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NXR,VXRシリーズ

IPsec編

5. 冗長化設定

冗長化設定一覧

5-1. Route Based IPsec冗長化設定(IPsec同時接続)

センタ側でWAN回線と機器の冗長化を行います。そして、メインルータでの障害発生時、自動的にIPsec経路を切り替えて通信を継続します。

 

5-2. Route Based IPsec冗長化設定(ネットイベントの利用)

センタ側でWAN回線と機器の冗長化を行います。そして、メインルータでの障害発生時、ネットイベント機能で自動的にバックアップのIPsec接続を行い、通信を継続します。

 

5-3. Route Based IPsec冗長化設定(バックアップポリシーの利用)

センタ側でWAN回線と機器の冗長化を行います。そして、メインルータでの障害発生時、IPsecのバックアップポリシー機能で自動的にバックアップのIPsec接続を行い、通信を継続します。

 

5-4. Route Based IPsec冗長化設定(BGPの利用)

センタ側(ルータ2台,WAN各1回線)、拠点側(ルータ1台,WAN2回線)という構成で冗長化する設定例です。メイン経路でBGP4を使用しメインのVPN回線障害時はネットイベント機能で自動的にバックアップのWANおよびVPN回線を接続して通信を継続できます。またセンタ側ではVRRPを利用しルータの機器障害にも対応します。

 

5-5. Route Based IPsec冗長化設定(local policy changeの利用)

拠点側でWAN回線の冗長化を行います。そして、メインWAN回線の障害検知時、ネットイベント機能で自動的にバックアップWAN回線への切り替えおよびIPsec接続を行い、通信を継続します。

 

5-6. Route Based IPsec冗長化設定(local policy changeの利用2)

拠点側でNXR-G120/Lを利用することによりSIMを切り替えてWAN回線の冗長化を行います。そして、キャリアの通信障害などアクティブSIMで通信不可検知時、ネットイベント機能で自動的にスタンバイSIMへの切り替えおよびIPsec接続を行い、通信を継続します。