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FutureNet FA-120
ファームウェアVer1.12(2010/6/3)リリース
このバージョンでは、以下のような機能追加、変更、修正をおこないました。
仕様変更と機能追加
- TCP 接続先の機能追加
「TCP トランスペアレントモード」の「クライアント」において、TCP 接続できない場合に備え従来の接続先(プライマリ)に加えセカンダリの接続先指定を追加しました。
本装置はプライマリに接続できない場合にセカンダリに接続を行います。セカンダリの指定を行わなければ従来と同じ動作です。 - UDP 送信先の機能追加
「UDP トランスペアレントモード」でのデータ送信先を複数(最大4 箇所)指定できるよう機能追加しました。これにより最大4か所までのUDP 同報送信が行えるようになりました。 送信先を1ヶ所だけ指定しておけば従来と同じ動作となります。 - パケット長調整機能の追加
RS-232 から受信したデータのLAN 送信タイミングをより細かく調整可能にするため「最大受信バッファ長」の設定を追加しました。これにより、従来の「最大アイドル文字数」(受信の途切れ時間による調整)に加え、受信バッファ長による指定もできるようになりました。例えば「最大受信バッファ長」を1に指定すると、RS-232 から1バイト受信した時点で直ちにLAN 送信されることになります(ただし、LAN 上のパケット長はその時のネットワーク通信状況によって左右されることもあります)。「最大受信バッファ長」のデフォルト値は従来通り1024 バイトです。変更する場合は、Web 設定画面の一般設定メニューからRS-232 の設定を選択して行ってください。 - Web 設定画面及びTelnet 設定メニューの使い勝手を改善
Web 設定とTelnet 設定で不統一な部分や分かりにくい表現などを改善しました。
不具合修正
- TCP 接続の不具合修正
「TCP トランスペアレントモード」で「サーバ&クライアント」の設定において、TCP パッシブ・オープンされた後、数ミリ秒以内にRST セグメントを受信すると、以後ソケットが再オープンされなくなることがありました。この不具合を修正しました。 - RS ポートコントロールプロトコルに関する不具合修正
IRP_MJ_CREATE により2 重にクリエートされた場合、エラーを返すように修正しました。
ファームウェアVer1.11(2010/3/26)リリース
このバージョンでは、以下のような修正をおこないました。
不具合修正
- FA-120同士をTCPコントロールモードで対向接続してRS-232通信をLANで延長するような場合、クライアント側RS-232信号のCTS信号とDSR信号が同時に変化すると、変化のタイミングによってはCTS信号の変化がサーバ側に伝わらないというケースがありました。この不具合を修正しました。
ファームウェアVer1.10(2009/8/5)リリース
このバージョンでは、以下のような機能強化・改善、変更をおこないました。
仕様変更・機能追加
- 設定内容の表示機能を追加
WEB設定の[ステータス表示]に、現在動作している設定内容の一覧表示機能を追加しました。[ステータス表示]画面のメニューから[動作設定内容一覧]を選択すると設定内容が一覧表示されます。 - GratuitousARPの追加
Gratuitous ARPは、ネットワーク上のホストのキャッシュエントリ(ARPテーブル)更新を促すためのパケットです。FA-120はイーサネットリンク確立時にこのARPを送信し、ネットワーク上に自ノードの存在を通知します。Gratuitous ARPの送信が不要な場合は、WEB設定の[一般設定]から[スタートアップ]を選択して無効にすることもできます。 - メールモードでのメールの送り方変更
[1メール内のメッセージ数]を複数指定している状態で、かつ送信するデータのサイズが1024バイトを超えた場合、1024バイト毎に分割してメール送信するように変更しました。
不具合修正
- Telnet設定に関する修正
Statusサブメニューの先頭で、電源投入(または再起動)からの経過時間を“SystemUpTime”で表示してますが、正常に経過日時が表示されないことがあり、この不具合を修正しました。 - UDPトランスペアレントモードの不具合修正
RS-232から高速でデータを受信し続けると、受信バッファオーバーフロー(UART buffer overflow)が発生することがありましたので、オーバーフロー発生の原因であるUDP送信の遅れを修正しました。 - RS-485のログカウンタに関する修正
WEB設定の[ステータス表示]画面の[物理層ログ](Telnetでは 4)Status→1)Physical Log)で、RS-485のエラーカウンタ値を表示してますが、このカウンタ値をRS-485インターフェースオープンの度にリセットしていたので、オープン時はリセットしないよう修正しました。 - RS-232初期設定に関する修正
LANを接続せずにRS-232側から初期設定を行う場合、RS-232に接続したターミナルから、改行せずに128文字以上を連続入力すると、入力が無視されずにシステムエラーが発生する不具合がありました。この不具合を修正しました。 - イーサネット通信に関する修正
ネットワークに負荷をかけた状態でイーサネット送受信を長時間連続して行うと、まれにパケットロスが発生することがあり、これを修正しました。
機能強化・改善
- ARPキャッシュのリフレッシュ機能追加
ARPキャッシュエントリを最長10分でキャッシュから消去し、定期的にARPテーブルのキャッシュがリフレッシュされるよう改善しました。これにより、通信中に万一相手先が同じIPアドレスで交換されたような場合でも、ARPキャッシュがリフレッシュされ通信できるようになります。 - RS-232初期設定に関する修正
パスワード設定の際、入力文字がそのまま表示されていました。これを"*"表示にしてパスワード文字列は見えないよう修正しました。 - Web設定画面及びTelnet設定メニューの使い勝手を改善
-Web設定画面の入力エラー表示など、分かりにくい表示や動作をできるだけ改善しました。
-SYSLOG/SMTPログメッセージで表示している文言などの改善を行いました。 - TCPコネクションの強制終了を追加
FA-120の再起動やファームウェアのバージョンアップが要求されたときに、TCPセッションが確立したままの状態であれば、TCPを強制切断してから実行するよう修正しました。 - イーサネットリンクモニタ機能の修正
これまでTCP未接続中(またはUDPクローズ中)も、FA-120の動作モードによってはイーサネットリンクモニタ機能が働く場合があり、動作が不統一でした。これをTCP接続中(UDPオープン中)だけで機能するよう統一しました。
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