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FutureNet
FA,XIOシリーズ
XIO-100編
1. 接点機能の利用
1.1 接点延長
Modbus機能を利用することにより、Ethernet経由で接続されているマスター側XIOの接点入力(DI)の変化をスレーブ側XIOの接点出力(DO)に反映できます。
下記の例ではマスター側XIO-100のDI0、DI1とスレーブ側XIO-100のDO0、DO1を紐付けています。
【対象機種】XIO-100、XIO-110
【 構成図 】
※ XIO-110はDIおよびDOが2チャネルずつになります。
【 設定例 】
〔マスターの設定〕
di 0 bind 100
di 1 bind 101
do 100 map modbus 1 0 10 30
do 101 map modbus 1 1 10 30
mb slavemap 1 tcp 192.168.1.2
〔スレーブの設定〕
【 設定例解説 】
〔マスターの設定〕
IPアドレスを設定します。
di 1 bind 101
接点入力0と仮想接点出力100を連動させます。同様に接点入力1と仮想接点出力101を連動させます。
スレーブ番号1をスレーブ側XIO-100 (192.168.1.2)に対応付けます。
do 101 map modbus 1 1 10 30
仮想接点出力を登録します。仮想接点出力100をスレーブ番号1(スレーブ側XIO-100)の接点出力0に対応付けます。同様に仮想接点出力101をスレーブ番号1(スレーブ側XIO-100)の接点出力1に対応付けます。
※仮想接点出力とは実際の接点出力ではなく、mapコマンドを利用してスレーブ側の接点出力と紐付ける仮の接点出力です。
(☞) コイルレジスタについてはコマンドリファレンスの「MODBUSレジスタ」の章を参照ください。
以上の設定により、マスター側接点入力0、1に変化があった場合、仮想接点出力(100、101)を通じてスレーブ側の接点出力0、1が変化します。
〔スレーブの設定〕
XIO-100のModbus/TCPサーバ機能は工場出荷時の設定で有効(サーバポート番号502)となっていますので、IPアドレスだけを設定します。
無通信切断タイマは工場出荷時の設定で10秒です。
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