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ASシリーズ

シリアル変換

5.対向接続

5.1 対向接続

AS-250のRS-232ポートに接続された機器のデータを、遠隔地にあるセンター側AS-250のRS-232ポートに接続された機器で受け取ります。

センター側AS-250を常時接続、かつWAN側IPアドレスを固定のグローバルIPとしておきます。これにより、常に機器からのデータを受信できます。機器データ通信用TCPポート番号は33333とします。

 

【対象機種】AS-250/F-SC、AS-250/F-KO、AS-250/S、AS-250/KL、AS-250/X、AS-250/NL

【 構成図 】

 

as250_facing_serial_center_is_server

 

 

【 設定例 】

【機器側AS-250(クライアント)の設定】

main ip 192.168.10.1
main mask 255.255.255.0
rsport 0 lcpkeepalive on
rsport 1 baudrate 9600
rsport 1 transparent client
rsport 1 connectaddress x.x.x.x
rsport 1 connectport 33333
rsport 1 inactivitytimer 25
domain 0 example testid1 testpass1 0.0.0.0/0 0.0.0.0
nat 47 * * * ipcp 0
dnsrelay activate on
【センター側AS-250(サーバ)の設定】
main ip 192.168.20.1
main mask 255.255.255.0
rsport 0 lcpkeepalive on
rsport 1 baudrate 9600
rsport 1 inactivitytimer 25
rsport 1 scpcport 33333
domain 0 example testid2 testpass2 0.0.0.0/0 0.0.0.0
nat 0 192.168.20.1 tcp 33333 ipcp 0
nat 47 * * * ipcp 0
dnsrelay activate on
alwaysonconnect activate on
alwaysonconnect domainname example

【 設定例解説 】

機器側AS-250(クライアント)の設定

機器側AS-250は、機器からRS-232経由でデータを受信したときにPPP接続を行い、センター側AS-250(x.x.x.x)の33333番ポートにシリアル変換したデータを送ります。

 

nat 47 * * * ipcp 0

WAN側への接続を可能にします。

 

rsport 1 baudrate 9600
rsport 1 transparent client
rsport 1 connectaddress x.x.x.x
rsport 1 connectport 33333
rsport 1 inactivitytimer 25

RS-232の通信速度を9600bpsとします。

シリアル変換モードをクライアントにします。

機器への接続トリガは、機器からRS-232経由でデータを受信したときとします。この設定は初期値なので表示されません。

接続先はセンター側AS-250のWAN側、固定のグローバルIPアドレスを指定します。

接続先TCPポート番号は33333とします。

TCP無通信切断タイマをPPP無通信切断タイマより短い25秒に指定します。

 

センター側AS-250(サーバ)の設定

センター側AS-250は常時接続とし、常に機器からのデータを待ち受けます。33333番ポートで受け取ったデータはシリアル変換してRS-232経由でセンターに送ります。

 

 

nat 0 192.168.20.1 tcp 33333 ipcp 0

TCPポート番号33333に届いた機器からのデータを取得するためNAT設定します。

 

alwaysonconnect activate on
alwaysonconnect domainname example

機器からのデータを常に受信できるよう、常時接続にします。

 

rsport 1 baudrate 9600
rsport 1 inactivitytimer 25
rsport 1 scpcport 33333

RS-232の通信速度を9600bpsとします。

シリアル変換モードをサーバにします。この設定は初期値なので表示されません。

TCP無通信切断タイマを25秒とします。

サーバの待ち受けTCPポート番号は33333とします。

 

(☞) 上記の設定例では、インターネット上の不特定多数の機器からセンター側AS-250にアクセスできます。セキュリティ強化のため、常時接続しているセンター側AS-250はフィルタとNATの設定例を参考にアクセスできる機器を制限してください。

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