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- XIO-100編
FutureNet
FA,XIOシリーズ
XIO-100編
1. 接点機能の利用
1.3 接点延長(複数機器)
Modbus機能を利用することにより、Ethernet経由で接続されているマスター側XIOの接点入力(DI)の変化をスレーブ側XIOの接点出力(DO)に反映できます。その際、マスター側のそれぞれの接点入力の変化を複数のスレーブ側の接点出力に反映することもできます。
下記の例では、マスター側XIO(XIO_A)のDI0とスレーブ側XIO(XIO_B)のDO0、および、マスター側XIO(XIO_A)のDI1とスレーブ側XIO(XIO_C)のDO0を連動させます。
【対象機種】XIO-100、XIO-110
【 構成図 】
【 設定例 】
〔XIO_Aの設定〕
di 0 bind 100
di 1 bind 101
do 100 map modbus 1 0 10 30
do 101 map modbus 2 0 10 30
mb slavemap 1 tcp 192.168.1.2
mb slavemap 2 tcp 192.168.1.3
〔XIO_Bの設定〕
〔XIO_Cの設定〕
【 設定例解説 】
〔XIO_Aの設定〕
IPアドレスを設定します。
di 1 bind 101
接点入力0と仮想接点出力100を連動させます。同様に接点入力1と仮想接点出力101を連動させます。
mb slavemap 2 tcp 192.168.1.3
スレーブ番号1をXIO_B(192.168.1.2)、スレーブ番号2をXIO_C(192.168.1.3)に対応付けます。
do 101 map modbus 2 0 10 30
仮想接点出力を登録します。仮想接点出力100をスレーブ番号1(XIO_B)のコイルレジスタ番号0(接点出力0)に対応付けます。同様に仮想接点出力101をスレーブ番号2(XIO_C)のコイルレジスタ番号0(接点出力0)に対応付けます。
※仮想接点出力とは実際の接点出力ではなく、mapコマンドを利用してスレーブ側のコイルレジスタに紐付ける仮の接点出力です。
(☞) コイルレジスタについてはコマンドリファレンスの「MODBUSレジスタ」の章を参照ください。
以上の設定により、マスター側(XIO_A)の接点入力0に変化があった場合、仮想接点出力(100)を通じて、スレーブ側(XIO_B)の接点出力0が変化します。同様に、マスター側(XIO_A)の接点入力1に変化があった場合、仮想接点出力(101)を通じて、スレーブ側(XIO_C)の接点出力0が変化します。
〔XIO_Bの設定〕
XIOのModbus/TCPサーバ機能は工場出荷時の設定で有効(サーバポート番号502)となっていますので、IPアドレスだけを設定します。
〔XIO_Cの設定〕
XIOのModbus/TCPサーバ機能は工場出荷時の設定で有効(サーバポート番号502)となっていますので、IPアドレスだけを設定します。
目次
更新情報
→ 一覧へ- 2024.10.01NXR,VXR
ネットイベント編
3-19. DDNSクライアントの有効/無効化設定 - 2024.10.01NXR,VXR
運用管理編
11-3. センチュリー・テクニカルサポート情報の取得と転送 - 2024.09.18NXR,VXR
REST-API編
2-18. センチュリー・テクニカルサポート情報の取得(maint/century-tech-support) - 2024.09.18NXR,VXR
REST-API編
2-17. デバッグタイマの実行(maint/debug) - 2024.09.18NXR,VXR
REST-API編
12-10. SSHクライアント設定(ssh-client)
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