FutureNet

FA,XIOシリーズ

XIO-100編

3. 運用管理

3.7 定期的にNTPサーバと時刻同期を行う

XIOシリーズはスケジュール機能を利用して、指定日時に制御コマンドを実行することができます。

本設定例では、スケジュール機能を利用して定期的にNTPサーバと時刻同期を行います。

 

【対象機種】XIO-100、XIO-110

 

【 設定例 】

ip route default 192.168.254.254
dns server 192.168.254.253
schedule 0 1:30 * * ‘clock ntpsync ntp.nict.jp’

 

【 設定例解説 】

ip route default 192.168.254.254

XIO装置のIPアドレスは工場出荷時のIPアドレス(192.168.254.252)とします。

外部NTPサーバには、デフォルトゲートウェイとして設定した機器(192.168.254.254)を介して通信します。

 

dns server 192.168.254.253

DNSサーバ(192.168.254.253)を設定します。

(☞) LANのIPアドレスをDHCPで自動に設定する場合は、デフォルトゲートウェイおよびDNSサーバの設定は不要です。

 

schedule 0 1:30 * * ‘clock ntpsync ntp.nict.jp’

毎日1時30分に制御コマンドclock ntpsync ntp.nict.jpを実行します。

スケジュール機能で実行する制御コマンドは、全体をシングルクォートで囲います。

(☞) 制御コマンドclock ntpsyncは、外部NTPサーバと時刻同期を行います。本設定例では、外部NTPサーバ ntp.nict.jpと時刻同期を行います。

clock ntpsync ntp.nict.jp