- FutureNet製品活用ガイド
- FutureNet FA,XIOシリーズ
- XIO-110編
FutureNet
FA,XIOシリーズ
XIO-110編
2. I/Oデータ送信機能
2.4 アナログ入力しきい値によるI/Oデータ送信
I/Oデータ送信機能は、本装置をTCPクライアントとして、アナログ入力 4チャネル(チャネル0-3)、接点入力 2チャネル (チャネル0-1)、接点出力 2チャネル(チャネル0-1)の各状態をJSON形式のデータで送信する機能です。
本設定例では、アナログ入力のしきい値を設定して、アナログ入力値がしきい値を上回った場合や下回った場合にI/Oデータをホストへ送信します。
【 送信データ例 】
{“AI0″:32664,”AI1″:0,”AI2″:0,”AI3″:0,”DI0″:0,”DI1″:0,”DO0″:0,”DO1″:0}
【 構成図 】
【 設定例 】
iotx tcp-client host 192.168.254.1 8000
ai 0 threshold 15000 5000
ai 1 threshold 10000
ai 0 threshold 15000 5000
ai 1 threshold 10000
【 設定例解説 】
iotx tcp-client host 192.168.254.1 8000
I/Oデータの送信先(FQDNまたはIPアドレスとポート番号)を設定します。
ai 0 threshold 15000 5000
アナログ入力0のしきい値を15000、しきい値下限を5000にします。
これにより、アナログ入力0が15000を上回った時、また、アナログ入力が5000を下回った時にI/Oデータ送信を行います。
ai 1 threshold 10000
アナログ入力のしきい値下限は省略することが可能です。この場合、しきい値のみでI/Oデータ送信の判断を行います。
アナログ入力1がしきい値10000を上回っても下回ってもI/Oデータ送信を行います。
なお、I/Oデータは接点入力による送信や定期間隔での送信、また、スケジュールでの送信も可能で、アナログ入力しきい値による送信設定と併用できます。
目次
更新情報
→ 一覧へ- 2024.10.01NXR,VXR
ネットイベント編
3-19. DDNSクライアントの有効/無効化設定 - 2024.10.01NXR,VXR
運用管理編
11-3. センチュリー・テクニカルサポート情報の取得と転送 - 2024.09.18NXR,VXR
REST-API編
2-18. センチュリー・テクニカルサポート情報の取得(maint/century-tech-support) - 2024.09.18NXR,VXR
REST-API編
2-17. デバッグタイマの実行(maint/debug) - 2024.09.18NXR,VXR
REST-API編
12-10. SSHクライアント設定(ssh-client)
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