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ネットイベント編

2. トラック設定

2-10. 拡張トラックでの指定ホストへのPing(IPv4,IPv6)監視設定

拡張トラックでの指定ホストへのPing(IPv4,IPv6)監視設定ではホストへのip reachability(到達性)を監視します。また監視にはICMP/ICMPv6 Echo Request/Replyパケットを使用します。そして標準のPing(IPv4,IPv6)監視設定では指定できないオプションを設定することができます。

 

【 設定例 】

〔Ping(IPv4)監視設定〕

<基本設定>
(config)#track 2048 ip reachability
(config-track)#destination 192.168.10.100

トラックNo.2048としてホスト「192.168.10.100」に対するPing(IPv4)監視を設定します。
(☞) 拡張トラック設定のトラックNo.は「2048」からとなります。

 

以下では標準のトラック設定では指定できないオプションを使用した設定例を紹介します。

 

<復旧回数設定>
(config)#track 2048 ip reachability
(config-track)#destination 192.168.10.100
(config-track)#recovery count 3

トラックNo.2048としてホスト「192.168.10.100」に対するPing(IPv4)監視を設定します。そして復旧回数(3回)も合わせて設定します。
(☞) 復旧回数設定は指定した回数連続でPingによる応答が得られた場合に復旧したと判断します。

 

<Interval variableモード設定>
(config)#track 2048 ip reachability
(config-track)#destination 192.168.10.100
(config-track)#transmit interval 60 variable
(config-track)#transmit retries 3

トラックNo.2048としてホスト「192.168.10.100」に対するPing(IPv4)監視を設定します。そしてInterval variableモードを有効にし送信間隔(60秒),リトライ回数(3回)も合わせて設定します。
(☞) Interval variableモードとはトラック状態に連動してインターバル間隔を変化させる機能です。これによりトラックのステータスが「up」状態でPingによる応答がないことを検知するとインターバル間隔を小さくするため、障害検出を早く行うことができます。そして通常時はインターバル間隔を長めに設定することでPingによる負荷を軽減することができます。
※インターバル間隔の計算方法についてはユーザーズガイドをご参照下さい。

 

<モニタログ設定>
(config)#track 2048 ip reachability
(config-track)#destination 192.168.10.100
(config-track)#netevent monitor-log-status

トラックNo.2048としてホスト「192.168.10.100」に対するPing(IPv4)監視を設定します。そしてモニタログ出力も合わせて設定します。
(☞) この設定とモニタログ機能を合わせて設定することで監視結果をモニタログファイルに保存することができます。モニタログ機能の設定は運用管理編12-1. モニタログ設定(監視結果の保存)をご参照下さい。

 

<RTT(Round trip time)設定>
(config)#track 2048 ip reachability
(config-track)#destination 192.168.10.100
(config-track)#rtt threshold 1000 normal-count 3 delay-count 3
(config-track)#netevent monitor-log-status

トラックNo.2048としてホスト「192.168.10.100」に対するPing(IPv4)監視を設定します。そしてRTT(単位はms)とモニタログを合わせて設定します。
(☞) RTT設定とはICMP Echo Requestを送信してからEcho Replyを受信するまでの時間(Round trip time)の閾値を指定する機能です。Echo Replyが返信されていても指定した閾値内にEcho Replyを受信できていない状態がrtt delay-count分連続した場合、rtt statusは「down」となります。

 

その他拡張トラックでの指定ホストへのPing(IPv4)監視設定のオプションとしては以下があります。

 

<ペイロード長設定>
(config-track)#payload-length 56

ICMP Echo Request送信時のペイロード長(単位はバイト。またICMPヘッダは含みません)を設定します。

 

<DFビット設定>
(config-track)#set df-bit

DFビットを設定します。

 

<TTL設定>
(config-track)#set ttl 255

PingパケットのTTL値を設定します。

 

〔Ping(IPv6)監視設定〕

<基本設定>
(config)#track 2048 ipv6 reachability
(config-track)#destination 2001:0db8:2:1::1

トラックNo.2048としてホスト「2001:0db8:2:1::1」に対するPing(IPv6)監視を設定します。
拡張トラック設定のトラックNo.は「2048」からとなります。

 

以下では標準のトラック設定では指定できないオプションを使用した設定例を紹介します。

 

<復旧回数設定>
(config)#track 2048 ipv6 reachability
(config-track)#destination 2001:0db8:2:1::1
(config-track)#recovery count 3

トラックNo.2048としてホスト「2001:0db8:2:1::1」に対するPing(IPv6)監視を設定します。そして復旧回数(3回)も合わせて設定します。
復旧回数設定は指定した回数連続でPingによる応答が得られた場合に復旧したと判断します。

 

<Interval variableモード設定>
(config)#track 2048 ipv6 reachability
(config-track)#destination 2001:0db8:2:1::1
(config-track)#transmit interval 60 variable
(config-track)#transmit retries 3

トラックNo.2048としてホスト「2001:0db8:2:1::1」に対するPing(IPv6)監視を設定します。そしてInterval variableモードを有効にし送信間隔(60秒),リトライ回数(3回)も合わせて設定します。
(☞) Interval variableモードとはトラック状態に連動してインターバル間隔を変化させる機能です。これによりトラックのステータスが「up」状態でPingによる応答がないことを検知すると、インターバル間隔を小さくするため、障害検出を早く行うことができます。また通常時はインターバル間隔を長めに設定することでPingによる負荷を軽減することができます。
※インターバル間隔の計算方法についてはユーザーズガイドをご参照下さい。

 

<モニタログ設定>
(config)#track 2048 ipv6 reachability
(config-track)#destination 2001:0db8:2:1::1
(config-track)#netevent monitor-log-status

トラックNo.2048としてホスト「2001:0db8:2:1::1」に対するPing(IPv6)監視を設定します。そしてモニタログ出力も合わせて設定します。
(☞) この設定とモニタログ機能を合わせて設定することで監視結果をモニタログファイルに保存することができます。モニタログ機能の設定は運用管理編12-1. モニタログ設定(監視結果の保存)をご参照下さい。

 

<RTT(Round trip time)設定>
(config)#track 2048 ipv6 reachability
(config-track)#destination 2001:0db8:2:1::1
(config-track)#rtt threshold 1000 normal-count 3 delay-count 3
(config-track)#netevent monitor-log-status

トラックNo.2048としてホスト「2001:0db8:2:1::1」に対するPing(IPv6)監視を設定します。そしてRTT(単位はms)とモニタログを合わせて設定します。
(☞) RTT設定とはICMPv6 Echo Requestを送信してからEcho Replyを受信するまでの時間(Round trip time)の閾値を指定する機能です。Echo Replyが返信されていても指定した閾値内にEcho Replyを受信できていない状態がrtt delay-count分連続した場合、rtt statusは「down」となります。

 

その他拡張トラックでの指定ホストへのPing(IPv6)監視設定のオプションとしては以下があります。

 

<ペイロード長設定>
(config-track)#payload-length 56

Ping(IPv6)パケット送信時のペイロード長(単位はバイト。またICMPv6ヘッダは含みません)を設定します。

 

<Hop Limit設定>
(config-track)#set hop-limit 255

Ping(IPv6)パケットのHop Limit値を設定します。