1. FutureNet製品活用ガイド
  2. FutureNet ASシリーズ
  3. メール・SMS・HTTPクライアント機能

FutureNet

ASシリーズ

メール・SMS・HTTPクライアント機能

4. HTTPクライアント機能とテンプレート

4.3 スケジュールで接点入力状態を外部HTTPサーバに送信する

スケジュールで実行するコマンドとしてテンプレートが利用できます。

本設定例では、テンプレート0に現在時刻および接点入力状態、テンプレート1にHTTP POSTリクエストを登録し、スケジュールで定期的に接点入力状態を外部HTTPサーバに送信します。

(☞) テンプレートは、HTTP POST/PUT クライアント機能のリクエスト本文やスケジュール登録の他に、イベント機能などで利用することができます。テンプレートには複数の置換キーワードを入れることができ、その利用時に置換キーワードが展開されます。

 

【 設定例 】

rsport 0 lcpkeepalive on
domain 0 example testid testpass 0.0.0.0/0 0.0.0.0
nat 47 * * * ipcp 0
dnsrelay activate on
alwaysonconnect activate on
alwaysonconnect domainname example
template 0 '{"timestamp":"${NOW}", "DI0":"${DI0}", "DI1":"${DI1}"}'
template 1 'wpost http://URL/ none template:0,application/json 3 20'
schedule 0 0:30 * * template:1

【 設定例解説 】

テンプレートの登録とHTTP POSTクライアント設定
template 0 '{"timestamp":"${NOW}", "DI0":"${DI0}", "DI1":"${DI1}"}'
template 1 'wpost http://URL/ none template:0,application/json 3 20'

テンプレート0 の登録とHTTP POSTクライアント設定については、HTTP POSTクライアント機能のリクエスト本文にテンプレートを利用する を参照ください。

本設定ではスケジュールで実行するコマンドとして、HTTP POSTクライアント設定をテンプレート1に登録します。

テンプレート文字列中に半角スペースが含まれているため、文字列全体をシングルクォートで囲います。

template 1 'wpost http://URL/ none template:0,application/json 3 20'

 

スケジュールの登録
schedule 0 0:30 * * template:1

スケジュールを利用して、毎日0時30分にテンプレート1に登録した処理を実行します。これにより、毎日0時30分に接点入力状態を外部HTTPサーバに送信できます。

 

 

その他の設定

その他の設定はそれぞれのページをご参照ください。

常時接続設定、通信状態監視設定

フィルタ設定とNAT設定

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