FutureNet

NXR,WXRシリーズ

NAT・フィルタ編

1. フィルタ設定

1-3. 動的フィルタ(ステートフルパケットインスペクション)設定

パケットを監視してパケットフィルタリング項目を随時変更する動的フィルタ(ステートフルパケットインスペクション)の設定例です。この例ではethernet1インタフェース側からの接続要求を全て遮断します。

 

コンテンツ
構成図 設定フロー 設定例 設定例解説 端末の設定例 付録

 

【 構成図 】

 

【 設定フロー 】

 

【 設定例 】

nxrg100#configure terminal
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
nxrg100(config)#interface ethernet 0
nxrg100(config-if)#ip address 192.168.10.1/24
nxrg100(config-if)#exit
nxrg100(config)#interface ethernet 1
nxrg100(config-if)#ip address 192.168.20.1/24
nxrg100(config-if)#ip spi-filter
nxrg100(config-if)#exit
nxrg100(config)#fast-forwarding enable
nxrg100(config)#exit
nxrg100#save config

 

【 設定例解説 】

1. <ethernet0インタフェース設定>
nxrg100(config)#interface ethernet 0
nxrg100(config-if)#ip address 192.168.10.1/24

ethernet0インタフェースのIPアドレスを設定します。

 

2. <ethernet1インタフェース設定>
nxrg100(config)#interface ethernet 1
nxrg100(config-if)#ip address 192.168.20.1/24

ethernet1インタフェースのIPアドレスを設定します。

nxrg100(config-if)#ip spi-filter

ステートフルパケットインスペクションを有効にします。
ステートフルパケットインスペクションとは、パケットを監視してパケットフィルタリング項目を随時変更する機能です。
この設定を有効にすると、通常そのインタフェースで受信したパケットは全て破棄されますが、そのインタフェースから送信されたパケットに対応する戻りパケットは許可されます。これによりWANからの不要なアクセスを防止することが可能です。

 

3. <ファストフォワーディング設定>
nxrg100(config)#fast-forwarding enable

ファストフォワーディングを有効にします。ファストフォワーディングを有効にすることでパケット転送を高速に処理することができます。
(☞) ファストフォワーディングの詳細および利用時の制約については、NXR,WXRシリーズのユーザーズガイド(CLI版)に記載されているファストフォワーディングの解説をご参照ください。

 

【 端末の設定例 】

192.168.10.0/24の端末 192.168.20.0/24の端末
IPアドレス 192.168.10.100 192.168.20.100
サブネットマスク 255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ 192.168.10.1 192.168.20.1

 

【 付録 】