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FutureNet
ASシリーズ
モバイル接続
1.オンデマンド接続
1.3 AS-P250シリーズをバッテリーで運用する
AS-P250シリーズは同梱のバッテリーで運用することが可能です。ただし、バッテリーは容量が限られているため、PPP無通信切断タイマや省電力動作モードの設定を適切に行い、通信後すぐに省電力モードに移行させることを推奨します。
※ 設定の際には外部電源を使用することを推奨します。
【 設定例 】
rsport 0 inactivitytimer 15
rsport 0 lcpkeepalive on
domain 0 example userid password 0.0.0.0/0 0.0.0.0
nat 47 * * * ipcp 0
dnsrelay activate on
powersaving activate on
powersaving idletimer 15
powersaving mode local
【 設定例解説 】
PPP無通信切断タイマを適切な値に設定します。PPP無通信切断タイマとは、無通信状態がここで設定した時間継続した場合にPPPを切断するものです。PPP接続中は省電力動作モードに移行しないため、少ない秒数にした方がバッテリーの節約になります(0を指定するとPPP切断は行われないので注意してください)。
powersaving idletimer 15
PPP待ち受け状態が指定時間継続した場合、省電力動作モードへ移行させます。
ここでは省電力動作モードへ移行する時間を15秒としています。この時間はデフォルト60秒ですが、バッテリー駆動で運用する場合には、バッテリーの節約のため最小値の15秒に設定することを推奨します。
※ ファームウェアバージョン2.2.0以前は、省電力動作モード移行タイマの最小値は30秒ですので、ファームウェアのバージョンアップをご検討ください。
省電力動作モードには通信モジュールを含めた装置全体を停止するローカル省電力モードと、通信モジュールを稼動したまま他の回路を停止するリモート省電力モードの2種類があります。どちらのモードを選択するかは運用次第ですが、ローカル省電力モードの方が消費電力は低くなります(工場出荷時設定はリモート省電力モードです)。
省電力動作モードについての詳しい説明は、コマンドリファレンスの省電力動作モードをご参照ください。
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