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FutureNet
NXR,VXRシリーズ
NAT・フィルタ編
2. NAT設定
2-5. UPnP設定
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構成図 | 設定フロー | 設定例 | 設定例解説 | 端末の設定例 | 付録 |
UPnP対応機器などをルータ配下で利用する設定例です。
【 構成図 】
【 設定フロー 】
【 設定例 】
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
nxrg100(config)#interface ethernet 0
nxrg100(config-if)#ip address 192.168.10.1/24
nxrg100(config-if)#exit
nxrg100(config)#ip route 0.0.0.0/0 ppp 0
nxrg100(config)#ppp account username test1@example.jp password test1pass
nxrg100(config)#interface ppp 0
nxrg100(config-ppp)#ip address negotiated
nxrg100(config-ppp)#ip masquerade
nxrg100(config-ppp)#ip spi-filter
nxrg100(config-ppp)#ip tcp adjust-mss auto
nxrg100(config-ppp)#ppp username test1@example.jp
nxrg100(config-ppp)#exit
nxrg100(config)#interface ethernet 1
nxrg100(config-if)#no ip address
nxrg100(config-if)#pppoe-client ppp 0
nxrg100(config-if)#exit
nxrg100(config)#upnp
nxrg100(config-upnp)#service enable
nxrg100(config-upnp)#external interface ppp 0
nxrg100(config-upnp)#listen ip 192.168.10.1/24
nxrg100(config-upnp)#timeout 3600
nxrg100(config-upnp)#exit
nxrg100(config)#dns
nxrg100(config-dns)#service enable
nxrg100(config-dns)#exit
nxrg100(config)#fast-forwarding enable
nxrg100(config)#exit
nxrg100#save config
【 設定例解説 】
1. <LAN側(ethernet0)インタフェース設定>
nxrg100(config-if)#ip address 192.168.10.1/24
ethernet0インタフェースのIPアドレスを設定します。
2. <スタティックルート設定>
デフォルトルートを設定します。
3. <PPPアカウント設定>
ppp0インタフェースで使用するISP接続用ユーザID,パスワードを設定します。
(☞) ここで設定したアカウントはppp0インタフェースの設定で指定します。
4. <WAN側(ppp0)インタフェース設定>
nxrg100(config-ppp)#ip address negotiated
ppp0インタフェースのIPアドレスを設定します。
(☞) 動的IPアドレスの場合、negotiatedを設定します。
nxrg100(config-ppp)#ip spi-filter
nxrg100(config-ppp)#ip tcp adjust-mss auto
IPマスカレード、ステートフルパケットインスペクションを有効にします。またTCP MSSの調整機能をオートに設定します。
ISP接続用ユーザIDを設定します。
(☞) PPPアカウント設定で登録したアカウントを設定します。
5. <ethernet1インタフェース設定>
nxrg100(config-if)#no ip address
nxrg100(config-if)#pppoe-client ppp 0
PPPoEクライアントを設定します。また使用するPPPインタフェースとしてppp0を指定します。
6. <UPnP設定>
nxrg100(config-upnp)#service enable
UPnPを有効にします。
WAN側インタフェースとしてppp0を設定します。
(☞) LAN内のUPnP対応機器に対して、ここで設定したインタフェースのIPアドレスを通知します。
LAN内のUPnP対応機器からのポートマッピング要求に対応するIPアドレスを設定します。
ポートマッピングによって設定されたNATエントリを監視し通過パケットが一定時間なかった場合、ポート情報を削除するためのタイマー(秒)を設定します。
7. <DNS設定>
nxrg100(config-dns)#service enable
DNSサービスを有効にします。
8. <ファストフォワーディング設定>
ファストフォワーディングを有効にします。ファストフォワーディングを有効にすることでパケット転送を高速に処理することができます。
(☞) ファストフォワーディングの詳細および利用時の制約については、NXR,WXRシリーズのユーザーズガイド(CLI版)に記載されているファストフォワーディングの解説をご参照ください。
【 端末の設定例 】
IPアドレス | 192.168.10.100 |
サブネットマスク | 255.255.255.0 |
デフォルトゲートウェイ | 192.168.10.1 |
DNSサーバ |
【 付録 】
目次
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