冠水対策システム(スイシル)
日鉄建材株式会社 様
小電力無線組込み製品 FutureNet XGシリーズ
Linuxマイクロアプライアンスサーバ FutureNet MA-E300シリーズ
※本件で導入頂いているMA-E300シリーズは受託開発品になります。
水位計測センサをIoTゲートウェイ子機となるXGシリーズに接続し、対向に設置したIoTゲートウェイ親機となるMAシリーズに水位データを集め、親機からクラウドにアップロードします。親機-子機間は920MHz帯通信で接続されます。
クラウド上で水位状況を監視することができ、クラウドからのメール配信機能などを利用することで冠水状況を迅速に発見できます。
FutureNet XG-B50 (ボード提供/920MHz、Wi-SUNモジュール搭載)
親機-子機間で数百メートルの距離があり、子機側では電源確保できないという課題があったため、距離の問題は920MHz帯通信にてカバーし、電源問題は電池駆動可能な、小電力通信用マイコンボード搭載製品を設置することで解決させました。
冠水の発生は夏場がメインとなり、冬場は出番がないため、半年程度は連続稼動が可能な乾電池を使用可能にすることで交換作業を簡単にしました。
冠水発生時(設定された水位閾値超過時)に電光掲示板表示文字の切り替えや、回転灯を点灯させることができます。
親機1台に対して電光掲示板(RS-485接続)・回転灯(接点接続)をそれぞれ2台まで接続できます。
電光掲示板は親機に取り付けられたトグルスイッチにより通常時表示を3パターン切り替えることができます。
LINE WORKSと連携させることができます。
機器やクラウドにログインせずに、手元のスマートフォンや タブレットPCのアプリ画面から簡単に情報取得や設定変更が可能です。
子機・親機設置前に電波状況(RSSI)の調査を行えるように電波測定器を開発しました。これにより設置後の電波状況によるトラブルを防止します。