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RAシリーズ
ユーザ個別設定
1. VLAN ID設定
1.VLAN ID設定
ここではユーザの個別設定機能により応答プロファイルで指定した内容とは別にユーザ毎に異なるアトリビュートを設定する例を紹介します。
【構成】
複数のVLAN IDがある場合、ユーザプロファイル、応答プロファイルは、VLAN ID数分用意する必要がありますが、
個別設定機能を利用することで、1つの共通するユーザプロファイル、応答プロファイルを用意し
ユーザ毎に異なるアトリビュートのみ設定することができます。
【設定】
応答プロファイル設定(RADIUS/プロファイル/応答アトリビュート)
まず、共通の応答プロファイルを作成します。
ここでは、下記内容で設定を行います。
プロファイル名 | vlan1 |
Tunnel-Type | 13 (VLAN) |
Tunnel-Medium-Type | 6 (IEEE802) |
Tunnel-Private-Group-ID | VLAN1 (VLAN名称) |
ユーザプロファイル設定 (RADIUS/プロファイル/ユーザプロファイル)
ユーザ共通のプロファイル名を vlanuser 、基本情報プロファイルには、
既に作成済みの base_user 、応答プロファイルには、前項で設定した vlan1 プロファイルを設定します。
ユーザ毎のアトリビュート設定 (RADIUS/ユーザ/ユーザ)
ここでは、 vlanuser プロファイルが各ユーザに設定されているものとし、
ユーザ毎の応答アトリビュートを設定します。
各ユーザの応答アトリビュートは、下記内容で設定します。
ユーザID | user01 |
Tunnel-Type | 13 (VLAN) |
Tunnel-Medium-Type | 6 (IEEE802) |
Tunnel-Private-Group-ID | VLAN1 (VLAN名称) |
ユーザID | user02 |
Tunnel-Type | 13 (VLAN) |
Tunnel-Medium-Type | 6 (IEEE802) |
Tunnel-Private-Group-ID | VLAN2 (VLAN名称) |
この場合、共通の応答プロファイルでは、既にTunnel-Private-Group-IDとして VLAN1が設定されているため
user01ユーザは、新たに設定を行わずにuser02ユーザの個別設定でTunnel-Private-Group-IDに VLAN2 を設定します。
user02の表示ボタンを押下して 下記ユーザ設定(詳細)画面を表示します。
Tunnel-Private-Group-ID の編集ボタンを押下してアトリビュート新規追加画面を表示し、以下内容を設定します。
値 | VLAN2 |
動作モード | 上書き |
個別設定後の内容は、ユーザ設定(詳細)画面で確認できます。
備考 | 左の例に応答プロファイルの値、右側の列に個別設定の値が表示されます。 この設定を行ったユーザは、プロファイルの値よりユーザ設定(詳細)で設定した値が優先される動作となります。 |
以上で個別設定は、終了です。
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