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ASシリーズ

シリアル変換

4.WinComリダイレクタを利用してRS-232ポートに接続した機器との通信を行う

4.1 WinComリダイレクタを利用してRS-232ポートに接続した機器との通信を行う(WAN側固定IPアドレス)

当社が提供する「WinComリダイレクタ」を使用することによってセンター側のCOMアプリケーションを利用する例です。あらかじめ、センターの Windows パソコンに、当社製品の「WinComリダイレクタ」をインストールしておきます。Windows パソコン上に仮想COMポートを作成し、COMアプリケーションのアクセスポートとして仮想COMポートを指定することにより、遠隔のAS-250の RS-232ポートと通信が可能になります。

なおAS-250のインターネット契約は固定IPとします。

 

【対象機種】AS-250/F-SC、AS-250/F-KO、AS-250/S、AS-250/KL、AS-250/X、AS-250/NL

【 構成図 】

WS000010

 

【 設定例 】

rsport scfcport 40000

rsport 0 lcpkeepalive on
rsport 1 convmode redirect

rsport 1 inactivitytimer 30
domain 0 example testid testpass 0.0.0.0/0 x.x.x.x

nat 0 192.168.254.254 tcp 40000 ipcp 0

nat 47 * * * ipcp 0
alwaysonconnect activate on
alwaysonconnect domainname example

【 設定例解説 】

 domain 0 example testid testpass 0.0.0.0/0 x.x.x.x

APN(AS-250/Xの場合はドメイン名)、ユーザID、パスワード、宛先ネットワークアドレス、WAN側IPアドレス(AS-250/Xの場合はメトリック)を設定します。

宛先ネットワークアドレスは、インターネット接続の場合0.0.0.0/0と指定します。 これで全ての異なるネットワーク向けパケットがWAN側への送信対象となります。

WAN側IPアドレスは、予め指定されたIP アドレスをIPCP で通知する場合に指定します。通知しない場合は0.0.0.0とします。

AS-250/Xの場合は、WAN側IPアドレスは不要で”domain 0 au-net.ne.jp au au 0.0.0.0/0 1″のように入力します。

nat 0 192.168.254.254 tcp 40000 ipcp 0

COMリダイレクトサーバとして使うポート番号40000を、WAN側からアクセスできるようにnat設定します。

alwaysonconnect activate on

alwaysonconnect domainname example

常時接続機能を有効にし、接続先APNを指定します。

 

シリアル変換の設定
rsport 1 convmode redirect

AS-250のシリアル変換機能をCOMリダイレクトサーバに設定します。

rsport scfcport 40000
rsport 1 inactivitytimer 30

COMリダイレクトサーバの接続待ち受けポートを設定します。

TCP無通信切断タイマを30秒に指定します。

(☞) TCP無通信切断タイマはお客様の利用状況に応じて設定してください。

 

【 WinComリダイレクタ  】

WindowsパソコンにインストールしたWinComリダイレクタを起動します。

 

COM登録

 

COM登録を行い、仮想COMポートを指定します。

 

WinComRedirector_COM

 

リダイレクトポートにCOMアプリケーションのアクセスポートを指定します。

サーバIPアドレスにAS-250のWAN側IPアドレス (x.x.x.x) を指定します。

サーバポート番号にAS-250で設定したCOMリダイレクトサーバの接続待ち受けポート (40000) を指定します。