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RAシリーズ

認証方式別

6. EAP-MD5認証

6-1.EAP-MD5認証

ここでは、認証方式はEAP-MD5 を使用し、802.1X に対応したスイッチの認証サーバとして使用する例を紹介します。

【構成図】

fra_md5_ra1_authsw1_pc1

 

【設定】

 

 ネットワーク設定(管理機能/ネットワーク/基本情報)

基本情報 Ether0インタフェースの 編集 ボタンを押下します。
fra_md5_000

 

 

ここでは、下記内容でRADIUSサーバのIPアドレス設定を行います。fra_md5_001

 

 

以上でネットワークの設定は完了です。fra_md5_002

備考 ここではEther1、Ether2はデフォルト値のままとします。
Ether1、Ether2にIPアドレスを割り当てない場合は、値を削除(空白)して保存します。
外部のNTPサーバを利用する場合は、デフォルトゲートウェイも設定します。

 

 

 

ポート番号、認証方式設定 (RADIUS/サーバ/基本情報)

基本情報で、設定・編集 ボタンを押下します。fra_md5_003

 

 

ここでは、下記内容で設定を行います。fra_md5_004

ポート番号 認証スイッチが利用するポート番号を指定します。
認証方式 EAP-MD5を選択します。

 

 

RADIUS クライアントの設定 (RADIUS/サーバ/クライアント)

クライアント画面で、新規追加ボタンを押下します。fra_md5_005

 

ここでは下記内容で設定を行います。fra_md5_006

クライアント名 固有の名称を設定します。
IPアドレス 認証スイッチのIPアドレスを指定します。
シークレット 認証スイッチに設定した共通のシークレットを設定します。

 

 

ユーザ基本情報プロファイル設定 (RADIUS/プロファイル/ユーザ基本情報)

ユーザ基本情報プロファイルで、新規追加 ボタンを押下します。fra_md5_007

 

 

ここでは、下記内容で設定を行います。fra_md5_008

プロファイル名 固有の名称を設定します。
認証方式 EAP-MD5を選択します。

 

 

ユーザプロファイル設定 (RADIUS/プロファイル/ユーザプロファイル)

ユーザプロファイルで、新規追加 ボタンを押下します。fra_md5_009

 

 

ここでは、下記内容で設定を行います。fra_md5_010

プロファイル名 固有の名称を設定します。
基本 ユーザ基本情報プロファイルを選択します。

 

 

以上で、ユーザプロファイルの設定は完了です。fra_md5_011

 

 

ユーザ設定(RADIUS/ユーザ/ユーザ)

ユーザで、新規追加 ボタンを押下します。fra_md5_012
ここでは、下記内容で設定を行います。fra_md5_013

ユーザID 認証するユーザIDを設定します。
パスワード 認証するユーザIDのパスワードを設定します。
プロファイル ユーザプロファイルを選択します。

 

 

RADIUS サービス起動設定(RADIUS/サーバ/起動・停止)

起動・停止で、起動 ボタンを押下して、RADIUSサービスを起動します。fra_md5_014

 

 

RADIUSサービスの起動後は、動作中 の表示になります。fra_md5_015