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FutureNet AS-250/X
ファームウェアVer1.14.0(2020/11/30)リリース
このバージョンでは、以下の機能追加、仕様変更・追加、修正をおこないました。
新規機能
- TLS1.2 に対応しました。WarpLink DDNS サービスをご利用の場合は本ファームウェアへの更新が必要です。
- SSL クライアント機能でサーバ証明書の検証をスキップする機能を追加しました。通常、SSL クライアント機能ではサーバ証明書を検証しますが、本機がサーバ証明書に対応するルート証明書を内蔵していない場合、サーバ証明書の検証をスキップすることができます。
- 内蔵されたルート証明書を表示するコマンド”show cert embca”を追加しました。
仕様変更・追加
- 工場出荷値のパスワードでログインした際、パスワードの変更を促すメッセージを出力するように変更しました。機器にログインするためにはパスワードの変更が必要になります。
- WarpLink DDNS サーバへの接続に失敗した場合、次回の周期送信間隔を待たずに再接続を行うように変更しました。
セキュリティに関する仕様変更・修正
- TCP の初期シーケンス番号予測の脆弱性を修正しました。
不具合修正
- 設定が工場出荷時の状態の時にパスワードのみを変更した場合、変更後のパスワードが設定されない問題を修正しました。
- リース期限が切れたDHCP リース情報が残ったままになる問題を修正しました。
- 起動および省電力動作モードからの復帰時に各種タスクが正常に起動しなかった場合でも、起動処理が正常に終了する問題を修正しました。この場合、AS は再起動します。
- 起動および省電力動作モードからの復帰時に通信モジュールの電源ON に失敗した場合でも、起動処理が正常に終了する問題を修正しました。この場合、AS は再起動します。
- シリアル/IP 変換機能を利用中にシリアルのオーバーランエラーが発生した場合、リカバリー処理が正しく行われず、それ以降、シリアルバッファ内のデータがずれてしまう問題を修正しました。
ファームウェアVer1.13.7(2019/7/31)リリース
このバージョンでは、以下の仕様変更・追加、不具合修正をおこないました。
新規機能
このバージョンでは、新規機能はありません。
仕様変更・追加
- SYSLOG 転送機能において、SYSLOG サーバIP アドレスを指定していない状態でもカテゴリを指定できるように変更しました。
- モバイル時刻同期前にファイルローテートを行う場合、最後のバックアップファイル名の次の枝番号をファイル名とするように変更しました。具体的には、最後のバックアップファイルが「19051001.LOG」の場合、「19051002.LOG」のように、作成日付以降の枝番号に1 を足してファイル名とします。
セキュリティに関する仕様変更・修正
このバージョンでは、セキュリティに関する仕様変更・修正はありません。
不具合修正
- SD カードにログを書き込む設定の場合、電源ON や省電力動作モードから復帰した際に、SD カードに書き込まれたログが出力されず、ログの項番がリセットされる問題を修正しました。
- SD カードにログを書き込む設定の場合、起動直後のログ2 行(バージョン番号とリセット要因)が出力されない問題を修正しました。
- スケジュールで省電力動作モード2 から復帰する場合かつ省電力動作モードの期間が約1.5 日以内の場合、リセット要因がソフトウェアリセット(Reset source: SW)となる問題を修正しました。
- 以下の条件が揃った場合、省電力動作モード2 からスケジュールで復帰しない問題を修正しました。
① 1.13.4 以前のファームウェアで、省電力動作モード2 から復帰
② ①から電源を切らずに、1.13.5 もしくは1.13.6 のファームウェアに更新
③ ②から電源を切らずに、省電力動作モード2 に移行
ファームウェアVer1.13.6(2019/5/16)リリース
このバージョンでは、以下の機能追加、仕様変更・追加、不具合修正をおこないました。
新規機能
- 省電力動作モードへの移行中に接点入力がオンになった場合、ASを再起動する設定を追加しました。
仕様変更・追加
- スケジュールで省電力動作モード2から復帰する場合かつ省電力動作モードの期間が約1.5日以内の場合には、復帰の際に使用するクロックを精度の高いものに変更しました(誤差:最大±0.6%)。なお、精度の高いクロックを使用している間の消費電力は1.11Wとなります。省電力動作モードの期間が約1.5日より長い場合は、従来のクロックを使用します(誤差:最大±10%、消費電力:1.09W)。
- 電力動作モード2への移行に失敗した場合、ログに出力するように変更しました。
- 起動および省電力動作モードからの復帰時に、圏内状態でかつ60秒間モバイル時刻同期ができない場合、ASを再起動するように変更しました。
セキュリティに関する仕様変更・修正
このバージョンでは、セキュリティに関する仕様変更・修正はありません。
不具合修正
- Eメールのイベント設定で、WANキープアライブに失敗した際のイベント名が誤っていたので、正しいイベント名(keepalivefailure)に修正しました。
- NAT機能を利用したFTPをアクティブモードで使用する際、FTPの通信が停止してしまう問題を修正しました。
- 接続先登録の認証ユーザIDおよび認証パスワードに”;”(セミコロン)が含まれている場合、接続できない問題を修正しました。
- 起動および省電力動作モードからの復帰時にイーサネットPHYチップが応答しない場合、起動処理が停止する問題を修正しました。この場合、ASは再起動します。
- 起動および省電力動作モードからの復帰時に各種タスクが正常に起動しなかった場合でも、起動処理が正常に終了する問題を修正しました。この場合、ASは再起動します。
- 表示コマンド”show syserr”で表示されるシステムエラーが正常に表示されなかった問題を修正しました。
- HTTPクライアント機能で、HTTPのレスポンスコード201から299をエラーとして扱っていた問題を修正しました。HTTPのレスポンスコード201から299は正常終了として扱うように修正しました。
- 省電力動作モード2への移行直後にWDOGリセットが稀に発生する問題を修正しました。
ファームウェアVer1.13.4(2018/5/24)リリース
このバージョンでは、以下の機能追加、仕様変更・追加、不具合修正をおこないました。
新規機能
- モバイル時刻同期を行った際、補正した秒数をログに出力するようにしました。
仕様変更・追加
- スケジュールで省電力動作モード2 から復帰する場合、スケジュール実行時刻ちょうどに復帰するように変更しました。それに伴い、省電力動作モード2 へ移行するまでに最大64 秒間待機するように変更しました。
⚫ 省電力動作モード2 移行時から次回の起動時刻までが64000 秒以内の場合、待機時間は無し
⚫ 省電力動作モード2 移行時から次回の起動時刻までが64001 秒から128000 秒以内の場合、最大1 秒待機
⚫ 省電力動作モード2 移行時から次回の起動時刻までが128001 秒から192000 秒以内の場合、最大2 秒待機
⚫ 以降、時間範囲毎に待機時間が2 倍ずつ増加します。 - 60 秒後以内にスケジュールが実行される場合、省電力動作モードへ移行しないように変更しました。
- 表示コマンド”show di”を引数無しで実行した場合の表示内容に仮想接点入力の状態を追加しました。
- 表示コマンド”show do”を引数無しで実行した場合の表示内容に仮想接点出力の状態を追加しました。
セキュリティに関する仕様変更・修正
このバージョンでは、セキュリティに関する仕様変更・修正はありません。
不具合修正
- UDP パケット破棄時のログが出力される問題を修正しました。
- 通信モジュールからPPP のLCP ネゴシエーションでの合意値(1520Byte)を超えるPPP フレームを受信した場合、それ以降のPPP フレームを受信しなくなる問題を修正しました。
- PPP フレームの区切りを表すフラグが1 個だけ存在する場合、直後のPPP フレームを無視する問題を修正しました。
- メールの内容に改行が含まれる場合、一部のメールサーバに対して送信失敗となる問題を修正しました。
- 一部のメールサーバにSSL 接続できない問題を修正しました。
- 個体によって、ファームウェアの更新が正常に行えない場合がある問題を修正しました。(2020/6/24追記)
ファームウェアVer1.13.2(2017/11/21)リリース
このバージョンでは、以下の不具合修正をおこないました。
新規機能
このバージョンでは、新規機能はありません。
仕様変更・追加
このバージョンでは、仕様変更・追加はありません。
セキュリティに関する仕様変更・修正
このバージョンでは、セキュリティに関する仕様変更・修正はありません。
不具合修正
- モバイル時刻同期でAS-250の時刻が設定できなかった場合、約2分おきにウォッチドッグ監視機能による再起動(Reset source:t WDOG)が発生する問題を修正しました。
- WarpLink DDNSサービスの自動ファームウェア更新設定の値が、Web管理画面の基本設定画面に反映されない問題を修正しました。
ファームウェアVer1.13.1(2017/11/13)リリース
このバージョンでは、以下の機能追加、不具合修正をおこないました。
新規機能
- TCPトランスペアレントモードの設定にバッファクリアを行うかどうかの設定項目を追加しました。
①サーバ時
TCPが未接続中にシリアルポートで受信したバッファ内のデータをTCP接続時に送信する(従来の動作)か、クリアする(今回追加した動作)かを選択できるようになります。
②クライアント時
TCP接続失敗時にシリアルポートで受信したバッファ内のデータを残す(従来の動作)か、クリアする(今回追加した動作)かを選択できるようになります。 - テンプレートの置換キーワードに以下を追加しました。
①CR : ¥r に置換
②LF : ¥n に置換
③TAB : ¥t に置換 - pingコマンドの送信先をホスト名(FQDN)で指定できるようにしました。
仕様変更・追加
- マイコン内蔵のRTC(Real-Time Clock)へのアクセスによる時刻設定からSystem Timerへのアクセスで時刻設定するように変更しました。
- 省電力モード2での省電力動作期間を最大で約48日に変更しました。この期間を超えると、スケジュール設定に関わらず自動的に復帰して通常の起動状態になります。
- WarpLink DDNSサーバからファームウェア更新通知を受信した場合、ファームウェア更新の有効・無効を切り替えるパラメータの初期値を“有効”に変更しました。
- 省電力動作モードへの移行タイマの下限値を15秒に変更しました。
- スケジュールで省電力動作モードから復帰する場合、スケジュール実行時刻の最大64秒前に復帰するように変更しました。復帰後、コマンドが実行される時刻はスケジュールで設定した時刻となります。(2018/2/5追記)
- 64秒後以内にスケジュールが実行される場合、省電力動作モードへ移行しないように変更しました。(2018/2/5追記)
セキュリティに関する仕様変更・修正
このバージョンでは、セキュリティに関する仕様変更・修正はありません。
不具合修正
- スケジュール登録の時間や分に08もしくは09を指定した場合、0と認識される問題を修正しました。
- Eメール送信時、SMTPサーバに送るHELOコマンド、EHLOコマンドの文字列を”HELO FutureNet”、”EHLO FutureNet”から下記のように変更しました。
①HELOコマンドの場合、WAN側IPアドレスを逆引きしたホスト名。逆引きできない場合は、WAN側IPアドレス
②EHLOコマンドの場合、WAN側IPアドレス - AS-250がメール送信を行う場合、16KB以上のメールが送信できない問題を修正しました。
- Wake on LANマジックパケットのフォーマットが誤っていた問題を修正しました。
- 初回のモバイル時刻同期が完了した際にログが出力されない問題と、2回目以降のモバイル時刻同期が実行されない問題を修正しました。
ファームウェアVer1.12.0(2016/12/19)リリース
このバージョンでは、以下の機能追加、不具合修正をおこないました。
新規機能
- 外部HTTP サーバへHTTP PUT、HTTP POST リクエストを送信する際のヘッダに付加するContentType 文字列を指定できるようにしました。
仕様変更・追加
このバージョンでは、仕様変更・追加はありません。
セキュリティに関する仕様変更・修正
このバージョンでは、セキュリティに関する仕様変更・修正はありません。
不具合修正
- 省電力状態(省電力モード1)から運用状態に復帰する際、稀にイーサネットのリンクが確立しないことがある問題を修正しました。
- スケジュール機能やコマンドの遅延実行機能を利用して外部HTTP サーバへHTTP GET、HTTP PUT、HTTP POST リクエストを送信した場合、稀に再起動する問題を修正しました。
ファームウェアVer1.11.0(2016/9/13)リリース
このバージョンでは、以下の機能追加をおこないました。
新規機能
- 外部HTTP サーバへHTTP GET、HTTP PUT、HTTP POST リクエストを送信する際のURLに”https://”で始まる文字列を指定できるようにしました。
- 外部HTTP サーバからファームウェア更新を行う際のURL に”https://”で始まる文字列を指定できるようにしました。
- 外部HTTP サーバから設定ファイルを読み込む際のURL に”https://”で始まる文字列を指定できるようにしました。
- AS-250 のWeb サーバとの接続にHTTPS 接続を指定できるようにしました。
- 外部SMTP サーバとの接続にSSL を指定できるようにしました。
- MODBUS/TCP をSSL 上で利用する機能を追加しました。
- WarpLink M2M クラウド機能を追加しました。WarpLink M2M クラウドは、利用者が取得したい情報(もしくは、センサ)をご指定いただくだけで、容易かつスピーディにシステム化し、クラウド上で遠隔監視が実現できます。
仕様変更・追加
このバージョンでは、仕様変更・追加はありません。
セキュリティに関する仕様変更・修正
このバージョンでは、セキュリティに関する仕様変更・修正はありません。
不具合修正
このバージョンでは、不具合修正はありません。
ファームウェアVer1.10.0(2016/6/28)リリース
このバージョンでは、以下の機能追加、不具合修正をおこないました。
新規機能
- シリアル/IP プロトコル変換機能に HTTP モードを追加しました。
HTTP モードでは、シリアルポートから受信したデータを HTTP リクエスト本文として HTTP サーバに送信します。 - TCP トランスペアレントモードの接続トリガに”oneshot”を追加しました。
接続トリガで”oneshot”"を設定した場合、AS-250 の起動時に接続し、切断された後は再起動をするまで再接続を行いません。 - UDP トランスペアレントモードの宛先に”directed broadcast”を設定できるようにしました。
- TCP トランスペアレントモード、COM リダイレクタモード、Modbus/TCP に TCP キープアライブ機能を追加しました。
- WarpLinkDDNS サービス利用時に、DDNS サーバに対して送信するリクエストに IPCP ローカルアドレスを設定できるようにしました。
- 設定を一時設定として保存した場合と設定を一時読み込みした場合のロールバック機能を追加しました。
ロールバックタイマを設定した場合、一時設定で起動後に指定時間経過すると、元の設定で再起動します。
仕様変更・追加
このバージョンでは、仕様変更・追加はありません。
セキュリティに関する仕様変更・修正
このバージョンでは、セキュリティに関する仕様変更・修正はありません。
不具合修正
- SMS による仮想出力接点制御を行った場合、コマンド制御結果の接点番号が誤って送信される問題を修正しました。
- メールの件名を日本語(UTF-8)で設定した場合、文字化けすることがある問題を修正しました。
ファームウェアVer1.9.0(2016/2/22)リリース
このバージョンでは、以下の機能追加、仕様変更・追加、修正をおこないました。
新規機能
- Modbus 機能を追加しました。
Modbus プロトコル(シリアル、TCP)でModbus 機器と通信を行うことができます。AS-250 をマスター、プロトコル変換ボックスFutureNet XIO-100 をスレーブとすることで、Modbus による遠隔監視と制御を行うことができます。 - 仮想接点機能を追加しました。
プロトコル変換ボックスFutureNet XIO-100 と連携し、複数の接点機器の遠隔監視と制御を行うことができます。
仕様変更・追加
- 表示コマンド”show dhcp”の表示内容に、リース期限を追加しました。
セキュリティに関する仕様変更・修正
このバージョンでは、セキュリティに関する仕様変更・修正はありません。
不具合修正
- Web 管理画面の基本設定画面において、PDP タイプをPPP からIP へ変更した場合に反映されない問題を修正しました。
- DHCP サーバ機能において、DHCP クライアントのリース時間が電源投入時に初期値に戻る問題を修正しました。
- シリアルポートからデータを受信し続けている状況で、本体の電源ON または再起動を行うと通信モジュールが再起動する問題を修正しました。
ファームウェアVer1.8.2(2015/12/2)リリース
このバージョンでは、以下の機能追加、仕様変更・追加、修正をおこないました。
新規機能
- シリアル変換機能の接続モードにUDP トランスペアレントモードを追加しました。
仕様変更・追加
- シリアル変換機能のTCP トランスペアレントモードにおいて、クライアント接続時の動作を以下のように改善しました。
- ● サーバとのTCP 接続に失敗した場合でも、データを破棄せずに接続成功するまで再試行するように変更しました。
セキュリティに関する仕様変更・修正
- クリックジャッキングの脆弱性に対応しました。(JVN#48135658)
不具合修正
このバージョンでは、不具合修正はありません。
ファームウェアVer1.8.1(2015/8/31)リリース
このバージョンでは、以下の機能追加、不具合修正をおこないました。
新規機能
- “mail event”コマンドでテンプレートを利用できるようにしました。
"template:(テンプレート登録番号)"を指定することで、登録済みテンプレートの置換内容をメールの件名や本文にできます。 - ログ情報としてイーサネットリンクUP/DOWN の発生を追加しました。
- 表示コマンドとして“show ethport”を追加しました。
これによりイーサネット各ポート毎に、リンク状態、MDI 識別状態、動作モードが表示できます。
仕様変更・追加
このバージョンでは、仕様変更・追加はありません。
セキュリティに関する仕様変更・修正
このバージョンでは、セキュリティに関する仕様変更・修正はありません。
不具合修正
- ヘッダのないHTTP 要求メッセージを受けると、再起動するという問題を修正しました。
- 接点入力ON からOFF への変化で省電力モードから復帰させた場合、接点変化イベントで指定された動作を実行しないことがありました。この問題を修正しました。
ファームウェアVer1.7.1(2015/6/16)リリース
このバージョンでは、以下の機能追加、不具合修正をおこないました。
新規機能
- 表示コマンド“show product”による表示項目に、入力電圧拡張に対応しているかどうかの識別を追加しました。
仕様変更・追加
このバージョンでは、仕様変更・追加はありません。
セキュリティに関する仕様変更・修正
このバージョンでは、セキュリティに関する仕様変更・修正はありません。
不具合修正
- 実装オプションのRS-485インタフェース使用時に、全二重/半二重やターミネータの設定が正しく反映されないという問題を修正しました。
ファームウェアVer1.7.0(2015/3/10)リリース
このバージョンでは、以下の機能追加、仕様変更・追加、修正をおこないました。
新規機能
- 制御コマンド"wput"、"wpost"、"wget"を新規追加しました。
"wput/wpost/wget"コマンドにより外部HTTP サーバへHTTP PUT/POST/GET リクエストを送信します。 - 設定コマンド"evcmd"を新規追加しました。
イベント発生時に実行するコマンドを最大10 個まで登録できます。これにより電源投入やPPP 接続など各種イベント発生時に任意の制御コマンドを実行できます。 - 制御コマンド"log output"を新規追加しました。
任意のメッセージをログ出力します。 - 設定コマンド"hostname"を新規追加しました。
装置を識別する名前としてホスト名の設定を行います。ホスト名は転送SYSLOG 中のホスト名や、テンプレートで利用できます。 - 制御コマンド"delay"を新規追加しました。
遅延実行するコマンドを最大3 個登録できます。これにより制御コマンドを一定時間遅らせて実行できます。 - 設定コマンド"template"を新規追加しました。
テンプレート文字列を最大10 個まで登録できます。文字列にはシリアル番号や接点状態などに置換されるキーワードを埋め込むことができます。次のコマンドと組み合わせて利用します。
"wput"、"wpost"、"log output"、"evcmd"、"schedule"、"delay" - 制御コマンド"config load"を新規追加しました。
設定ファイルを一時的に外部HTTP サーバあるいはディスクから読み込み起動します。
仕様変更・追加
- 表示コマンド"show pppstat"の表示内容に、送受信フレーム数表示を追加しました。またバッファオーバフローを送受信個別に表示するよう変更しました。
- Web 管理画面にモバイル通信量カウンタ表示ページを追加しました。
[ホーム]>[情報表示]>[通信モジュール情報]>[モバイル通信量カウンタ]で表示されます。 - 強制的に省電力状態に移行させる制御コマンド“standby”を追加しました。
- スケジュール登録状況を表示するコマンド“show schedule”を追加しました。
- 技術サポート情報(“show all”)に、GPS 表示(“show gps”)およびスケジュール登録状況(“show schedule”)の表示項目を追加しました。
- 全設定値を初期化する制御コマンド“clear config”を追加しました。
- 表示コマンド“show config source”による設定読込元に種別を追加しました。
- 表示コマンド“show product”に以下の表示を追加しました。
・稼働中ファームウェアのMD5 ハッシュの表示
・接点入力がON からOFF に変化したとき省電力から復帰するかの表示 - 接点入力による省電力からの復帰トリガとして、これまでのOFF からON 変化に加え、ON からOFF の変化も追加しました。設定は“di”コマンドのpowerontrigger2 で行います。
- パケットキャプチャをSD カードに行う際、予めディレクトリ1の作成が必要でしたが、これをディレクトリ1 がなければ自動作成するように修正しました。
- 表示コマンド“show file md5sum”を追加し、ファイルのMD5 ハッシュ計算結果を表示できるようにしました。
セキュリティに関する仕様変更・修正
- ファームウェアの更新を行う制御コマンド“firmware update”に以下の機能を追加しました。
・HTTP 認証を行えるようにしました。
・MD5 ハッシュのチェックを行えるようにしました。
・従来のURL だけではなくローカルファイルも指定できるようにしました。
不具合修正
- SD カードまたはRAM ディスク上のファイルに関して、ファイルサイズによっては(クラスタサイズの整数倍のとき)正しく読み込めない場合があり、この問題を修正しました。
- 表示コマンド“show rsport”によるCTS の信号状態が正しく表示されないという問題を修正しました。
- パケットキャプチャをSD カードへ行う場合、SD カードがマウントされていない場合はエラーとするよう修正しました。
- Web 管理画面の[ホーム]>[設定・運用管理]>[基本設定]において、常時接続に設定できないという問題を修正しました。
- 電波強度が圏外時はダイアル(発呼)しないよう修正しました。
ファームウェアVer1.6.0(2014/11/19)リリース
このバージョンでは、以下の機能追加、仕様変更・追加、修正をおこないました。
新規機能
- MicroSD カードへの書き込み機能に対応しました。
ログ情報、技術サポート情報、パケットキャプチャ、設定値をファイルとして書き込むことができます。 - RAM ディスク機能に対応しました。
RAM ディスクには、技術サポート情報、パケットキャプチャデータをファイルとして書き込むことができます。書き込んだファイルはSD カードにコピーも可能です。 - SD カードのためのコマンドとして以下を追加しました。
extmem logging コマンド:ログのSD カード書き込みする/しないを切り替えます。
extmem mount コマンド:SD カードをマウントします。
extmem umount コマンド:SD カードをアンマウントします。
extmem export コマンド:稼働中のファームウェア、ブートローダ、設定値をSD カードに保存します。
show extmem コマンド:SD カード情報を表示します。 - ファイル操作・表示コマンドとして以下を追加しました。
・copy config コマンド:設定をファイル保存します。
・copy tech-support コマンド:技術サポート情報をファイル保存します。
・copy ramdisk:RAM ディスクからSD カードにファイルコピーします。
・delete file コマンド:ファイルを削除します。
・show file コマンド:ファイル内容を表示します。 - パケットキャプチャ機能に対応しました。
dump コマンドにより、キャプチャ開始と停止、キャプチャ対象(LAN/WAN)選択、格納先を指定できます。
仕様変更・追加
- Telnet、メール送信機能に日本語(UTF-8)を対応しました。
- RS-232/485 インタフェースの最小通信速度は2400bps でしたが、これに1200bps を追加しました。
- メール送信の宛先の登録は全部で5 か所でしたが、”mail peer”コマンドで指定する宛先をカンマ区切りで6 か所まで指定できるようにして、宛先登録は最大30 か所となりました。
- Telnet サーバの仕様を以下のように変更しました。
・Telnet サーバの機能はコマンドラインのみとし、従来のメニューによる設定やステータス表示は削除しました。ログイン成功するとコマンドラインプロンプト">"が表示されます。コマンドラインとしての機能に従来と変更はありません。コマンドラインから抜けるとTelnet は切断されます。
・メニューによる設定の削除に伴い、これまでステータスメニューから行っていたカウンタ初期化をclear コマンドで行うようにしました。 - Web 設定にRAMディスクやSD カードのファイル一覧表示、ダウンロードを行う画面を追加しました。[ホーム]から[ファイル]を選択して行います。
- 一部主要な設定に関しては、設定コマンドを入力しなくてもWeb ブラウザから設定が行えるよう[基本設定]画面を追加しました。
- 装置を起動するとき、本体のフラッシュメモリかSD カードか、どちらの設定で起動するかを選択可能とし、以下のコマンドを追加しました。
system config コマンド:設定の格納先として、フラッシュメモリかSD カードを選択します。工場出荷値はフラッシュメモリです。
show config source:設定の格納先がどちらになっているかを表示させます。 - 定時リブート機能(autoreboot コマンド)はこれまで時間指定だけでしたが、これに分指定を追加しました。
- 起動時にエラー発生(Ethernet ハードウェアエラー、不揮発メモリ読み書きエラー、H/W システム情報読み出しエラー)した場合は停止せずに、LED 点滅動作を60 秒続けた後、再起動するようにしました。
- DHCP 機能に以下の追加を行いました。
・dhcp client コマンドのMAC アドレス入力は、従来の形式に加えコロン区切りの形式も可能としました。
・show dhcp コマンドによりDHCP 割当て状況を表示する際、登録番号も表示するようにしました。
セキュリティに関する仕様変更・修正
- ファームウェア更新時にパスワードが初期値されないよう修正しました。
任意のバージョンからVer1.6.0(を含む)以降のバージョンに更新する場合は初期化されませんが、Ver1.6.0 以降から過去(Ver1.5.2 以前)のバージョンへ更新するとパスワードは初期化されます。 - Telnet 接続時、従来はパスワード入力される前に製品名、ファームウェアバージョンを表示していましたが、これをパスワード入力してログイン成功後に表示するよう変更しました。
不具合修正
- プロトコル変換サーバ機能に対して接続できなくなる場合があり、この問題を修正しました。
ファームウェアVer1.5.2(2014/7/31)リリース
このバージョンでは、以下の仕様変更・追加、修正をおこないました。
新規機能
このバージョンでは、新規機能はありません。
仕様変更・追加
- HTTP、TELNET、TCP ダウンローダ、各サーバのTCP ポート番号を変更できるよう、"http-server"、"telnet-server"、"tcpdwl-server"の3つの設定コマンドを追加しました。
- 再起動を行う制御コマンドとして"reboot"を追加しました。
"reboot"コマンドは設定値の保存は行わずに再起動を行うコマンドです。入力された設定値があっても保存せずに破棄します。パラメータ指定により通信モジュールを含めて再起動できます。 - ファームウェアの更新を外部Web サーバから行えるようにしました。
外部Web サーバにファームウェアイメージファイルを格納しておき、Telnet コマンドラインからそのURL を入力することにより、AS-250 がファームウェアを取得して更新が可能です。 - Web ブラウザによる情報表示の操作性を改善しました。
表示の更新を行い易いように、更新ボタンを表示の最後に移動しました。 - 直近のログ情報を件数指定で表示できるよう機能追加しました。
従来は"show log [n]"コマンドで正数n を指定して、古いものからn 件のログが表示できました。
これに負数-n 指定を追加し、直近のログn 件の表示も可能にしました。 - WarpLinkDDNS のファームウェア更新サービスに対応しました。
WarpLinkDDNS サービスに加入することにより、自動的にファームウェア更新が行うことができます。これに伴い"ddns"コマンドに自動ファームウェア更新の有効/無効を切り替えるパラメータを追加しました。(WarpLink サービス詳細については弊社営業部までお問い合わせください)
セキュリティに関する仕様変更・修正
このバージョンでは、セキュリティに関する仕様変更・修正はありません。
不具合修正
- 設定値にコメントを付けるmemo コマンドが正しく保存されないという不具合を修正しました。
ファームウェアVer1.5.1(2014/5/28)リリース
このバージョンでは、以下の不具合修正をおこないました。
新規機能
このバージョンでは、新規機能はありません。
仕様変更・追加
このバージョンでは、仕様変更・追加はありません。
セキュリティに関する仕様変更・修正
このバージョンでは、セキュリティに関する仕様変更・修正はありません。
不具合修正
- 装置を再起動したときに、まれにログ情報が異常表示されるという不具合を修正しました。
ファームウェアVer1.5.0(2014/5/7)リリース
このバージョンでは、以下の仕様変更・追加をおこないました。
新規機能
このバージョンでは、新規機能はありません。
仕様変更・追加
- スケジュール機能を追加しました。
これにより、あらかじめ指定した月日時分に、省電力状態から復帰させたり、PPP接続/切断など各種コマンドを実行させることができます。スケジュール登録は最大5つまで可能です。
ただし、スケジュールにより省電力から復帰させる場合は、AS-250 が「省電力モード2」対応機であることが必要です。「省電力モード2」非対応機の場合、省電力機能とスケジュール機能は同時に利用できません。
「省電力モード2」対応/非対応の区別はTelnet コマンドラインから以下のように確認できます。
・"show cpld"を入力して、CPLD バージョン番号が1.0 以上で表示されれば「省電力モード2」に対応しています。
もしくは
・"show product"を入力して、PSMode2 が"Supported"と表示されれば「省電力モード2」に対応しています。 - NAT 制御に関する以下の機能を追加しました。
・NAT テーブルの全エントリの表示を行う"show natsession"コマンドを追加しました。
・NAT テーブルの全エントリを強制削除する"natsession clear"コマンドを追加しました。
・NAT テーブルの各エントリは一定の無通信時間で削除されますが、TCP セッションのエントリについて、無通信時間を変更できるようコマンド追加しました。
"natsession tcp inactivititimer <秒数>"コマンドで、無通信時間を60~18000 秒の範囲で指定できます。初期値は900 秒です。
セキュリティに関する仕様変更・修正
このバージョンでは、セキュリティに関する仕様変更・修正はありません。
不具合修正
このバージョンでは、不具合修正はありません。
ファームウェアVer1.4.1(2014/3/18)リリース
このバージョンでは、以下の仕様変更・追加、修正をおこないました。
新規機能
このバージョンでは、新規機能はありません。
仕様変更・追加
- シリアルデータIP パケット化の調整機能追加
シリアルインタフェースから受信したデータをプロトコル変換する際、従来はデータ受信の都度パケットを生成を行っていました。これを受信データに途切れ(アイドル時間)が発生したとき、まとめてパケット生成するように変更し、1 パケットのデータサイズ(通信パケット数)の調整が行えるよう改善しました。
Telnet コマンドラインに以下のコマンドを追加しました。
rsport 1 rxidletime <アイドル時間>
アイドル時間には、データ受信の途切れとみなす時間を0~999 ミリ秒で指定します。初期値は3です。アイドル時間を0に設定するとこれまでのバージョンと同じくデータ受信の都度パケット生成を行う動作となります。 - ログ情報を消去するコマンドをTelnet コマンドラインに追加しました。
AS-250 は直近のログ情報を最大で1000 件まで本装置内部に蓄積していますが、"log clear"コマンドにより貯まっているログ情報を消去します。
セキュリティに関する仕様変更・修正
このバージョンでは、セキュリティに関する仕様変更・修正はありません。
不具合修正
- OTASP 実行成功時のLED 表示が正しく行われていませんでした。OTSP 成功時にセッションTxRxLED を5 秒間緑点灯するよう修正しました。
- microSD カードからファームウェア更新を行った際、LAN 側IP アドレス/マスク値、デフォルトゲートウェイアドレスを除く設定値が工場出荷値に初期化されるという不具合を修正しました。
- do コマンドにより、出力接点0、1 両方を同時に出力制御する際、パラメータを数字で指定(do *<数字>)すると、正常に出力の制御が行えないという不具合を修正しました。
ファームウェアVer1.4.0(2014/2/7)リリース
このバージョンでは、以下の機能追加、仕様変更・追加、修正をおこないました。
新規機能
- 従来のTELNET 管理機能に加え、WEB ブラウザによる簡易GUI 機能を搭載しました。
- マイクロSD カードからの読み出し機能を搭載しました。
あらかじめ準備したマイクロSD カードを、装置に挿入して電源投入するだけで、設定やファームウェア更新が行われます。
仕様変更・追加
- メール通知機能に、PPP 接続成功時のAPN とPPP で割り振られたIP アドレスの通知を追加しました。
- 省電力状態になるための秒カウントをリセットする条件として接点入力を追加しました。これにより接点入力が変化しているときは省電力状態に入るのを待ちます。
- 設定内容にメモ書きを付加できるようになりました。メモ書きはmemo コマンドを使って、任意の英数文字列(設定者や日付、目的など)を設定値と共に保存するものです。動作に影響を与えません。
- シリアルインタフェースのデータ長に7ビットを追加しました。ただし7 ビット時は遇奇パリティの設定が必要です。
セキュリティに関する仕様変更・修正
このバージョンでは、セキュリティに関する仕様変更・修正はありません。
不具合修正
- DHCP 固定IP アドレス割り当てが正しく行われないという問題を修正し、かつ現在のIP アドレス配布状況を確認できるよう表示機能を追加しました。
- WarpLinkDDNS サービスにおいて、DDNS ドメインが常時接続ドメインに設定されている場合、機器情報の送信が周期的に行われないことがあり、この問題を修正しました。
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