FutureNet
ASシリーズ
運用管理
1.ファームウェアの更新
1.1 TCPダウンローダ(Windows版)を使用する
TCP ダウンローダ(Windows版)を使用して、ネットワーク経由でファームウェアの更新を行う方法です。ファームウェアの更新では、本装置に設定した内容は失われません。
【 準備 】
1-1. <TCPダウンローダ(Windows版)のダウンロード>
TCPダウンローダ(Windows版)はファームウェアと同じく、弊社ホームページからダウンロードすることができます。
1-2. <TCPダウンローダ(Windows版)のインストール>
ファームウェアの更新操作を行うWindows パソコンで、ダウンロードしたZIPファイルを解凍します。
解凍した中にあるEXEファイルを実行するとインストール画面が開きます。画面の指示に従ってインストールを行います。
1-3. <ファームウェアのダウンロード>
弊社ホームページから、該当ASのファームウェアをダウンロードし、ダウンロードしたZIPファイルを解凍します。
【 実行例 】
<ファームウェアの更新>
インストールしたTCPダウンローダを実行します。
[ホスト名またはIPアドレス]に、本装置のIPアドレスを入力します。ファームウェアの更新はLAN側IPアドレス、WAN側IPアドレスのどちらからでも行うことができます。
[ポート番号]の2222は工場出荷値ですので、通常は変更の必要はありません。AS-250の設定で、TCPダウンローダサーバポート番号を変更している場合は、変更した値を入力します。
※ リモートからファームウェアの更新を行う(WAN側IPアドレスを利用する)場合、ファームウェアの更新用ポート番号(工場出荷値:2222)の通信を本機に向けるためNATの設定が必要となります。NATの設定は5.8 AS-250へのリモートアクセスをご参照下さい。NATの設定例の”nat 2″のような設定が必要になります。
次に、[ダウンロード開始]ボタンをクリックします。
ここで、更新したいバージョンのファームウェアのファイル(拡張子img)を指定し、[開く]をクリックします。
装置へ転送するファームウェアのバージョン番号が表示されます。確認後、[OK]ボタンをクリックします。
[ファームウェアを更新します。よろしいですか?]と表示されますので、[OK]ボタンをクリックします。
[OK]ボタンをクリックすると、本装置へファームウェアの転送を開始します。(LED状態:COM 消灯、RUN 緑点灯)
転送が終わると以下の完了ダイアログが表示されます。
TCPダウンローダで[ダウンロード完了]というメッセージが表示された後、本装置上でファームウェアの保存が行われます。(LED状態:COM 赤点滅、RUN 消灯)
保存完了後、本装置は自動で再起動しますので、手動での電源OFFは行わないでください。ファームウェア更新時の手動での電源OFFは機器の故障に繋がります。
ファームウェアの保存が完了(LED状態:COM 赤点灯、RUN 緑点灯)すると、本装置は運用状態(LED状態:COM 消灯、RUN 緑点灯)となります(AS-250シリーズではモバイル時刻同期を行うまでの間はLED状態がCOM 赤点灯、RUN 緑点灯となります)。
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