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NXR,VXRシリーズ

運用管理編

4. スケジュール設定

4-4. 指定日時に内蔵通信モジュールのファームウェアを更新する

指定日時に内蔵通信モジュールのファームウェア更新を実行する設定例です。

この更新方法を利用する場合は、あらかじめCMS-1300に更新したい内蔵通信モジュール用ファームウェア(以下ファームウェア)を用意しておく必要があります。ファームウェアは弊社ホームページよりダウンロードできます。

スケジュール実行時、転送対象のファームウェアのバージョンと本体に保存されているファームウェアのバージョンを比較します。結果同じだった場合、ファームウェアの更新は行われません。これによりスケジュール設定が残っている場合でも、不要なファームウェアの更新を回避することができます。

 

【対象機種】NXR-G200シリーズ(NXR-G240,NXR-G260を除く),NXR-G110/L,NXR-G110/L-CA,NXR-G100/L,NXR-G100/L-CA,NXR-G100/NL,NXR-G100/NLW(2021/7現在)
最新の対応状況は、各製品の更新履歴やユーザーズガイドをご確認ください。

 

コンテンツ
設定例 補足

 

【 設定例 】

(config)#schedule 1 4:00 * * mobile 1 update cms

4:00にCMS-1300に登録されているファームウェアを転送し、ファームウェアの更新を実行します。
(☞) CMS-1300でのファームウェア更新についてはこちらも併せてご参照ください。

 

【 補足 】

スケジュールによるファームウェア更新実行時、以下のオプションを指定することができます。

<送信元IPアドレス指定>
(config)#schedule 1 4:00 * * mobile 1 update cms source [送信元IPアドレス]

通常出力インタフェースのIPアドレスを送信元IPアドレスとしますが、冗長化している場合など送信元IPアドレスを固定したい場合に指定します。

 

<margin指定>
(config)#schedule 1 4:00 * * mobile 1 update cms margin [マージン]

margin指定を行うとスケジュールで指定した日時から最大マージン秒後にファームウェアの更新を開始します。

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