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FA,XIOシリーズ

XIO-100編

3. 運用管理

3.3 TCPダウンローダ(Windows版)を使用したファームウェアの更新

TCP ダウンローダ(Windows版)を使用して、ネットワーク経由でXIOシリーズのファームウェアの更新を行います。

 

【対象機種】XIO-100、XIO-110

 

1. 【 準備 】

1-1. <ファームウェアのダウンロード>

ファームウェアは、弊社ホームページのダウンロードページより、ダウンロードすることができます。ダウンロードしたZIPファイルを解凍します。

XIO-100のダウンロードページ

XIO-110のダウンロードページ

 

1-2. <TCPダウンローダ(Windows版)のダウンロード>

TCPダウンローダ(Windows版)はファームウェアと同じく、弊社ホームページからダウンロードすることができます。

 

1-3. <TCPダウンローダ(Windows版)のインストール>

ファームウェアの更新操作を行うWindows パソコンで、ダウンロードしたZIPファイルを解凍します。

解凍した中あるEXEファイルを実行するとインストール画面が開きます。画面の指示に従ってインストールを行います。

 

2. 【 実行例 】

2.1 <ファームウェアの更新>

インストールしたTCPダウンローダを実行します。

tcp_downloader_XIO_1

 

[ホスト名またはIPアドレス]に、本装置のIPアドレスを入力します。[ポート番号]の値は2222のまま変更しないでください。

次に、[ダウンロード開始]ボタンをクリックします。

 

tcp_downloader_XIO_2

 

ここで、1で準備したファームウェアのファイル(拡張子img)を指定し、[開く]をクリックします。

 

tcp_downloader_XIO_3

 

装置へ転送するファームウェアのバージョン番号が表示されます。確認後、[OK]ボタンをクリックします。

 

tcp_downloader_XIO_4

 

[ファームウェアを更新します。よろしいですか?]と表示されますので、[OK]ボタンをクリックします。

[OK]ボタンをクリックすると、本装置へファームウェアの転送を開始します。

転送が終わると以下の完了ダイアログが表示されます。

 

tcp_downloader_XIO_5

TCPダウンローダで[ダウンロード完了]というメッセージが表示された後、本装置上でファームウェアの保存が行われます。(LED状態:STATUS1 赤点灯、STATUS2 消灯)

保存完了後、本装置は自動で再起動しますので、手動での電源OFFは行わないでください。ファームウェア更新時の手動での電源OFFは機器の故障に繋がります。

ファームウェアの保存が完了すると、LED状態はSTATUS1 緑点灯、STATUS2 消灯となります。

 

3. 【確認】

3-1. <ファームウェアの確認>

装置にログイン後、”show product”コマンドを実行すると、装置に適用されているファームウェアが確認できます。”Firmware”の行で表示される文字列のうち、初めの”v”に続く3つの数字がバージョン番号です。

 

login: admin
password:FutureNet XIO-100
> show product
ProductName : XIO-100
SerialNumber : 10350xxxxx
BoardRevision : 1
MACaddress : 00:80:6d:xx:xx:xx
Firmware : v1.0.3 build 2