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ASシリーズ

モバイル接続

2.常時接続

2.3 マルチキャリア対応ASを利用したモバイル接続 (NTTドコモ編)

AS-M250/Lはマルチキャリア対応通信モジュールを搭載しており、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクおよびMVNOに対応しています。マルチキャリア対応ASでモバイル接続を行うためにはAPN、ユーザID、パスワードの他に、通信キャリアも合わせて指定する必要があります。

 

【対象機種】AS-250/L、AS-M250/L

 

【 構成図 】

WS000003

 

【 設定例 】

rsport 0 lcpkeepalive on
domain 0 mopera.net lte lte 0.0.0.0/0 0.0.0.0
nat 0 192.168.254.254 tcp 2222 ipcp 0
nat 1 192.168.254.254 tcp www ipcp 0
nat 47 * * * ipcp 0
dnsrelay activate on
alwaysonconnect activate on
alwaysonconnect domainname mopera.net

【 設定例解説 】

通信キャリアの指定

デフォルト設定の通信キャリアはNTTドコモ(およびNTTドコモ網を使用するMVNO)になっているため、通信キャリアの指定は不要になります。

他の通信キャリアが設定されている場合には、該当行を削除するか、下記を設定します。

module carrier docomo

(☞) 通信キャリアを変更してASを再起動した場合、ASは3回再起動します(通常の設定変更では1回の再起動)。

 

その他の設定

その他の設定はそれぞれのページをご参照ください。

常時接続設定、通信状態監視設定

(☞) オンデマンド接続でも同様に、マルチキャリア対応ASでは通信キャリアの指定が必要です。この場合は、オンデマンド接続設定に上記の”module carrier”の設定を追加してください。

 

フィルタ設定とNAT設定