FutureNet

ASシリーズ

運用管理

8. 装置へのログインと各種機能

8.2 初回ログインとログインパスワードの変更

装置にログインする際のパスワードを変更します。工場出荷時設定の装置にログインする場合は、パスワードの変更が必須になります。

(☞) 工場出荷時設定とは、設定ファイルが装置に無い(本装置に全く設定が行われていない、もしくは設定が初期化された)場合の設定をさします。

なお、Web管理画面 (HTTP / HTTPS) と CLI (SSH / TELNET) でのログイン時のパスワードは共通です。

(☞) ファームウェア v3.x以降は、SSHサーバ機能が実装されています。

(☞) ログインパスワードは”show config”コマンドや技術サポート情報等では表示されませんので忘れないようにしてください。

 

【 実行例 (工場出荷時設定の装置にログインの場合) 】

装置の設定が工場出荷時設定の場合は、パスワード変更を行わないと装置にログインできません。

 

<Web管理画面 (HTTP / HTTPS) で変更>

アカウント(admin)および工場出荷時のパスワードでログインします。

(☞) ファームウェア v2.x 以前はHTTP接続、ファームウェア v3.x 以降はHTTPS接続します。

(☞) 工場出荷時のパスワードはユーザーズマニュアルを参照ください。

(☞) HTTPS接続で警告が表示された場合は、HTTP/HTTPSサーバ機能の装置にHTTPS接続する際の注意点 を参照ください。

 

 

 

装置にログインすると、自動的にパスワード変更画面に遷移します。

 

 

 

現在のパスワードと新しいパスワードを入力して、変更ボタンを押下します。

(☞) ファームウェア v3.x以降は、パスワードの制限に8文字以上が追加されています。ファームウェア v2.x以前には制限は無いですが、セキュリティ向上のためパスワードは8文字以上とすることを推奨します。

 

<CLI(SSH/TELNET)で変更>

ここでは、SSH/TELNETをコマンドプロンプト上で行います。

(☞) ファームウェア v2.x 以前はTELNET接続、ファームウェア v3.x 以降はSSH接続します。

 

・SSH接続(OpenSSHを利用)の場合

> ssh admin@192.168.254.254

(☞) OpenSSHの他にも、Tera Term V5.x以上でSSH接続できることを確認しています。

 

・TELNET接続の場合

> telnet 192.168.254.254

 

上記コマンド実行後、工場出荷時のパスワードでログインします。

(☞) 工場出荷時のパスワードはユーザーズマニュアルを参照ください。

装置にログイン後、現在のパスワードと新しいパスワードを入力すると、自動的に装置が再起動します。

(☞) ファームウェア v3.x以降は、パスワードの制限に8文字以上が追加されています。ファームウェア v2.x以前には制限は無いですが、セキュリティ向上のためパスワードは8文字以上とすることを推奨します。

 

 

 

【 実行例 (運用時) 】

<Web管理画面 (HTTP / HTTPS) で変更>

[ホーム]-[設定・運用管理]-[パスワード変更]をクリックして、パスワード変更画面を開きます。

 

 

現在のパスワードと新しいパスワードを入力して、変更ボタンを押下します。

(☞) ファームウェア v3.x以降は、パスワードの制限に8文字以上が追加されています。ファームウェア v2.x以前には制限は無いですが、セキュリティ向上のためパスワードは8文字以上とすることを推奨します。

 

<CLI(SSH/TELNET)で変更>
> main password H2rmjsZu

パスワードは半角英数字記号8文字以上、15文字以内で設定します。

(☞) ファームウェア v3.x以降は、パスワードの制限に8文字以上が追加されています。ファームウェア v2.x以前には制限は無いですが、セキュリティ向上のためパスワードは8文字以上とすることを推奨します。

上記設定例では、パスワードを”H2rmjsZu“と設定しています。

 

> restart

設定を反映させるには設定の保存と再起動が必要なため、”restart”コマンドを実行します。