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RAシリーズ

冗長化

1. 設定情報の同期

1-1.設定情報の同期

ここでは、設定情報の同期について紹介します。
この設定を行う事により、Master(マスタ)、Slave(スレーブ)間でポート番号、認証方式などの基本情報やプロファイル、ユーザなどの設定を同期させることができます。同期可能な項目については、ユーザーズガイドを参照ください。

【構成図】

fra_red1_ra2_ap1_pc1

 

【設定】

ここでは、「設定情報の同期」設定に関する内容のみ記載しています。
※ 設定情報の同期機能を使用する場合、必ずNTP サーバを設定の上ご利用ください。

<Master設定>

 ネットワーク設定(管理機能/ネットワーク/基本情報)

基本情報 Ether0インタフェースの 編集 ボタンを押下します。fra_red1_000_01

 

 

ここでは、下記内容でRADIUSサーバのIPアドレス設定を行います。fra_red1_000_02

 

 

基本情報 デフォルトゲートウェイの 編集 ボタンを押下します。
ここでは、下記内容でデフォルトゲートウェイのIPアドレス設定を行います。fra_red1_000_03

 

 

以上でネットワークの設定は完了です。fra_red1_000_04

 

 

設定情報の同期(管理機能/システム/設定情報の同期)

設定情報の同期画面で、設定・編集 ボタンを押下します。fra_red1_001

 

 

ここでは、下記内容で設定を行います。fra_red1_002

設定情報の同期 同期する を選択します。
RAシステム名 Master、 Slaveで共通な名称を設定します。
RA本装置 Master固有の名称を設定します。
装置種別 MASTER を選択します。

 

 

同期コンフィグ一覧の 新規追加 ボタンを押下します。fra_red1_003

 

 

ここでは、下記内容で設定を行います。fra_red1_004

コンフィグ名 Master、 Slaveで共通な名称を設定します。
処理タイミング 即時実行:Masterで設定を行うと即時Slaveへ同期されます。
一括処理:Masterで設定を行い、一括同期の実行ボタンを押下後Slaveへ同期されます。

 

 

同期装置一覧の 新規追加 ボタンを押下します。fra_red1_005

 

 

ここでは、下記内容で設定を行います。fra_red1_006_04

 同期装置名 Slaveの同期装置名を設定します。
 IPアドレス SlaveのIPアドレスを設定します。

 

 

以上で Masterの設定は完了しました。fra_red1_007

※二重化の設定が既に完了している場合は、上記画面の内容が表示されます。

 

 

<Slave設定>

ネットワーク設定(管理機能/ネットワーク/基本情報)

基本情報 Ether0インタフェースの 編集 ボタンを押下します。fra_red1_000_01

 

 

ここでは、下記内容でRADIUSサーバのIPアドレス設定を行います。fra_red1_006_01

 

 

基本情報 デフォルトゲートウェイの 編集 ボタンを押下します。
ここでは、下記内容でデフォルトゲートウェイのIPアドレス設定を行います。fra_red1_006_002

 

 

以上でネットワークの設定は完了です。fra_red1_006_03

 

 

設定情報の同期(管理機能/システム/設定情報の同期)

設定情報の同期で、設定・編集 ボタンを押下します。fra_red1_008

 

 

ここでは、下記内容で設定を行います。fra_red1_009

設定情報の同期 同期する を選択します。
RAシステム名 Masterで設定したRAシステム名を設定します。
RA本装置 Masterの同期装置名で設定した名称を設定します。
装置種別 SLAVE を選択します。

 

 

同期コンフィグ一覧の 新規追加 ボタンを押下します。fra_red1_010

 

 

ここでは、下記内容で設定を行います。fra_red1_011

コンフィグ名 Masterで設定したコンフィグ名を設定します。
処理タイミング Masterで設定した処理タイミングを設定にします。

 

 

同期装置一覧の 新規追加 ボタンを押下します。fra_red1_012

 

 

ここでは、下記内容で設定を行います。fra_red1_013

同期装置名 MasterのRA本装置名を設定します。
IPアドレス MasterのIPアドレスを設定します。

 

 

以上で Slaveの設定は完了しました。fra_red1_014

 

 

<動作確認>

最後にMaster、Slaveのシステム情報(運用機能/システム情報)で同期状態を確認します。
OK が表示さていれば設定情報の同期 設定は完了です。

fra_red1_015

 

 

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