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FutureNet XR-640/CD
ファームウェアVer1.6.10(2013/10/3)リリース
このバージョンでは、以下のような仕様変更・追加、修正をおこないました。
新規機能
このバージョンでは、新規機能はありません。
仕様変更・追加
- サービス運用妨害(DoS)などの異常によりDNSサービスが停止した場合の自動再起動機能を強化しました。
- PPP/PPPoE接続時にプロバイダから自動割り当てを選択していた場合、DNS情報取得後その情報をシステムに反映できなかった場合にリトライするようにしました。
またPPP/PPPoE接続設定のDNSサーバに関するログを出力するようにしました。
セキュリティに関する仕様変更・修正
- DNSサービスのサービス運用妨害(DoS)の脆弱性に対応しました。(JVNDB-2008-004881)
不具合修正
- PPP/PPPoEの接続先設定内のDNSサーバ設定で、割り当てられたDNSを使わない、または手動で設定からプロバイダから自動割り当てに設定変更しPPP/PPPoEの再接続をした際に、DNS情報を取得できなかった場合以前接続した際に取得したDNS情報を使用していた不具合を修正しました。
制限事項
- PPP On-demand接続中にケーブルを抜いて再挿入した場合、PPP接続ができなくなります。(本装置の再起動が必要となります)
- アクセスサーバの設定で発信者番号認証を「する」に選択した状態で、許可する着信番号を入力後、着信する回線として「回線1」(もしくは「回線2」)の一方を選択して[設定]ボタンを押下すると、設定を保存することができません。
回避策はとしましては、着信する回線の設定項目を以下のどちらかの状態で設定の保存を行ってください。
・「すべて」に設定して保存
・「回線1」、「回線2」を両方設定して保存 - BRI MP(128K)を使用してIPsec通信を行なおうとすると、IPsec SAは確立するがIPsecトンネルを利用した拠点間の通信ができません。 なおBRI(64K)を使用した場合は、IPsec SAの確立およびIPsecトンネルを利用した拠点間の通信はご利用頂けます。
ファームウェアVer1.6.9(2009/2/2)リリース
このバージョンでは、以下のような修正をおこないました。
新規機能
このバージョンでは、新規機能はありません。
仕様変更・追加
このバージョンでは、仕様変更・追加はありません。
セキュリティに関する仕様変更・修正
このバージョンでは、セキュリティに関する仕様変更・修正はありません。
不具合修正
- IPsecでbackup SA機能利用時にメインのIPsecトンネルに対してIPsec KeepAliveを動作オプション2(動作オプション設定未対応のバージョンの場合はflag設定「ON」)で設定した場合、バックアップ側でISAKMP SA生成のためのネゴシエーションパケットを大量に送信する場合があり、その後そのISAKMP SAが一度に確立した場合にIPsecサービスがダウンしてしまう場合がある問題を修正しました。
※backup SA機能を利用していない場合や利用していても動作オプション1をご利用いただいている場合、本現象は発生しません。
制限事項
- PPP On-demand接続中にケーブルを抜いて再挿入した場合、PPP接続ができなくなります。(本装置の再起動が必要となります)
- アクセスサーバの設定で発信者番号認証を「する」に選択した状態で、許可する着信番号を入力後、着信する回線として「回線1」(もしくは「回線2」)の一方を選択して[設定]ボタンを押下すると、設定を保存することができません。
回避策はとしましては、着信する回線の設定項目を以下のどちらかの状態で設定の保存を行ってください。
・「すべて」に設定して保存
・「回線1」、「回線2」を両方設定して保存 - BRI MP(128K)を使用してIPsec通信を行なおうとすると、IPsec SAは確立するがIPsecトンネルを利用した拠点間の通信ができません。
なおBRI(64K)を使用した場合は、IPsec SAの確立およびIPsecトンネルを利用した拠点間の通信はご利用頂けます。
ファームウェアVer1.6.8(2008/12/26)リリース
このバージョンでは、以下のような仕様変更・追加、修正をおこないました。
新規機能
このバージョンでは、新規機能はありません。
仕様変更・追加
- システム設定にメール送信機能を追加しました。
XRのメール送信機能に、認証機能(POP before SMTP、SMTP-Auth[login、plain])を追加しました。これに伴いPPP/PPPoE接続設定の接続お知らせメール機能およびSyslogメール機能を ”メール送信機能”として統合しました。 - DNSサービスに送信元ポートの項目を追加しました。
- SNMP機能の設定を拡張しました。
→SNMP Trap送信先IPアドレス,マネージャNWを最大3つまで設定できます。
TRAP用のコミュニティ名の項目を追加しました。
ロケーション,コンタクト,名称および説明の項目を追加しました。 - DHCPサーバでbroadcast flagがONのときEtherフレームのMACアドレスをbroadcast(FF:FF:FF:FF:FF:FF)で応答するように変更しました。
- フィルタ設定でICMP type/codeを追加しました。
- アクセスサーバにアカウント認証を追加しました。
セキュリティに関する仕様変更・修正
- DNSサービスのキャッシュポイズニングの脆弱性に対応しました。(JVNVU800113)
- Web設定のクロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)の脆弱性問題に対応しました。
不具合修正
- インタフェース設定でDHCPサーバから取得を設定している時に、DHCPREQUESTに対する応答がDHCPNAKであってもDHCPREQUESTを送信する不具合を修正しました。
- IPsec機能で同一IKEを使用した複数のNAT-Traversal接続ができない不具合を修正しました。
- IPsec機能でIPsecポリシー設定の128がPPPインタフェース(PPP/PPPoE接続)と連動しない不具合を修正しました。
- 高負荷時、サービスの起動をしていないにも関わらずサービスに関するSNMPTrapが送信される不具合を修正しました。
- アクセスサーバ機能でISDN番号がない場合に着信できない不具合を修正しました。
- DVMRP機能で11個目以降のインタフェースでProbeパケットを受信しても、Neighborとして登録されない不具合を修正しました。
- SNMP Trapでsyslogローテート時にsyslog再起動をしないにもかかわらず、syslogのDOWN/UPのTrapが送信されてしまう不具合を修正しました。
制限事項
- PPP On-demand接続中にケーブルを抜いて再挿入した場合、PPP接続ができなくなります。(本装置の再起動が必要となります)
- アクセスサーバの設定で発信者番号認証を「する」に選択した状態で、許可する着信番号を入力後、着信する回線として「回線1」(もしくは「回線2」)の一方を選択して[設定]ボタンを押下すると、設定を保存することができません。
回避策はとしましては、着信する回線の設定項目を以下のどちらかの状態で設定の保存を行ってください。
・「すべて」に設定して保存
・「回線1」、「回線2」を両方設定して保存 - BRI MP(128K)を使用してIPsec通信を行なおうとすると、IPsec SAは確立するがIPsecトンネルを利用した拠点間の通信ができません。
なおBRI(64K)を使用した場合は、IPsec SAの確立およびIPsecトンネルを利用した拠点間の通信はご利用頂けます。
ファームウェアVer1.6.7(2007/11/19)リリース
このバージョンでは、以下のような変更・修正をおこないました。
仕様変更・追加
- 回線切り替え(ルート切り替え)時の通信復旧が従来よりも短縮するように性能を向上させました。
- DNSキャッシュ設定にroot server設定を追加しました。
- Syslog機能でsyslogローテート時にsyslogの再起動を行わないように変更しました。
- Syslog機能のログの取得を、出力先を本装置/SYSLOGサーバで選択するように変更しました。
- SNMP機能で、再起動せずに設定内容を反映するように変更しました。
- NTPサービスで定期監視機能を追加しました。
- NTP設定でポーリング間隔、時刻同期タイムアウト時間の設定を追加しました。
- フィルタ設定でプロトコル番号指定を追加しました。
- ネットワークテストのPingにオプション(count,size,timeout)を追加しました。
- ネットワークテストのTraceRouteにオプション(UDP/ICMP)を追加しました。
- ARP Filter機能の初期値を「有効」に変更しました。
- IPsec Keep Alive機能に、動作オプション(同期モード)を追加しました。
不具合修正
- インタフェース設定でvlanのMTUが反映されない場合がある不具合を修正しました。
- インタフェース設定でデフォルトゲートウェイの設定をネットワーク外のIPアドレスにした場合、以前のデフォルトゲートウェイを削除するように修正しました。
- インタフェース設定で、「DHCPサーバから取得」 -> 「固定アドレスで使用」にした場合、本装置で名前解決できなくなる不具合を修正しました。
- インタフェース設定のDHCPサーバから取得で、MACアドレスを設定したときに本体の再起動を行うと元のMACアドレスに戻る不具合を修正しました。
- PPP/PPPoEでSYSLOG設定の出力先がSYSLOGサーバ,取得プライオリティがDebugでSYSLOGサービスが動作中、かつPPP/PPPoE接続の接続先がBRIのとき、PPP接続処理において大量にIPCP交渉を繰り返すと本装置が再起動する場合がある不具合を修正しました。
- PPP/PPPoEで主回線でOn-Demand接続を行った場合の初回待機時に、STATUS2が点灯する不具合を修正しました。
- PPP/PPPoEででOn-Demand接続時に、pppのtrapが正常に送信されない不具合を修正しました。
- PPP/PPPoEでMP非対応の接続先に対しMP接続を行った場合、不要なtrap(ppp16など)が送信される不具合を修正しました。
- DHCPでDHCPサーバが大量にDHCP REQUESTを受信すると、IPアドレスをリースできなくなるを不具合を修正しました。
- IPsec機能で、Initiator側でIKEのtransformをaes128に指定した場合、key length を送信しない不具合を修正しました。
- IPsec機能でInitiaterでIKEのtransformを"すべてを送信する"にした場合、3DESしか送信されない不具合を修正しました。
- IPsec機能のアグレッシブモードで、responderのIDが一致していなくてもISAKMP SAが作成される不具合を修正しました。
- IPsec機能で同一のIKEを使って複数のIPsecポリシーを設定し、設定したポリシーそれぞれにbackupSAの設定を行う場合、番号が小さいIPsec SAしかバックアップのIPsec SAとして確立しない不具合を修正しました。
- UPnPサービス動作中にLAN側インタフェースを変更後、UPnPサービスを動作変更すると変更前のルーティング情報が残る不具合を修正しました。
- インタフェースのリンク監視によりdownを検知しても、そのインタフェースを経由するスタティックルートがRIPで再配信される不具合を修正しました。
- インタフェースのリンク監視とRIPを併用しているインタフェースをdown/upさせると、RIP responseの送信が停止する不具合を修正しました。
- DVMRPのインタフェース設定で設定が保存されない不具合を修正しました。
- PPPoE+GREを利用している環境で、greをDVMRPインタフェースに設定すると、本体再起動でDVMRPサービスが起動しない不具合を修正しました。
- SNMP trap送信元、送信先の両方を指定した場合、cold start,shutdownが指定したtrap送信元で送信されない不具合を修正しました。
- SNMP MIB取得でsysUpTimeが49日でリセットされる不具合を修正しました。
- SNMP MIB取得でsysUpTimeをSNMPサービスの起動時間ではなく、システム起動からの時間に修正しました。
- NTPサービス起動後にVRRPサービスを起動した場合、VRRPで設定したIPアドレスをNTPサーバとして時刻同期ができない不具合を修正しました。
- 問合せ先NTPサーバにntp.nict.jpを設定した場合、NTPサービスが動作しない不具合を修正しました。
- NTPサーバから取得した時刻情報がハードウェアクロックに反映されない不具合を修正しました。
- VRRP起動時に使用する複数のインタフェースがlink downしていると、VRRPサービスが動作しない不具合を修正しました。
- スタティックルート設定で、同一アドレスかつ同一ディスタンスの設定を行うと情報表示の経路情報が正常に表示されない問題を修正しました。
- スタティックルート設定で既存の設定がない設定番号の項目に、スタティックルートの挿入設定ができない問題を修正しました。
- インタフェース設定のリンク監視を「1秒」に設定しているときに、リンク監視をしているインタフェースのケーブルの抜き差しを行うとIPsec SAの再確立後IPsecのルートが有効にならない場合がある不具合を修正しました。
- IPsec接続復旧時に、フローティングスタティックによるルート切替が行われない場合がある不具合を修正しました。
- 仮想インタフェースにvlanインタフェースを指定した場合、設定できない場合がある不具合を修正しました。
- DNSサーバ動作中にフィルタ設定を行うと設定処理が遅くなる場合がある不具合を修正しました。
- GRE設定でGREoverIPsec,IDキー,Checksummingを変更するとICMP AddressMask Requestに応答しなくなる不具合を修正しました。
- DHCPリレーを複数設定後、設定保存->復帰でDHCP機能が起動しない不具合を修正しました。
- DHCP機能でサーバ選択がDHCPサーバのとき、DHCPサーバが起動できない場合がある不具合を修正しました。
- 他機種の設定がコピーされたオプションCFを初期化すると、Internal Server Errorが表示される不具合を修正しました。
- FTPのコマンドが分割されて転送されてきた場合でも、FTP処理を中断しないように修正しました。
- SYSLOGサービスでログのメール送信設定で中継するサーバアドレスの先頭に"@"があるとメール送信できない不具合を修正しました。
制限事項
- PPP On-demand接続中にケーブルを抜いて再挿入した場合、PPP接続ができなくなります。
(本装置の再起動が必要となります) - アクセスサーバの設定で発信者番号認証を「する」に選択した状態で、許可する着信番号を入力後、着信する回線として「回線1」(もしくは「回線2」)の一方を選択して[設定]ボタンを押下すると、設定を保存することができません。
回避策はとしましては、着信する回線の設定項目を以下のどちらかの状態で設定の保存を行ってください。
・「すべて」に設定して保存
・「回線1」、「回線2」を両方設定して保存 - BRI MP(128K)を使用してIPsec通信を行なおうとすると、IPsec SAは確立するがIPsecトンネルを利用した拠点間の通信ができません。
なおBRI(64K)を使用した場合は、IPsec SAの確立およびIPsecトンネルを利用した拠点間の通信はご利用頂けます。
*** ネットワークイベント機能関連の設定引継ぎに関する注意事項はこちら ***
ファームウェアVer1.6.6(2007/6/27)リリース
このバージョンでは、以下のような修正をおこないました。
新規機能
このバージョンでは、新規機能はありません。
仕様変更・追加
このバージョンでは、仕様変更・追加はありません。
不具合修正
- システムメッセージを”MARK出力時”の設定にし、かつログの取得設定で内部で取得すると設定した時に、IPsecのログが大量に出力されると通信ができなくなる場合がある不具合を修正しました。
制限事項
- インタフェースのリンク監視によりdownを検知しても、そのインタフェースを経由するスタティックルートがRIPで再配信されます。
- PPP On-demand接続中にケーブルを抜いて再挿入した場合、PPP接続ができなくなります。
(本装置の再起動が必要となります) - BRI MP(128K)を使用してIPsec通信を行なおうとすると、IPsec SAは確立するがIPsecトンネルを利用した拠点間の通信ができません。
なおBRI(64K)を使用した場合は、IPsec SAの確立およびIPsecトンネルを利用した拠点間の通信はご利用頂けます。
*** ネットワークイベント機能関連の設定引継ぎに関する注意事項はこちら ***
ファームウェアVer1.6.5(2006/5/22)リリース
このバージョンでは、以下のような修正をおこないました。
不具合修正
- XR長期運用時にOSPF Helloが途絶えることがある問題を修正しました。
- Ver1.4.0以前のファームウェアからファームウェアアップデートを行うと、VRRP Interface監視設定データがネットワークイベント設定へ正しく反映されない問題を修正しました。
制限事項
- インタフェースのリンク監視によりdownを検知しても、そのインタフェースを経由するスタティックルートがRIPで再配信されます。
- PPP On-demand接続中にケーブルを抜いて再挿入した場合、PPP接続ができなくなります。(本装置の再起動が必要となります)
- BRI MP(128K)を使用してIPsec通信を行なおうとすると、IPsec SAは確立するがIPsecトンネルを利用した拠点間の通信ができません。
なおBRI(64K)を使用した場合は、IPsec SAの確立およびIPsecトンネルを利用した拠点間の通信はご利用頂けます。
*** ネットワークイベント機能関連の設定引継ぎに関する注意事項はこちら ***
ファームウェアVer1.6.4(2006/2/15)リリース
このバージョンでは、以下のような変更・修正をおこないました。
仕様変更・追加
- SNMP機能の設定を再起動せずに設定内容を反映するように変更しました。
ただし「SNMP TRAPの送信元」「送信元」項目を変更した場合は、SNMP機能の再起動が必要です。
不具合修正
- PPPoE to L2TPが動作している環境において、本装置がPPPoE再接続動作中に配下のPPPoEクライアントから接続要求があると、本装置のPPPoE接続が確立した後も、配下のPPPoEクライアントが接続ができない場合がある不具合を修正しました。
- リンク監視が有効で、かつリンクがダウンしているときにIPsecの起動をおこなうと、IPsecのルート設定が正しく反映されない不具合を修正しました。
- PPP/PPPoE接続でMP接続ができない場合がある不具合を修正しました。
制限事項
- インタフェースのリンク監視によりdownを検知しても、そのインタフェースを経由するスタティックルートがRIPで再配信されます。
- インタフェースのリンク監視とRIPを併用しているインタフェースをdown/upさせると、RIP responseの送信が停止します。
- 設定画面「困ったときは」の”製品サポートWEBページ”のリンク先が存在しません。
- PPP On-demand接続中にケーブルを抜いて再挿入した場合、PPP接続ができなくなります。(本装置の再起動が必要となります)
- BRI MP(128K)を使用してIPsec通信を行なおうとすると、IPsec SAは確立するがIPsecトンネルを利用した拠点間の通信ができません。
なおBRI(64K)を使用した場合は、IPsec SAの確立およびIPsecトンネルを利用した拠点間の通信はご利用頂けます。
ファームウェアVer1.6.3(2005/11/28)リリース
このバージョンでは、以下のような変更・修正をおこないました。
新機能
- ICMPでのアドレスマスク要求に応答できるようにしました。(ICMP AddressMask Reply機能)
→インタフェース設定、PPPoE/PPP接続設定、GRE設定において「ICMP AddressMask Request」項目にチェックを付けると、当機能が有効となります。
仕様変更・追加
- SNMP設定に「送信元IPアドレス」項目を追加しました。
→これによりIPsec環境でもSNMPを取得できます。 - インタフェース設定、PPP/PPPoE設定のステートフルパケットインスペクション機能を強化しました。
→新しいステートでも、SYN ビットの立っていないパケットは破棄するように変更しました。ただしDROP LOGによる取得はできません。 - セッションライフタイム設定で、「セッション最大数」項目を追加しました。
→XRが保持するセッション管理テーブルのサイズを任意で設定できます。(4096から16384まで) - セッションライフタイム設定で、TCPセッションライフタイムの初期設定値を”432000秒”から”3600秒”に変更しました。
- システムログに、システムメッセージを出力できるようにしました。
→CPUの使用率、メモリ残量、セッションテーブルの使用状況を出力できます。 - IPsec NAT Traversal設定のVirtualPrivate設定に、複数のVirtualPrivate設定ができるようにしました。
→VirtualPrivate設定2、VirtualPrivate設定3、VirtualPrivate設定4の項目を追加しました。 - DHCPクライアント設定のインタフェースでIPsecを使っているとき、同じIPアドレスが再リースされた場合は、IPsec SAの停止→起動を行わないように変更しました。
- ファームウェアのアップデート時に、「一度ブラウザを閉じてからご利用下さい。」というメッセージをアップデート実行画面の最後に表示するようにしました。
- ISDNでのPPP接続において、サブアドレスに対応しました。
不具合修正
- ゲートウェイ認証機能で、機能を「使用する」にすると「Internal Error (40.-1.)」が表示される不具合を修正しました。
なお、本不具合はv1.6.2のみで発生します。 - スタティックルート設定で、インターフェースにppp6、ゲートウェイにIPアドレス指定という設定ができない不具合を修正しました。
- アグレッシブモードでIPsecを実行しているとき、長期間にわたり無効なIKEネゴシエーションを受けていると、IKEネゴシエーションを受け付けなくなる不具合を修正しました。
- PPPoE接続処理中にPPPoEの接続ポートでPADIフレームを大量に受信すると、本装置へアクセスできなくなる場合がある不具合を修正しました。
- QoS設定のInterface Queuing設定において、PQの最大BAND数を”5”に設定してもMarkingfilter設定のclass No.に”5”を設定できない不具合を修正しました。
- GRE+IPsec環境でIPsecが起動した時に、ospfdにてリンクダウンI/FのNWが配信されてしまう不具合を修正しました。
- OSPF機能のインタフェース設定で、Virtual link設定を追加→削除して設定を保存すると、設定ファイルに差分が生じる不具合を修正しました。
- PPPoE/PPP接続中(デフォルトルートは有効)にデフォルトゲートウェイの設定を行うと、デフォルトゲートウェイが変更されてしまう不具合を修正しました。
- 「DHCPサーバから取得」の設定をしているインタフェースがIPアドレスを取得しているときにゲートウェイ設定を行うと、デフォルトゲートウェイが変更されてしまう不具合を修正しました。
- GREのPEERアドレスをデフォルトゲートウェイに設定したときに、GRE設定のMTU,GREoverIPSec,IDキー,Checksummingの各項目を変更するとデフォルトゲートウェイが消えてしまう不具合を修正しました
- PPPoE/PPP接続時の主回線をBRI、マルチ回線をEtherポートに指定した場合、情報表示画面においてマルチ回線の種類(type)が”ISDN”と表示される不具合を修正しました。
- VLANインタフェースにSPIを設定した後drop logを設定しても、drop logが有効にならない不具合を修正しました。
- ICMPのpacket長が3885byte以上の時にフィルタログが取れない不具合を修正しました。
制限事項
- PPP On-Demand接続中に、ケーブルを抜いて再挿入した場合にPPP接続ができなくなります。
この場合、復旧には本体の再起動が必要です。 - BRI MP(128K)を使用してIPsec通信を行なおうとすると、IPsec SAは確立するがIPsecトンネルを利用した拠点間の通信ができません。
なおBRI(64K)を使用した場合は、IPsec SAの確立およびIPsecトンネルを利用した拠点間の通信はご利用頂けます。
ファームウェアVer1.6.2(2005/8/25)リリース
このバージョンでは、以下のような変更・修正をおこないました。
新機能
- DSCPマーキング/マッチング書き換え機能を搭載しました。
機能変更
- IPSecの二重化(冗長化)構成で運用しているときの、IPsecの切り替え時間を従来よりも短縮するように性能を向上させました。
- GREインタフェース設定に「Path MTU Discovery」機能を追加し、機能の有効/無効を選択できるようにました。
- PPPoE to L2TP設定に「Path MTU Discovery」機能を追加し、機能の有効/無効を選択できるようにました。
機能修正
- 設定ファイルから設定を復帰させたとき、VLAN設定のステートフルパケットインスペクションが有効になることがある不具合を修正しました。
- IPsecキープアライブのトンネル監視がケーブル切断などの理由で長期間成功しない状態が続いていると、しばらくの間トンネル監視が作動しない場合がある問題を修正しました。
- ネットワークイベントのping監視がケーブル切断などの理由で長期間成功しない状態が続いていると、しばらくの間ping監視が作動しない場合がある問題を修正しました。
- 「DHCPサーバから取得」の設定をしているインタフェースでIPsec接続している場合、そのインタフェースがIPアドレスを再取得したときに ネットマスクが255.255.255.0以上の設定ができない不具合を修正しました。
- ネットワークイベント機能において、VRRP優先度のNoとVRRP設定のNoが異なるとVRRP優先度で設定したプライオリティで動作しない不具合を修正しました。
- 仮想インタフェース設定で、仮想I/F番号に”:1”や”.1”などの値を入力しても設定が無効になるように修正しました。
- RAS接続中にアクセスサーバを停止しても、ppp7/ppp8が切断されない問題を修正しました。
- アクセスサーバ接続時に、存在しないインターフェース(ippp0/1)のup/downがSNMPtrapで通知されてしまう不具合を修正しました。
制限事項
- BRI MP(128K)を使用してIPsec通信を行なおうとすると、IPsec SAは確立するがIPsecトンネルを利用した拠点間の通信ができません。
なおBRI(64K)を使用した場合は、IPsec SAの確立およびIPsecトンネルを利用した拠点間の通信はご利用頂けます。
ファームウェアVer1.5.1(2005/6/29)リリース
このバージョンでは、以下のような変更・修正をおこないました。
機能修正
- QoS設定のCLASS設定でInterface名にgreインタフェースを指定した場合、CLASS設定ができない不具合を修正しました。
制限事項
- BRI MP(128K)を使用してIPsec通信を行なおうとすると、IPsec SAは確立するがIPsecトンネルを利用した拠点間の通信ができません。
なおBRI(64K)を使用した場合は、IPsec SAの確立およびIPsecトンネルを利用した拠点間の通信はご利用頂けます。
ファームウェアVer1.5.0(2005/4/25)リリース
このバージョンでは、以下のような変更・修正をおこないました。
新機能
- Directed Broadcast機能を追加しました。
→Directed Broadcastが設定されたインタフェースのみ、Directed Broadcastの転送を許可します。 - NetEvent機能を追加しました。機能の概要は以下の通りです。
・VRRP機能において、WAN側の監視に関してはPingによる監視とppp0インタフェースの監視を選択できるようにしました。
・VRRP機能において、マスターからスレーブまたはスレーブからマスターへ切り替わる時に、ipsec接続が連動できるようにしました。
→マスター側でIPsecが動作していて、スレーブに切り替わったときにマスター側のIPsecを切断する、といった設定ができます。
・インタフェースのリンク状態とIPsec接続を連動できるようにしました。
→インタフェースのリンク状態がdownしていると判断したときにIPsecを切断する、といった設定ができます。 - ARP filter設定を追加しました。
→この機能を有効にすることにより、同一IPアドレスのARPを複数のインタフェースで受信した時に、それぞれ受信したインタフェースからARP応答を返す、返さないが設定できるようになりました。
機能変更・追加
- インタフェース設定画面で、「802.1Q Tagged VLAN設定」を16個単位で表示・設定する画面に変更しました。
- PPP/PPPoE機能でシリアルインタフェースでon-demand接続ができるようになりました。
- PPP/PPPoE設定で、バックアップ設定の主回線接続確認のインターバルの入力値を30-999秒に変更しました。
- IPsecのNAT-Traversal機能で下記機能をサポートしました。
→draft-ietf-ipsec-nat-t-ike-03 - IPsec機能でリプレイ防御機能をOFFに設定できるようになりました。
(※IPsecのパラメータ設定および設定の流し込みにより設定可)
- IPSECポリシー設定で、IPsecポリシー設定を起動・停止したときのメッセージを変更しました。
→IPsecポリシーを起動・停止したときに、その動作が完了した後に「IPSEC SAを起動しました」または「IPSEC SAを停止しました」のメッセージを表示するようにしました。
- SNMPサービスの設定で、SNMP Trapの送信元IPアドレスを指定できるようにしました。
機能修正
- あるインタフェースをDHCPクライアント設定としていて、かつ、そのインタフェースでIPsec接続を行っているとき、DHCPで取得したIPアドレスが変ってしまうとDefault gateway情報が消えてしまいIPsecが確立できなくなる不具合を修正しました。
- PPP/PPPoE設定の接続先設定 MSS設定においてMSS値を'0'にし、MSS値を自動調整する機能(Clampmss機能)を有効にしていた場合、本来双方向(LAN⇔WAN)に機能すべきところがLAN→WAN方向にしか機能していなかった問題を修正しました。
- 各EthernetインタフェースでIPマスカレードが有効な時に、「SPIでDROP したパケットのLOGを取得」「Proxy ARP」の設定を変更するとIPマスカレードが無効になってしまう不具合を修正しました。
PPP/PPPoE設定の「DROP したパケットのLOGを取得」の設定を変更したときも同様です。 - 各インタフェースのVLANの設定で、VLANインターフェースIPに”0”を設定する時にもネットマスクを設定しないとエラーになる不具合を修正しました。
- 各インタフェースのVLANの設定で、Tag IDを変更したときに設定が反映されない不具合を修正しました。
- PPP/PPPoE接続が確立した後にIPマスカレードが有効になるまでのごくわずかな時間にパケットが通過した場合、正しくアドレス変換が行われずに通信できなくなる場合がある問題を修正しました。
- DHCPサーバ機能で、DHCP固定割り当てのエラーメッセージが17番目以降も1-16と表示される不具合を修正しました。
- IPSec接続中に
ERROR: pfkey write() of SADB_X_DELFLOW message・・・・Errno 14: Bad address
というログが表示され、IPsecサービスを再起動するまでIPSecが接続できないことがある不具合を修正しました。 - UPnP設定で、4桁のIDのVLANインターフェースが指定できない不具合を修正しました。
- RIPフィルタ設定の設定数を64個に修正しました。
- OSPF機能で、XRの時刻を修正した時にOSPFのネイバーがダウンする時がある問題を修正しました。
- OSPFインタフェース設定で、帯域設定のエラーメッセージ内容を修正しました。
- SYSLOGサービス設定で、取得プライオリティの変更しても設定画面上は”info”にチェックされたままになっていた不具合を修正しました。
- システムログをメールで送信する機能が動作しているときに大量のログが生成されると、本装置の設定画面へアクセスできなくなるなどの症状が発生する不具合を修正しました。
- フィルタ設定画面で、インターフェース、送信元/あて先アドレスの入力値のチェックを強化しました。
- 仮想インタフェース設定で、インタフェースや仮想I/F番号を変更したときに削除を行っても設定が削除されない不具合を修正しました。
- GRE設定において、「gre1」インターフェースの『現在の状態』で状態表示をすると、gre10などのインタフェースも表示されてしまうことがある不具合を修正しました。
- QoS機能で、DNSサービスが起動中にPacket分類設定画面およびPacket分類設定ステータス表示すると、表示までに時間がかかる不具合を修正しました。
- ネットワークテスト画面で、4桁のIDのVLANインターフェースが指定できない不具合を修正しました。
制限事項
- BRI MP(128K)を使用してIPsec通信を行なおうとすると、IPsec SAは確立するがIPsecトンネルを利用した拠点間の通信ができません。
なおBRI(64K)を使用した場合は、IPsec SAの確立およびIPsecトンネルを利用した拠点間の通信はご利用頂けます。
ファームウェアVer1.4.0(2004/7/30)リリース
このバージョンでは、以下のような変更・修正をおこないました。
機能変更
- ゲートウェイ認証機能で、未使用時にはTCP 80番ポートを閉じるように変更しました。
- インタフェース設定で不正な入力値に対して、入力は許可して赤く表示していましたが、エラーメッセージを表示するように変更しました。
- Tagged VLAN設定で、IPアドレスに0.0.0.0を設定できるように変更しました。
- Tagged VLAN設定で、TagIDに負数を入れるとエラー扱いになりますが、設定を消去しないように変更しました。
機能修正
- IPsec設定で、IKEの「接続する本装置側の設定」が常に1と表示されてしまっていた問題を修正しました。
- PPP/PPPoEのお知らせメール機能で、メール配信時に名前解決ができなかった場合、一時的にそれ以降の処理が停滞してしまう問題を修正しました。
- PPP/PPPoE機能のバックアップ回線使用時に、主回線の回線断の確認方法としてOSPFを選択している場合、主回線が復旧した後にバックアップ回線が回線の再接続を繰り返す問題を修正しました。
- 情報表示画面のインタフェースのパケットカウンタ表示が、「2147483647」で止まる問題を修正しました。
- OSPF機能でXRの時刻を修正した時に、OSPFのネイバーがダウンする時がある問題を修正しました。
- QoS機能のInterface Queuing設定で、Queueing Disciplineだけをpqにして設定するとPriority MAP値が不正と表示していた問題を修正しました。
- VRRP機能でAuth_TypeにAHを指定している場合、master側のリンクのdown/upを繰り返した後、リンクが正常に戻ってもmasterが復帰しない問題を修正しました。
- アクセスサーバに関する入力チェックでppp6は入力可とし、ppp7,8は入力出来ないように修正しました。
制限事項
- BRI MP(128K)を使用してIPsec通信を行なおうとすると、IPsec SAは確立するがIPsecトンネルを利用した拠点間の通信ができません。
なおBRI(64K)を使用した場合は、IPsec SAの確立およびIPsecトンネルを利用した拠点間の通信はご利用頂けます。
ファームウェアVer1.3.0(2004/6/15)リリース
このバージョンでは、以下のような機能追加・変更・修正をおこないました。
新機能
- TCP,UDPのセッションライフタイムの設定を追加しました。
- ゲートウェイ認証機能を追加しました。
- Send Redirects機能を追加しました。
→Send Redirects機能が設定されたインターフェイスのみ、ICMP Redirectsを送出します。 - PacketDump TypePcap(拡張パケットダンプ)機能を追加しました。
→取得するパケット数を指定し、指定デバイスでパケットダンプを取得することができます。
取得したデータはlibpcap形式でgzipで圧縮した物で、展開後にetherealで解析することができます。
また取得できるデータサイズはgzip圧縮されたもので約4Mbyteほどになります。 - PPPoE特殊オプション機能を追加しました。追加機能は以下のとおりです。
・回線接続時に前回のPPPoEセッションのPADTを強制送出。
→回線接続時に前回のPPPoEセッションのPPPoE Active Discovery Terminate packetを強制送出します。
・非接続SessionのIPv4Packet受信時にPADTを強制送出。
・非接続SessionのLCP-EchoReqest受信時にPADTを強制送出。
→Access Concentratorから非接続Sessionの各パケット受信時に受信したPPPoE Session IDでPPPoE Active Discovery Terminate packetを強制送出します。
機能変更・追加
- syslog機能でログメールで送信されるメールに"To:"ヘッダを追加しました。
- SNMP機能でSNMPサービス起動時にもtrapを送信するように変更しました。
- IPsec機能でIKE/ISAKMPポリシーの33~128およびIPSecポリシーの33~128の設定をIPsec設定画面から編集できるように変更しました。
- IPsec機能のステータス情報画面でIPsecポリシー毎にSAの情報を表示できるようにしました。
- システム設定でシステム停止機能を削除しました。
機能修正
- QoS機能でCLASS Queueing設定画面のQueueing Discipline設定でTBFの設定を行なうと既に設定されていたクラス設定がクリアされてしまう問題を修正しました。
- OSPF機能でエリア番号に2147483648以上を設定すると、すべて2147483647として動作する問題を修正しました。
- OSPF機能でAREA番号に10桁の数字を入れた場合、そのネットワークの設定ができない問題を修正しました。
- SNMP機能でInterface Speedに関するMIB情報(interfaces.ifTable.ifEntry.ifSpeed)が10M固定となる問題を修正しました。
- PPP/PPPoE機能でISDNのMPオンデマンド設定をした場合、64kでしか繋がらない問題を修正しました。
- PPP/PPPoE機能でPPP/PPPoE接続中にMSS設定が変更された場合に、PPP/PPPoE切断後も設定が残ってしまう問題を修正しました。
- PPP/PPPoE機能でマルチ接続が回線復旧後も再接続しない(主回線は再接続する)問題を修正しました。
- インターフェース設定で「MTU」項目の入力値チェックを強化しました。
→(68~1500以外はエラーとする) - インターフェース設定で「IPアドレス」項目からネットワークアドレスとなる設定を入力できないように修正しました。
- 設定の保存・復帰機能で設定の復帰後にインターフェースのUP/DOWNを通知するSNMP TRAPが送信されない問題を修正しました。
- 設定の保存・復帰機能でGRE設定の復帰を行うと、GREの設定が前の状態で復帰してしまう問題を修正しました。
- ファームアップデート時に、RAS設定の番号認証用の設定値が空になる問題を修正しました。
- VRRP機能でAuth_TypeにAHを指定している場合、AHパケットを受信すると再起動する問題を修正しました。
- DHCPリレー機能でリレー機能が動作中に他のルータからのDHCPリレーパケットを受信した場合に不要なパケットを送信してしまう問題を修正しました。
- DHCPリレー機能でIPsec over PPPoEで通信できない問題を修正しました。
制限事項
- BRI MP(128K)を使用してIPsec通信を行なおうとすると、IPsec SAは確立するがIPsecトンネルを利用した拠点間の通信ができません。
なおBRI(64K)を使用した場合は、IPsec SAの確立およびIPsecトンネルを利用した拠点間の通信はご利用頂けます。
ファームウェアVer1.2.0(2004/3/10)リリース
このバージョンでは、以下のような機能追加・変更・修正をおこないました。
新機能
- DVMRP機能を追加しました。
機能変更・追加
- PPP/PPPoE設定のお知らせメール機能で"Return-path"を追加しました。
機能修正
- インタフェース設定でサブネットマスク値を変更した場合、ルーティング情報の表示には反映されるが、再起動されるまで変更前のルート情報が内部に残り、変更前のネットワークアドレスを含んだルート情報の追加、動作が正常に行えない問題を修正しました。
- インタフェース設定でIPアドレスに0を設定するとIPアドレスが割り当てられていない状態に設定されるように修正しました。
- 設定復帰を行った際、Tagged VLANが設定されているインタフェースについてリンク監視機能で使用する情報が反映されない問題を修正しました。
- 仮想インタフェース設定でインタフェースの項目の入力チェックを強化しました。(eth(VLAN含む), lo, ppp, brのインタフェースのみを許可)
- OSPF機能のOSPFインタフェース設定でGREインターフェースの設定を削除できない問題を修正しました。
- OSPF機能において、マルチアクセスのNetworkで、DR、BDR以外のXRのneighbor stateが、2way/DROTHERとならずに、2wayでなく次のstateであるExStartになってしまうことがある問題を修正しました。
- IPsec機能のアグレッシブモードでIKEのリトライを繰り返した場合、メインモードのパケットが送出されてしまう問題を修正しました。発生条件は次の通りです。
- アグレッシブモードでIPsecを設定 / IPsec KeepAliveの使用なし
- IPsec SA確立後回線断等が発生し、IPsec SAのライフタイムが切れたためにトンネル削除(この時点ではISAKMP SAは存在)
- 2.のタイミングの時にLAN側からIPsec通信のパケット送信あり
- 3.によってPhase2のネゴシエーション開始
- 4.が失敗し続け(ケーブル切断等が継続し)、Phase2 Expire→Phase1 ExpireによりPhase1のネゴシエーション開始
- Phase1の"max numbere retransmit" 後、メインモードのネゴシエーションパケットを送信してしまう
注) 2.のタイミングでISAKMP SAも削除され、3.のタイミングでPhase1からのネゴシエーションが開始された場合は問題ありません。 - IPsecでPPP/PPPoE回線を使用している場合で、再起動時にDelete SA送信前にPPPを切断してしまい、相手にDeleteSAが届かない問題を修正しました。
- VRRP機能で認証時にパスワードを7文字までしか照合しなかった問題を修正しました。
- VRRP機能でパスワードが一致しない場合、大量にLogを出力しないように修正しました。
- VRRP機能でパスワードの照合を前方一致で行っていた問題を修正しました。
- VRRP機能で仮想MAC使用時、ARPが仮想MACではなく実MACで送信されてしまう問題を修正しました。
- 設定の保存・復帰でフィルタ/NATユーザ定義を使用できない問題を修正しました。
- フィルタ設定で、プロトコルで"syn"を選択し、送信元ポートか宛先ポートを指定した場合に設定が無効になる問題を修正しました。
- フィルタ設定が先頭から最後までの間に未設定のエントリ行が存在する場合、v1.1.2~v1.1.4のファームへアップデートを行なうと設定ファイルが欠落する場合がある問題を修正しました。
- フィルタ設定で先頭から最後までの間に未設定のエントリ行が存在する状態で、Ver1.1.2または1.1.3へのアップデートを行った場合に、 ブラウザ上での異常な表示が生じた場合、Ver1.2.0へファームアップデートすることにより、ブラウザ上で異常な表示が生じる問題を修正しました。
制限事項
- BRI MP(128K)を使用してIPsec通信を行なおうとすると、IPsec SAは確立するがIPsecトンネルを利用した拠点間の通信ができません。
なおBRI(64K)を使用した場合は、IPsec SAの確立およびIPsecトンネルを利用した拠点間の通信はご利用頂けます。
ファームウェアVer1.1.3(2004/2/19)リリース
現在、Ver.1.1.3、Ver.1.1.2 のご提供は中止させていただいております。
Ver.1.0.x,Ver.1.1.1から Ver.1.1.3または Ver.1.1.2へバージョンアップを行うと、フィルタ設定において設定情報が正常に更新されず、設定の欠落、ブラウザ上での異常な表示が生じます。
既にバージョンアップを行っている場合には、たいへんお手数ですがフィルタ設定に問題が生じていないか御確認と修正をお願いいたします。
ブラウザ上で異常な表示が生じている場合には、「システム設定」-「設定の保存・復帰」画面において設定ファイルを生成し、その生成されたファイルを「システム設定」-「設定の保存・復帰」画面で流し込んでください。
ご迷惑をおかけしまして誠に申し訳ございません。
このバージョンでは、以下のような修正をおこないました。
- IPsec KeepAlive設定について、動作中の設定変更時にbackup SAの設定ができないときがある問題を修正しました。
- IPsec KeepAlive設定について、backupSAの表記で「ike
」(※nはIPsec SAの番号)の形式で入力したときに、 の値をただしく保存できていなかった不具合を修正しました。
ex.従来は「ike2」と設定したときに、「IKE1」に属するポリシーをバックアップ対象としていました。- フィルタ設定について、「LOG」欄にチェックを入れないと設定を挿入できない不具合を修正しました。
制限事項
- BRI MP(128K)を使用してIPsec通信を行なおうとすると、IPsec SAは確立するがIPsecトンネルを利用した拠点間の通信ができません。
なおBRI(64K)を使用した場合は、IPsec SAの確立およびIPsecトンネルを利用した拠点間の通信はご利用頂けます。
ファームウェアVer1.1.2(2004/2/19)リリース
このバージョンでは、以下のような機能追加・修正をおこないました。
- Filter Log機能を追加しました。フィルタ設定に合致したパケットがあった場合、適用されたフィルタのログを出力できるようになりました。
- リンク監視追加をしました。Ethernetポートのリンク状態を定期的に監視し、リンクダウンしているときはルーティング情報を宣伝しないようにできます。
- インタフェース設定で「ARPの設定/削除」の機能を追加しました。
- フィルタ設定でユーザ定義のチェインを追加できるようにしました。設定テキストファイル上でのみ設定可能です。
- NAT設定でユーザ定義のチェインを追加できるようにしました。設定テキストファイル上でのみ設定可能です。
- IPsec機能において、IKEを共通にした複数のSAでIPsec keepaliveを設定していてIPsec keepaliveパケットが不到達を起こしたときに、IKE/ISAKMP SAを削除せずに、該当するIPsec SAのみを削除するように変更しました。
- IPsec確立した場合でも、ごくまれに"%Pass"状態(暗号化されない)になる問題を修正しました。%Passの発生条件は次の通りです。
- XR=動的IPのResponder
- pingなどによるIPsec通信
- 対向(initiator)からDelate SA送信
- XRが%hold状態の時にterminate
- IPsec接続→%pass
- IPsecにおいてNAT-traversalを使用できない問題を修正しました。
- IPsec keepaliveの設定を削除(remove)すると、削除後に”count”が6になってしまう問題を修正しました。
- PPPoE接続設定のバックアップ回線の設定において、有効範囲外の値が入力できてしまう問題を修正しました。
修正項目は以下の箇所です。
・主回線接続確認のインターバル間隔
・Ping fail時のリトライ回数
・IPsec+Ping使用時のIPsecポリシー番号 - インタフェース設定におけるIPアドレスの入力値チェックを強化しました。
IPアドレスの第一フィールドを「0」または「127」または「224以上」として設定したときはエラーになります。 - インタフェース設定における「MACアドレス」項目の入力値チェックを強化し、17桁であれば"aaaaaaaaaaaaaaaaa"などのように、正しい書式でなくても入力できてしまう問題を修正しました。
- インターフェース設定について、IPアドレス項目を”DHCPサーバから取得”に設定してアドレスを取得し、その後に設定を”固定アドレスで使用”に変更しても、情報表示にDHCPクライアント情報が表示されてしまう問題を修正しました。
- DHCPサーバ機能設定で、IPアドレス固定割り当て設定のDHCP MACアドレスの入力値チェックを強化し、17桁であれば"aaaaaaaaaaaaaaaaa"などのように、正しい書式でなくても入力できてしまう問題を修正しました。
- GRE設定におけるIPアドレスの入力値チェックを強化しました。IPアドレスの第一フィールドを「0」または「127」または「224以上」として設定したときはエラーになります。
- 仮想インターフェースで、ppp以外のインターフェースを指定した時にネットワークアドレスが指定できないように修正しました。
- SNMP機能で、UPnP関連のSNMP trapが送信されない不具合を修正しました。
- VRRP機能で仮想MACアドレスを使用し、かつ検知するインタフェースを指定した場合、slaveからmasterに切り替わる際に実MACアドレスでARPを送信してしまう問題を修正しました。
- 相当量のsyslog情報が出力されたときに、他のプログラムが動作できなくなってしまうことがある問題を修正しました。
制限事項
- BRI MP(128K)を使用してIPsec通信を行なおうとすると、IPsec SAは確立するがIPsecトンネルを利用した拠点間の通信ができません。
なおBRI(64K)を使用した場合は、IPsec SAの確立およびIPsecトンネルを利用した拠点間の通信はご利用頂けます。
ファームウェアVer1.1.1(2003/12/5)リリース
このバージョンでは、以下のような修正をおこないました。
- IPsec機能でアグレッシブモードでNAT-Traversalに対応しました。
- オプションCFカードを本体動作中に抜き差し可能になりました。
- VRRP機能で仮想MACアドレス設定を追加しました。
- PPPoE接続時にStatusLED2が点灯するようになりました。
- 情報表示画面でリンク情報を追加しました。
- syslog機能でログ取得時のプライオリティ変更機能を追加しました。
- L2TPで最大session数を設定できるように変更しました。
- IPsec KeepAlive機能の設定画面のbackup SAの文字数を拡張(128文字)し、_で区切ることにより複数指定ができるように変更しました。
- IPsec KeepAlive機能でbackup SAの設定欄にikeを記述することにより他のipsec_saもネゴシエーションを開始するように変更しました。
(ike3のように記述するとipsec_sa3で使用しているikeを使用している他のipsec_saもネゴシエーションを開始します。) - IPsec KeepAlive機能で設定の初期値を一部変更しました。変更内容は以下のとおりです。
watch_count:6 → 3
delay :180 → 60
flag :off → on
- インターフェース設定でeth2の通信モード設定が表示されてしまう問題を修正しました。
- IPsec Keepalive機能で監視しているSAと同じIKEを使用している他のIPsec SAが復帰できない問題を修正しました。
- IPsec KeepAlive機能でflagがオンの時にIPsec SAを張り直してしまう問題を修正しました。
- PPP/PPPoE接続設定のIPSEC+Pingによるバックアップ機能で、バックアップ回線に切り替わった際、主回線側のSAが残ってしまう問題を修正しました。
- ソースルート機能のテーブル設定がPPP/PPPoEの接続状態と連動しない問題を修正しました。
- IPsec KeepAliveのbackup SA機能でマスター側のIPsec SAが確立しているときに、バックアップ側でIPsecのネゴシエーションを受け付けないように修正しました。
- IPsec機能でメイン/アグレッシブモードの両方で%any(0.0.0.0)の設定がある場合、IPsecが再起動してしまう問題を修正しました。
- 2つのXR間で複数のIPSec Tunnelを確立するような設定を行っている場合に、以前の同じIDによる接続と異なるIPアドレスからアグレッシブモードでInitial Messageを受信すると、レスポンダ側のXRのIPsecが停止してしまう問題を修正しました。
- フィルタ機能でまれに"Internal Server Error"が表示される問題を修正しました。
- フィルタ機能で無効な設定が登録されている状態で再起動すると、無効な設定を示す赤字での表示をしない問題を修正しました。
- 設定の保存機能でeth2に対する設定情報が保存できない問題を修正しました。
- syslog機能で他のsyslog サーバに送信するを指定しているときに、IP アドレスを記述しなかった場合、エラーメッセージを出すようにしました。
- SNMP機能でコミュニティ名に$0を入力すると設定が空になる問題を修正しました。
- RIP設定でバージョンアップの際に設定が消えてしまう場合がある問題を修正しました。
- RIP機能のRIPフィルタで設定が正しく反映されないときがある問題を修正しました。
- RIP機能のRIPフィルタで設定が再起動後、反映されない問題を修正しました。
- eth1でパケット受信時にごくまれに、パケットの一部が切り捨てられてしまう問題を修正しました。
制限事項
- BRI MP(128K)を使用してIPsec通信を行なおうとすると、IPsec SAは確立するがIPsecトンネルを利用した拠点間の通信ができません。
なおBRI(64K)を使用した場合は、IPsec SAの確立およびIPsecトンネルを利用した拠点間の通信はご利用頂けます。
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