FutureNet

ASシリーズ

運用管理

1.ファームウェアの更新

1.6 SORACOM Harvestを使用する

株式会社ソラコムが提供しているSORACOM Air for セルラーとSORACOM Harvestを組み合わせることでキャリアの閉域網およびSORACOMプラットフォームを利用している環境で容易にファームウェアの更新を行うことができます。また、SORACOM Harvestの詳細はこちら

※「SORACOM」は、株式会社ソラコムの登録商標または商標です。また、「SORACOM Harvest」を含む株式会社ソラコムの商品またはサービスの名称等は、株式会社ソラコムの商標または登録商標です。

 

【 ファームウェアの準備 】

弊社ホームページから、該当ASのファームウェアをダウンロードし、ダウンロードしたZIPファイルを解凍します。

 

 

【 SORACOM側の設定 】

準備したファームウェアをアップロードする方法や、SORACOM Harvest Filesの設定については、NXRシリーズのSORACOM Harvestとの連携(firmware update)を参照ください。

本設定例では上記の参照ページと同様に、プロジェクトディレクトリ名を「nxr_test」として、その下の「firmware」ディレクトリにファームウェアをアップロードします。

 

【 AS側の実行例 】

SORACOM側の準備ができましたら、ASでファームウェアをダウンロードします。

Telnetコマンドラインからfirmware updateコマンドを実行することによりファームウェアのダウンロードを開始します。

 

firmware update http://harvest-files.soracom.io/nxr_test/firmware/[ファームウェア名]

 

コマンド実行後、SORACOM Harvest Files上のファームウェアのダウンロードを開始します。

ダウンロード完了後、本装置上でファームウェアの保存が行われます(LED状態:COM 赤点滅、RUN 消灯)。

保存完了後、本装置は自動で再起動しますので、手動での電源OFFは行わないでください。ファームウェア更新時の手動での電源OFFは機器の故障に繋がります。

ファームウェアの保存が完了(LED状態:COM 赤点灯、RUN 緑点灯)すると、本装置は運用状態(LED状態:COM 消灯、RUN 緑点灯)となります(AS-250シリーズではモバイル時刻同期を行うまでの間はLED状態がCOM 赤点灯、RUN 緑点灯となります)。