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ASシリーズ

他製品との連携

4. CMS-1300との連携

4.1 CMS-1300への機器情報の送信

ASシリーズの機器情報(機器基本情報や機器拡張情報)をCMS-1300に送信する設定例です。機器基本情報の定期送信の他に、スケジュールによる送信もできます。
(☞) ASシリーズが送信する機器拡張情報は、モバイル通信情報とモバイル通信量情報(モバイル通信量カウンタ有効時)です。

 

【対象ファームウェア】ファームウェア 2.6.0以降

 

【 設定例 】

rsport 0 lcpkeepalive on
domain 0 example testid testpass 0.0.0.0/0 0.0.0.0
nat 0 192.168.254.254 icmp * ipcp 0
nat 1 192.168.254.254 tcp telnet ipcp 2323
nat 2 192.168.254.254 tcp 2222 ipcp 0
nat 3 192.168.254.254 tcp www ipcp 8080
nat 47 * * * ipcp 0
dnsrelay activate on
alwaysonconnect activate on
alwaysonconnect domainname example

schedule 0 *:0 * * cms upload info

schedule 1 *:0 * * cms upload extra
cms activate on
cms server [CMS-1300のIPアドレス]
cms tenant [テナントコード]
cms code [機器コード]
cms access 900

(☞) CMS-1300側でHTTPS認証(Bearer認証)を有効にする場合、AS側に追加で下記を設定します。

cms auth on
cms token [認証トークン文字列]

【 設定例解説 】

CMS-1300との接続設定
cms activate on

CMS-1300接続機能を有効にします。

 

cms server [CMS-1300のIPアドレス]

接続するCMS-1300のIPアドレスを設定します。

 

cms tenant [テナントコード]

テナントコードを設定します。

 

cms code [機器コード]

機器コードを設定します。

 

cms auth on

CMS-1300との認証にBearer認証を使用します。

 

cms token [認証トークン文字列]

CMS-1300とのBearer認証で使用するトークンを設定します。

 

(☞) 上記の設定例では、インターネット上の不特定多数の機器がAS-250にアクセスできます。セキュリティ強化のため、AS-250はフィルタとNATの設定例を参考にアクセスできる機器を制限してください。

 

機器基本情報を定期送信する
cms access 900

900秒(15分)間隔で機器基本情報をCMS-1300に送信します。

デフォルト値は600秒(10分)間隔で送信します。0を指定すると定期的な機器基本情報の送信を行いません。

(☞) 300秒未満を指定した場合でも、300秒として動作します。

 

機器基本情報をスケジュール送信する
schedule 0 *:0 * * cms upload info

スケジュール機能を利用して、毎時0分に機器基本情報をCMS-1300に送信します。

 

機器拡張情報をスケジュール送信する
schedule 0 *:0 * * cms upload extra

スケジュール機能を利用して、毎時0分に機器拡張情報をCMS-1300に送信します。

(☞) ASシリーズが送信する機器拡張情報は、モバイル通信情報とモバイル通信量情報(モバイル通信量カウンタ有効時)です。

 

【 補足:CMS-1300 の設定】

CMS-1300の設定については、下記ページ内にある下記の章をそれぞれご参照ください。

2. テナントの作成と機器の登録

2-2. 製品名の登録

2-3. 接続機器の登録

2-4. HTTPS認証設定(Bearer認証)