1.1 入力電源の電圧低下をシリアル通信で通知する
CB-230の入力電源の電圧低下(9V未満)が10秒間続いた場合、CB-230はシリアルポートからアラームを外部装置に通知します。
【 構成図 】
CB-230とMAを下記のように接続させます。
- CB-230の電源出力コネクタ([12V])とMAの電源コネクタを接続
- CB-230のシリアル通信コネクタ(CONSOLE)とMAのRS-232C端子をクロスケーブルで接続
【 CB-230 設定 】
CB-230の設定は工場出荷状態から変更する必要はありません。
CB-230の入力電源電圧9V未満が10秒間続いた場合、CB-230はシリアルポートから”ASIV1″コマンドをMAに通知します。また、この状態から入力電源電圧9V以上に変化した場合、”ASIV0″コマンドをMAに通知します。
(☞) 入力電源電圧9V未満に変化してから10秒以内に9V以上に変化した場合は、”ASIV1″コマンドと”ASIV0″コマンドのどちらもMAに通知しません。
【 MA 設定例 】
MA-E300シリーズ は CBシリーズ からのアラームをシリアル通信で受信する機能を実装しています。
工場出荷状態では 本機能は無効になっていますので、設定ファイル (/etc/default/cb100) を変更後、装置を再起動してください。
START=yes
PORT=/dev/ttyO1
IV_REDUCTION=
IV_RECOVERY=
BV_REDUCTION=
設定項目
START=yes
CBシリーズとの通信機能を有効にします。
IV_REDUCTION=
CB-230の入力電源電圧9V未満が10秒間続いた場合に通知される”ASIV1″コマンドを受け取った際、実行するコマンドをこの行に入力します。
IV_RECOVERY=
CB-230の入力電源電圧が9V以上になった場合に通知される”ASIV0″コマンドを受け取った際、実行するコマンドをこの行に入力します。
確認項目
CBシリーズとの連携では、MA側で”cb100 monitor”のプロセスが実行されている必要があります。
※ プロセスは”ps ax”コマンドで確認可能です
“cb100 monitor”のプロセスが実行されていない場合は下記コマンドを実行をして動作確認ください。
# /usr/local/sbin/cb100_watch &
もしくは、”/etc/rc.local”に下記を追記ください。
“/usr/local/sbin/cb100_watch &”
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