FutureNet NXR-G540シリーズ
ファームウェアVer21.17.2(2025/11/5)リリース
このバージョンでは、以下の機能追加、仕様変更・追加、不具合修正をおこないました。
新規機能
- NXR-G540/Wに対応しました。
- NXR-G540/LW-CAに対応しました。
仕様変更・追加
- ACL
- 1-1. 動的解決フィルタにwwanを追加しました。
- DNS機能
- 2-1. DNSの処理性能(QPS)を向上しました。
- DNSインターセプト機能
- 3-1. 空のリストファイルをインポートした場合、既存のリスト情報を削除するように変更しました。
- 3-2. 既存のリストと新たにインポートしたリストに差分がない場合、差分なしとして再設定などの処理を行わないようにしました。
- IPv4ネットワーキング
- 4-1. ブリッジにjoinしているインタフェースがリンクアップ状態に遷移した際、GARPを送信するようにしました。
- 仮想スイッチ機能
- 5-1. bridgeインタフェースのMAC宛のフレームは、フラッディングしないようにしました。
- ENS機能
- 6-1. LINE Notify機能を削除しました。
※LINE Notifyのサービス終了のため。
- 6-1. LINE Notify機能を削除しました。
- システム
- 7-1. URL入力部の入力可能文字数を拡張しました。
- 7-2. URL入力部の入力可能文字として = を追加しました。
- SSL機能
- 8-1. ルートCA証明書を更新しました。
- TELNETサーバ機能
- 9-1. TELNETサーバ機能を廃止しました。
※ TELNETサーバ機能は、本バージョン以降では利用できません。
- 9-1. TELNETサーバ機能を廃止しました。
- REST-API機能
- 10-1. /api/v2/maint/cliで下記実行系コマンドに対応しました。
- speed-test start
- 10-1. /api/v2/maint/cliで下記実行系コマンドに対応しました。
- speed-test機能
- 11-1. アップロードテストに対応しました。
- 11-2. 起動時の設定値チェックを強化しました。
セキュリティに関する仕様変更・修正
このバージョンでは、セキュリティに関する仕様変更・修正はありません。
不具合修正
- OSPF機能
- 1-1. 機器再起動後tunnelインタフェース上でMTU値不一致によりOSPFネイバーが確立できない場合がある不具合を修正しました。
- 1-2. interface設定においてno ipv6 ospfコマンドのヘルプが表示されない不具合を修正しました。
- 1-3. ospf6設定においてpassive-interface設定をするとCLIが落ちる場合がある不具合を修正しました。
- 1-4. ospf6のpassive-interface設定がある場合、設定のコンバートができない不具合を修正しました。
- RIP機能
- 2-1. 起動時、設定したip rip versionが有効にならない不具合を修正しました。
- 2-2. ripng設定においてpassive-interface設定をするとCLIが落ちる場合がある不具合を修正しました。
- 2-3. ripngのpassive-interface設定がある場合、設定のコンバートができない不具合を修正しました。
- ACL
- 3-1. DHCPの動的ACLにおいて、DHCPによるアドレス取得時にdynamicアドレスが設定されない不具合を修正しました。
- 3-2. DHCPv6の動的ACLにおいて、DHCPv6-PDによるプレフィックス取得時にdynamicアドレスが設定されない不具合を修正しました。
- 3-3. clear wwan後にaccess-list-dynamicが残ってしまう不具合を修正しました。
- 3-4. dhcp@ethernetX/X.YY(VLAN)設定時、ip address 設定をdhcpから固定IP設定に変更した場合、dynamic アドレスが無効化されない不具合を修正しました。
- 3-5. DHCPv6の動的ACLにおいて、DHCPv6-PDを受信しているインタフェースで no ipv6 address 後、ipv6 address DHCP-PD を設定しても、dynamicアドレスが設定されない不具合を修正しました。
- IPsec機能
- 4-1. IKEv2利用時ChildSAのリキーに失敗する場合がある不具合を修正しました。
- DHCPv6クライアント機能
- 5-1. リンクアップ時、solicitパケットを送信し、PD受信後すぐにRELEASEパケットを送信してしまい通信ができなくなる場合がある不具合を修正しました。
- 仮想スイッチ機能
- 6-1. フレームの宛先がbridgeインタフェースのハードウェアアドレスのフレームを受信した際、FDBへの登録/更新が行われない不具合を修正しました。
- トンネル
- 7-1. router rip設定があると、no tunnel interfaceでtunnelインタフェースを削除できない不具合を修正しました。
- MAP-E機能
- 8-1. MAP用DDNS登録処理が起動しない場合がある不具合を修正しました。
- システム
- 9-1. 差分コンフィグ時、speed-testのfileload設定の差分が検出できない場合がある不具合を修正しました。
- 9-2. 差分コンフィグ時、interface wwanにおいてip address設定がない設定を復帰するとコマンドエラーが出力される不具合を修正しました。
- 9-3. 差分コンフィグ時、bridge groupへのjoinとno ip directed-broadcast設定を行うと、directed-broadcast設定を無効にできない不具合を修正しました。
- 9-4. 差分コンフィグ時、bridgeインタフェースの削除とbridge-groupからのleaveが同時に行われるとコマンドエラーが出力される不具合を修正しました。
- 9-5. ロールバックインポート後にsave configしてもロールバックタイマーがキャンセルされない不具合を修正しました。
- 9-6. USBメモリ/SD上のinitial-configから起動時、IPsec証明書/SSH証明書の復帰ができない不具合を修正しました。
- 9-7. copy XXXX startup-config rollback実施後、save configを実行してもロールバックタイマーが停止されない不具合を修正しました。
- 9-8. schedule interface wwanコマンドのコンバートができない不具合を修正しました。
- 9-9. delete file WORD実行時、 WORD部に64文字までしか入力ができない不具合を修正しました。
- 9-10. startupモード内でip dns-intercept setname XXXX fileコマンドがエラーとなり、インポートできない不具合を修正しました。
- 9-11. 以下のコマンド実行時に「% Now logging messages to this file.」が出力される場合がある不具合を修正しました。
- ip dns-intercept setname
- syslogモード内local file disk:XXXX
- copy config disk:XXXXX - 9-12. copy startup-config flash:startup-configでall指定のときエラーにならない不具合を修正しました。
- 9-13. コンバート時、no snmpv3 accessコマンドがあると、これ以降のコマンドのコンバートができない場合がある不具合を修正しました。
- 9-14. copy ... startup-config rollback実行時、再起動後ロールバックが動作しない不具合を修正しました。
- 9-15. コンフィグのヘッダ情報(version/buildなど)が非常に長い場合、show config fileやインポートのエラー時に異常メッセージが出力される場合がある不具合を修正しました。
- シスログ機能
- 10-1. シスログを外部ストレージに直接出力する設定を削除しても、外部ストレージに継続してログが記録される不具合を修正しました。
- 10-2. ログ保存領域の80%を越えてもログのシュリンク処理が実行されず、シスログが肥大化する不具合を修正しました。
- 10-3. rotate設定が有効な状態でno syslogを実行後にsyslogを再設定すると、ログ削除が動作しない不具合を修正しました。
- 10-4. disk上に出力設定している状態で再起動すると、diskに出力されなくなる場合がある不具合を修正しました。
- 10-5. rotate diskX設定時、対象の外部ストレージが未挿入の場合、容量80%超過時のログ削除が行われない不具合を修正しました。
- DDNS機能
- 11-1. DDNSの登録が行われない場合がある不具合を修正しました。
- 11-2. DDNS利用時、メモリリークが発生する場合がある不具合を修正しました。
- 11-3. DDNSサービスが停止してしまう場合がある不具合を修正しました。
- DNSインターセプト機能
- 12-1. ip address dhcpが設定されたインタフェースでDNSインターセプト利用時、DHCPの情報に変更がないにも関わらず、DHCP更新時にDNSインターセプトの再設定が行われる不具合を修正しました。
- Web認証機能
- 13-1. radius portを1645(デフォルト)以外に変更ができない不具合を修正しました。
- 13-2. radius auth-port 1645(デフォルト)コマンドを実行するとpassword設定が削除されてしまう不具合を修正しました。
- 13-3. 認証なし強制転送時、未認証のPCからの外部WEBアクセスで転送されずInternal Server Errorとなる場合がある不具合を修正しました。
- 13-4. 認証なしの場合、機器再起動後TCP80番ポートをlistenしていない不具合を修正しました。
- REST-API機能
- 14-1. maint/cliによるコマンド実行時、500 internal server errorが発生する場合がある不具合を修正しました。
- 14-2. POST /api/v2/maint/config 時にX-rollback-timer に181 以上を設定すると400エラー(-190, Invalid parameters)となる不具合を修正しました。
- 14-3. PUT /api/v2/speed-test/condition-list/condition/{NUM}実行時、設定変更ができないことがある不具合を修正しました。
- 14-4. PUT/DELETE /api/v2/maint/configを実行すると、HTTPステータスコードが204ではなく200 OKを返す不具合を修正しました。
- ファストフォワーディング機能
- 15-1. QoS未設定時、PFF対象外のパケットが出力されなくなることがある不具合を修正しました。
ファームウェアVer21.17.1(2025/3/18)リリース
このバージョンでは、以下のセキュリティに関する仕様変更・修正、不具合修正をおこないました。
新規機能
このバージョンでは、新規機能はありません。
仕様変更・追加
このバージョンでは、仕様変更・追加はありません。
セキュリティに関する仕様変更・修正
- WAN側から受信したL2TPv3パケットの送信元IPアドレスがL2TPv3の対向アドレスでない場合、パケットを破棄するように変更しました。(JVNTA#90434358)
- USBメモリ/SDカード利用における脆弱性に対応しました。(JVNVU#92821536)
- 以下の脆弱性に対応しました。
- CVE-2020-35498
不具合修正
- イーサネット
- 1-1. 10M/Fullに変更するとリンクアップしない場合がある不具合を修正しました。
- スイッチングハブ
- 2-1. speed/duplex固定設定時、リンク状態がおかしくなることがある不具合を修正しました。

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