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FutureNet AS-210/U4
ファームウェアVe3.1.1(2025/2/13)リリース
このバージョンでは、以下の機能追加、仕様変更・追加、修正をおこないました。
新規機能
- SSHサーバ機能を追加しました。
SSHクライアントでTera Termを使用する場合は、Ver 5.x が必要です。 - 以下のHTTPクライアント機能でダイジェスト認証に対応しました。
- HTTP GET (“wget”コマンド)
- 設定ファイルのダウンロード(“config load (URL)”コマンド)
- ファームウェアのダウンロード後に更新(“firmware update (URL)”コマンド) - ファームウェア更新の際にハッシュ値を確認し、ファームウェアファイルが壊れていないことを確認する機能を追加しました。
仕様変更・追加
- WarpLink DDNSサーバにデータ送信する間隔を、前回の更新が完了してから5分後に変更しました。
セキュリティに関する仕様変更・修正
- 工場出荷時の設定において、以下の機能を無効にするように変更しました。
- TELNETサーバ機能
- シリアル/IP変換機能
- TCPダウンローダサーバ機能
- SNTPサーバ機能
- HTTPサーバ機能
※代わりにHTTPSサーバ機能が有効になります。 - 8文字以上のログインパスワードが必須となるように変更しました。
ログインパスワードが8文字未満の場合、ログイン成功後にパスワード変更する必要があります。 - WAN側から受信したGREパケットの送信元IPアドレスがGREの対向アドレスでない場合、パケットを破棄するよう
に変更しました。(JVNTA#90434358) - HTTP(HTTPS)サーバ機能に関する以下の2つの問題を修正しました。(JVNVU#96398949)
- 4-1. 認証を回避して機器の情報を取得される問題
取得される情報は以下の通りです。
- 機器名・シリアル番号・Ethernet MACアドレス・ファームウェアバージョン
- 通信モジュールの機種名・メーカー名・シリアル番号・ファームウェアバージョン
- SIMの電話番号
- ネットワーク統計情報(送受信パケット数など)
- DNSキャッシュ情報
- ホストファイル情報
- DI/DOの状態 - 4-2. 悪意のあるHTTPリクエストを受信した場合に機器が誤動作(再起動など)する問題
- 4-1. 認証を回避して機器の情報を取得される問題
不具合修正
- ファームウェアの更新機能において、以下の問題を修正しました。
- 1-1. ファームウェアの更新(“firmware update”コマンド)が、スケジュール系のコマンド(“schedule”コマンド、”evcmd”コマンド、”delay”コマンド)から呼び出されたときにウォッチドッグ監視機能による再起動が発生する不具合を修正しました。
- 1-2. ファームウェアの更新(“firmware update”コマンド)で、未サポートのバージョン番号のファームウェアを受け付けていた問題を修正しました。
- 1-3. CMS-1300を利用したファームウェア更新時、ダウンロードしたファームウェアファイルのMD5値を照合していない問題を修正しました。
- 1-4. WEB管理画面でのファームウェア更新およびREST APIを使用したファームウェア更新の際、40秒以上かかる問題を修正しました。
- 1-5. ごく稀にファームウェアが更新できない問題を修正しました。
- 起動直後にシステムエラーで再起動する際、エラーログ(show syserr)のカウンタが必ず「1」となる問題を修正しました。
- HTTPSサーバ機能が正常に動作しない問題を修正しました。
- ログインパスワードに、スペースや日本語を含む文字が設定できてしまう問題を修正しました。
- WEB管理画面でのログインパスワード変更の際、16文字以上が入力された場合でもエラーとせず、先頭の15文字に切り詰めて設定していた問題を修正しました。
- 設定ファイルのダウンロード(“config load (URL)”コマンド)の際、ダウンロード失敗時にコンソールが180秒間無応答になる問題を修正しました。
- 省電力モード2に移行した直後に、省電力モードから復帰する場合がある問題を修正しました。
制限事項
- HTTPクライアントのダイジェスト認証で、サーバから送られるrealmに空白が含まれる場合は正常に動作しません。
ファームウェアVer2.6.6(2024/2/8)リリース
このバージョンでは、以下の機能追加、仕様変更・追加、不具合修正をおこないました。
新規機能
- 通信モジュールの電源操作を行った回数を表示するコマンド”show module powercount”を追加しました。
- TELNET サーバ機能でTCP 遅延ACK 機能を追加しました。
仕様変更・追加
- 起動時に取得したSIM のICCD 番号とIMSI 番号を保持しておくのではなく、その都度取得するように変更しました。
- 内蔵のルート証明書を追加しました。今回追加したルート証明書が無い場合、2024 年2 月以降、一部のHTTPS サーバに接続した際に、証明書が検証できなくなります。
セキュリティに関する仕様変更・修正
このバージョンでは、セキュリティに関する仕様変更・修正はありません。
不具合修正
- 一部のHTTP サーバにHTTP クライアントコマンド(”wpost”, “wput”, “wget”)でアクセスする際、データ受信が途中で止まる問題を修正しました。
- 以下の機能において、日時の表示が正しくない場合がある問題を修正しました。
● 表示コマンド“show time”、”show syserr”、”show dhcp”、”show log”実行
● CMS-1300 連携機能でのログデータの送信 - 以下の機能を同時に2 つ以上使用した場合、各機能が正しい動作とならない場合がある問題を修正しました。
● HTTP クライアントからの接続(同時に2 つ以上接続される場合も含む)
● イベントメールの送信
● 制御コマンド”connect”実行
ファームウェアVer2.6.5(2023/9/14)リリース
このバージョンでは、以下の仕様変更・追加、不具合修正をおこないました。
新規機能
このバージョンでは、新規機能はありません。
仕様変更・追加
- FutureNet CMS-1300 と定期的な情報送信を行う間隔の下限値を600 秒に変更しました。
- SNTP サーバ機能でモバイル網と時刻同期する前の時刻をクライアントに送信しないように変更しました。
セキュリティに関する仕様変更・修正
このバージョンでは、セキュリティに関する仕様変更・修正はありません。
不具合修正
- 省電力動作モードからスケジュール以外の要因で復帰した際、復帰要因のイベント(“wakeup”,“trigger_wakeup”, “di0on”, “di0off”, “di1on”, “di1off”)が実行されない問題を修正しました。
- 省電力動作モードからスケジュールで復帰した際、スケジュールで設定したコマンドが実行されない問題を修正しました。
- 1 日のSMS 送信数の上限を設定している場合、いったん上限に達すると日付変更後も送信制限が解除されない問題を修正しました。
- ログイン連続失敗後の再ログイン可能になるまでの時間が、ログイン成功後も初期値に戻らない場合がある問題を修正しました。
- 定時再起動の際に、再起動が1 回余計に発生する場合がある問題を修正しました。
- PPP 未接続時に通信モジュールが再起動することにより、装置の再起動が発生する問題を修正しました。
- モバイル接続先情報が通信モジュールに正しく設定されない場合がある問題を修正しました。
ファームウェアVer2.6.4(2022/6/7)リリース
このバージョンでは、以下の機能追加、仕様変更・追加、不具合修正をおこないました。
新規機能
- Web 管理画面の[基本設定]に外部SMTP サーバの登録設定を追加しました。
- TCP/UDP サーバにメッセージを通知する機能を追加しました。これにより、接点状態の変化時にTCP/UDP で接点状態を通知することが可能になります。
- 接点状態の変化時以外にも、接点状態をメール送信する機能を追加しました。
- シリアル/IP 変換機能を無効にする機能を追加しました。
- 接続するFutureNet CMS-1300 のポート番号を指定する機能を追加しました。
仕様変更・追加
- 仮想接点入力および仮想接点出力を8 から32 に変更しました。
セキュリティに関する仕様変更・修正
このバージョンでは、セキュリティに関する仕様変更・修正はありません。
不具合修正
- 数ミリ秒の電源断を繰り返した場合、稀にPHY が正常に起動しなくなる問題を修正しました。
- 起動および再起動時に、稀に再起動が繰り返し発生する問題を修正しました。