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ASシリーズ

省電力

4.RS-232のDSR信号による省電力状態からの復帰

4.1 SMS着信、DSR信号を使う

AS-250は通常省電力状態としておき、SMS着信やRS-232のDSR信号変化、もしくはセンターからのIP着信のいづれかにより、省電力状態から復帰させ通信を行う例です。RS-232からの通信はAS-250側をTCPクライアントとして接続させます。モバイル接続はアクセス後しばらく無通信の状態が続くと自動的に切断され、省電力状態に戻ります。

 

【対象機種】AS-250/S、AS-250/F-SC、AS-250/F-KO

【 構成図 】

 

WS000022

【 設定例 】

rsport 0 lcpkeepalive on

rsport 0 inactivitytimer 120
rsport 1 flowctrl rtscts
rsport 1 baudrate 19200
rsport 1 transparent client
rsport 1 connectaddress 192.168.11.1
rsport 1 connectport 50000
rsport 1 inactivitytimer 60
domain 0 softbank testid testpass 192.168.11.0/27 0.0.0.0

ipdialin 0 on
nat 0 192.168.254.100 tcp 40000 ipcp 0
nat 47 * * * ipcp 0
dnsrelay activate on
powersaving activate on
powersaving idletimer 100
dsr powerontrigger on
sms command on
sms peer 0 09012349876 on
sms peer 0 doctl on

【 設定例解説 】

rsport 0 inactivitytimer 120

PPP無通信監視タイマを120秒に設定します。

domain 0 softbank testid testpass 192.168.11.0/27 0.0.0.0

APN、ユーザID、パスワード、宛先ネットワークアドレス、WAN側IPアドレスの設定を行います。

ipdialin 0 on

(注意)AS-250/S専用のコマンドです。IP着信で接続するAPN(ドメイン0)を指定します。AS-250/Fでは指定不要です。

dnsrelay activate on

DNSリレーを有効にします。

シリアル変換の設定
rsport 1 convmode tcptransparent
rsport 1 transparent client

TCPトランスペアレントのクライアント接続にします。

1行目の”rsport 1 convmode tcptransparent”は工場出荷値なので表示されません。

rsport 1 connectaddress 192.168.11.1
rsport 1 connectport 50000

接続先IPアドレスとTCPポート番号を設定します。

rsport 1 inactivitytimer 60

TCPセッションの無通信切断タイマを60秒に設定します。

rsport 1 flowctrl rtscts

RS-232のフロー制御はRTS/CTSにします。

rsport 1 baudrate 19200

RS-232の通信速度を19.2Kbpsにします。

 

NATの設定

nat 0 192.168.254.100 tcp 40000 ipcp 0

まずセンターからLAN上のクライアント(TCPポート40000)にアクセスできるようNAT設定します。

nat 47 * * * ipcp 0

次にその他のクライアント(RS-232によるTCPクライアント接続も含む)は全てWAN側への片方向接続できるよう設定します。

 

省電力の設定
powersaving activate on
powersaving idletimer 100

省電力機能を有効にし、省電力状態になるためのアイドルタイマを100秒にします。

dsr powerontrigger on

RS-232のDSR信号入力がオフからオンに変化したときに、省電力状態から復帰させます。

 

SMSの設定
sms command on

SMS送受信を有効にします。

sms peer 0 09012349876 on

SMS着信を許可する端末の電話番号を登録し、制御完了通知をonにします。

sms peer 0 doctl on

SMSによる接点出力を許可します。