレージの利用 〕

#copy flash1:<ログファイルパス disk0:ファイル名>

内蔵フラッシュ内のシスログファイルをdisk0と認識されている外部ストレージにコピーします。コマンド実行後、コピーを開始します。

 

〔 ZMODEMの利用 〕

【 対応機種 】

NXR-650,NXR-610Xシリーズ,NXR-530,NXR-160/LW,NXR-G180/L-CA,NXR-G120シリーズ,NXR-G110シリーズ,NXR-G050シリーズ(2023/10現在)

最新の対応状況は、各製品の更新履歴やユーザーズガイドをご確認ください。

#copy flash1:<ログファイルパス zmodem

内蔵フラッシュ内のシスログファイルをZMODEMプロトコルを用いて転送します。コマンド実行後、転送待ち状態になります。

(☞) ZMODEMの利用についてはこちらも併せてご参照ください。

 

【 補足 】

 

〔 オプション設定 〕

シスログファイルのコピー時、以下のオプションを指定することができます。

※実行例はFTPサーバ利用時です。

 

 

<送信元IPアドレス指定>
#copy flash1:<ログファイルパス ftp://IPアドレス>/ファイル名> source送信元IPアドレス>

通常出力インタフェースのIPアドレスを送信元IPアドレスとしますが、冗長化している場合など送信元IPアドレスを固定したい場合に指定します。

(☞) 送信元IPアドレス指定はコピー先がFTPサーバ,SSHサーバで指定可。

 

〔 内蔵フラッシュ内のシスログ一覧を表示する 〕

#dir flash1

内蔵フラッシュに保存したシスログファイルの一覧を表示します。

 

〔 内蔵フラッシュ内のシスログを表示する 〕

#show syslog file flash1:<ログファイルパス

内蔵フラッシュに保存したシスログファイルを表示します。