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ASシリーズ
運用管理
4.パケットキャプチャ機能
4.1 パケットキャプチャ
パケットキャプチャ機能は、AS-250のLANもしくはWAN(モバイル回線)で送受信したパケットを取得する機能です。パケットキャプチャ機能を利用することにより障害時の切り分けなどに活用することができます。
パケットキャプチャはCLI画面からdumpコマンドにより保存することができます。
なお、パケットキャプチャを複数行うことはできません(LAN側とWAN側、RAMディスクに保存とSDカードに保存)。パケットキャプチャ中にdumpコマンドを実行すると、”Already started.”というエラーが返ります。
【対象機種】AS-200シリーズ(ファームウェア1.6.0以降)、AS-M250シリーズ、AS-P250シリーズ
【 実行例 】
<RAMディスクに保存>
以下のコマンドでパケットキャプチャを開始します。出力形式はPCAP形式で、キャプチャ中のファイル名はCURRENT.CAPです。
LAN側のパケットキャプチャをRAMディスクに保存する。
オペレーションを実行する。
パケットキャプチャを停止する。
WAN側のパケットキャプチャをRAMディスクに保存する。
オペレーションを実行する。
パケットキャプチャを停止する。
キャプチャを停止するか、CURRENT.CAPのファイルサイズが一定値を超えた場合には、ファイル名がYYMMDDSS.CAP(YYMMDDは作成日付、SSは枝番)として保存されます。パケットキャプチャファイル数が一定数を超えた場合は、一番古いパケットキャプチャファイルを削除します。
RAMディスクに保存したファイルは、Web管理画面の[ホーム]-[ファイル]-[RAMディスク]よりダウンロードできます。
ダウンロードしたいYYMMDDSS.CAPをクリックし、保存してください。
(☞) RAMディスクに保存されたファイルは本体が再起動をすると消去されてしまいますのでご注意下さい。
RAMディスクに保存されたパケットキャプチャファイルを削除する。
YYMMDDSS.CAPを削除するファイル名に変更してください。*.CAPを指定することで、RAMディスク内の拡張子CAPファイルを一括削除することも可能です。
設定コマンドにより自動でパケットキャプチャを行うことも可能です。
起動時にWAN側のパケットキャプチャを開始するための設定コマンドは以下になります。
<SDカードに保存>
AS-250に装着したSDカードにパケットキャプチャを保存します。
SDカードがマウントされているか確認する。
“No card probed.”と表示された場合はSDカードが認識されていません。また、”Mounted : No”と表示された場合はSDカードがマウントされていない状況なのでマウントします。
パケットキャプチャを開始する前には、”Mounted : Yes”となっていることを確認してください。
以下のコマンドでパケットキャプチャを開始します。出力形式はPCAP形式で、キャプチャ中のファイル名はCURRENT.CAPです。
LAN側のパケットキャプチャをSDカードに保存する。
オペレーションを実行する。
パケットキャプチャを停止する。
WAN側のパケットキャプチャをSDカードに保存する。
オペレーションを実行する。
パケットキャプチャを停止する。
キャプチャを停止するか、CURRENT.CAPのファイルサイズが一定値を超えた場合には、ファイル名がYYMMDDSS.CAP(YYMMDDは作成日付、SSは枝番)として保存されます。パケットキャプチャファイル数が一定数を超えた場合は、一番古いパケットキャプチャファイルを削除します。
SDカードに保存したファイルは、Web管理画面の[ホーム]-[ファイル]-[SDカード]-[ディスク1]よりダウンロードできます。
ダウンロードしたいYYMMDDSS.CAPをクリックし、保存してください。
SDカードに保存されたパケットキャプチャファイルを削除する。
YYMMDDSS.CAPを削除するファイル名に変更してください。*.CAPを指定することで、SDカード内の拡張子CAPファイルを一括削除することも可能です。
設定コマンドにより自動でパケットキャプチャを行うことも可能です。
起動時にWAN側のパケットキャプチャを開始するための設定コマンドは以下になります。
evcmd 1 boot dump wan extmem
目次
更新情報
→ 一覧へ- 2024.10.25NXR,VXR
REST-API編
2-8. exec系,showコマンドの実行(maint/cli) - 2024.10.01NXR,VXR
ネットイベント編
3-19. DDNSクライアントの有効/無効化設定 - 2024.10.01NXR,VXR
運用管理編
11-3. センチュリー・テクニカルサポート情報の取得と転送 - 2024.09.18NXR,VXR
REST-API編
2-18. センチュリー・テクニカルサポート情報の取得(maint/century-tech-support) - 2024.09.18NXR,VXR
REST-API編
2-17. デバッグタイマの実行(maint/debug)
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