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FutureNet
ASシリーズ
モバイル接続
2.常時接続
2.1 電源投入時にインターネット接続
ASシリーズの電源投入時にインターネット接続を行い、そのままPPP接続を保つ例です。拠点の全クライアントはインターネットアクセスを許可します。また定時リブート機能により、毎日定時にシステム再起動をかけます。またPPP接続連続失敗による再起動を早めます。
【 構成図 】
【 設定例 】
rsport 0 lcpkeepalive on
domain 0 example testid testpass 0.0.0.0/0 0.0.0.0
domain 0 pdptype ppp
nat 47 * * * ipcp 0
alwaysonconnect activate on
alwaysonconnect domainname example
autoreboot activate on
autoreboot time 02:00
module dialfailrestart on 5
【 設定例解説 】
接続先APNの設定
APN、ユーザID、パスワード、宛先ネットワークアドレス、WAN側IPアドレスを設定します。
宛先ネットワークアドレスは、インターネット接続の場合0.0.0.0/0と指定します。 これで全ての異なるネットワーク向けパケットがWAN側への送信対象となります。
WAN側IPアドレスは、予め指定されたIP アドレスをIPCP で通知する場合に指定します。通知しない場合は0.0.0.0とします。
(☞) 常時接続設定時は、接続先の登録を1つだけ設定します。
PDPタイプとしてPPPを設定します。
(☞) ご利用のAPNに合ったPDPタイプを設定してください。PDPタイプがIPの場合、上記のPDPタイプの設定は不要です。(PDPタイプの工場出荷時設定がIPのため)
(☞) AS-250/KL、AS-M250/KL、AS-P250/KLではPDPタイプの指定は不要です。
(☞) 接続先APNの設定を変更した場合、すぐにモバイル網に接続できない場合があります。そのような場合はCLI画面で”reboot module”コマンドを実行するか、電源コネクタを外して電源を再度入れ直して下さい。
NATの設定
nat 47 * * * ipcp 0
IPマスカレードの設定です。
常時接続の設定
alwaysonconnect domainname example
常時接続を有効にして、常時接続先のAPNを指定します。
通信状態の監視
LCPキープアライブによりモバイル網との正常性を監視します。
autoreboot time 2:10
定時再起動を有効にし、毎日午前2時10分に装置を再起動させます。
工場出荷時設定ではダイヤル失敗連続10回で装置を再起動させますが、これを5回で再起動するように変更します。
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