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FutureNet AS-110
ファームウェアVer1.09(2012/7/5)リリース
このバージョンでは、以下のような仕様変更・追加をおこないました。
仕様変更・追加
ブロードキャストパケットのルーテイングにおいてTTL 減算を行わない設定を追加し、TTL = 0 のブロードキャストパケットの遠隔送信を可能にしました。TTL減算する(yes)か否(no)かの設定は以下のコマンドで行ってください。
broadcastforwarding ttldecrement <yes/no>
初期値は従来通りTTL 減算を行う(yes)設定です。
新規機能
このバージョンでは、新規機能はありません。
不具合修正
このバージョンでは、不具合修正はありません。
ファームウェアVer1.08(2012/4/5)リリース
このバージョンでは、以下のような修正をおこないました。
不具合修正
- 発信に関する不具合修正
リモートルータモードにおいて、2 台のAS-110 同士が同時に発信を行った場合、発信と発信がぶつかりますが、それに続く発信リトライでも両者が同じタイミングとなるため、PPP 接続ができないという現象がありました。これを再発信までの時間に乱数による遅延を追加することにより、衝突の繰り返しが起こらないようにしました。
ファームウェアVer1.07(2010/7/22)リリース
このバージョンでは、以下のような機能追加をおこないました。
機能追加
- RADIUSアトリビュートの追加
AS-110で受け入れ可能なRADIUSアトリビュートとして、属性番号27番のSession-Timeoutアトリビュートと、属性番号28番のIdle-Timeoutアトリビュートを追加しました。いずれも指定時間は秒単位です。
またアトリビュート受け入れ時のログについては、SYSLOGの認証(Log authorisation messages)カテゴリで確認できます。 - PPP認証プロトコル選択機能の追加
リモートLANアクセスサーバモード、及びリモートルータモードにおいて、これまでPPP認証はまずCHAP認証を要求し、これを拒否されるとPAP認証を行うという手順でしたが、今回これにPAP認証だけを要求する手順を追加しました。工場出荷値は従来通りCHAP→PAPの順で行います。PAP認証固定にする場合はTelnetメニューの 3) Service Settings から 8) PPP auth protocolを選択して 2) PAP only を指定してください。
また設定コマンドは、rsportコマンドの<キーワード>としてpppauthprotocolを追加しました。PAP認証固定の場合は<値>がpaponly(工場出荷値はchappap)となります。
例)rsport 0 pppauthprotocol paponly
ファームウェアVer1.06(2010/2/19)リリース
このバージョンでは、以下のような機能強化・改善、変更をおこないました。
機能強化・改善
- 専用線接続の改善
リモートルータの専用線(leased-line)接続で、ATコマンドに対応してないモデムも使用できるように機能追加しました。 ATコマンドを使わないモデムを接続する場合は、モデム初期化コマンド(Modem initialize command)として"NONE"(または"none")を登録してください。AS-110はATコマンドを送信せず、かつPPP認証も行わずに通信を行います。 - 回線強制切断タイマーの追加
通信回線の切断手段として、従来の無通信切断タイマに加えて、回線接続から一定時間経過すると無条件に回線切断する、強制切断タイマ(Foreced Timer)を追加しました。 - PPPリスタートタイマの追加
衛星電話回線(ワイドスター)に対応するため、PPP Configure-Requestパケットもしくは、PPP Terminate-Requestパケットの再送タイミングを、3~20秒の範囲で設定変更できるようにしました。これまでは一般的な電話回線に合わせて3秒固定でした。 - 起動中のLED表示を変更
AS-110を電源投入(またはリスタート)した後、すぐにCOM(赤)LEDを消さずに、完全に立ち上がってから消灯するように変更しました。これによりAS-110の立ち上がりタイミングをLEDで目視できるようになりました。 - ping機能の改善
Telnetメニューの 5)Command Line からping送信する際、繰り返し(-t)、回数(-n)、データサイズ(-l)、タイムアウト(-w)、の4つのオプションパラメータ(省略可)を指定できるようにしました。
以下の形式となります。
ping [-t] [-n count] [-l size] [-w timeout] target_ip_address - SYSLOGメッセージの変更
・メッセージの変更
回線を切断したとき、これまでは"Modem Hang Up"とSYSLOG表示してましたが、これを"Disconnect the line"というメッセージに変更しました。・メッセージの追加
リモートルータモードで着信時、モデムから受信したリザルトコードもそのままSYSLOGメッセージとして表示するよう追加しました。 - 工場出荷値の変更
これまではウォッチドッグ監視機能の工場出荷値は無効でしたが、これを工場出荷時は有効に変更しました。
不具合修正
- RS-232初期設定に関する修正
LANを接続せずにRS-232側から初期設定を行う場合、RS-232に接続したターミナルから、改行せずに128文字以上を連続入力すると、入力が無視されずにシステムエラーが発生する不具合があり、これを修正しました。 - Telnet設定に関する修正
Statusサブメニューで、電源投入(または再起動)からの経過時間を“SystemUpTime”として表示していますが、正常に経過日時が表示されないことがあり、この不具合を修正しました。 - WEB設定に関する修正
WEB画面から設定を行う手順としては、設定入力後その画面で[設定を送信する]を行い、最後に[設定を有効にする]によって設定値を保存しますが、この[設定を有効にする]を行わずに設定作業を中止した場合、これまではその変更内容が変更途中のデータとしてAS-110に残っていました。そのためAS-110の電源を落とさないまま後日WEB設定を行ったとき、その変更途中のデータが表示されることがありました。これを、変更途中のデータはWEBログイン時に消去するよう修正しました。 - ダイアルアップ(Dial-Up)の不具合を修正
リモートルータで自動発信を行う際、AS-110にデフォルトゲートウェイ(LAN側)が設定されていると、自動発信の宛先IPパケットを受信しても発信動作は行わず、デフォルトゲートウェイに従いLAN側にルーティングしていました。
これを、IPパケットの宛先がサイトリストのネットワークのどれかと照合する場合は発信動作を行うよう修正しました。 - マスクビット設定の不具合修正
スタティックルート設定及び、サイトリスト設定において、マスクビット32(255.255.255.255)が設定できないという不具合があり、そのため単一ホストへのルート設定ができませんでした。この不具合を修正しました。 - Proxy ARP の不具合修正
リモートルータで、かつ回線種別がダイアルアップ(Dial-Up)の場合、ProxyARPリストに設定している宛先IPアドレスのパケットを受信してもダイアルアップが行なわれないという不具合があり、これを修正しました。
ファームウェアVer1.03(2006/7/10)リリース
このバージョンでは、以下のような変更をおこないました。
- リモートルータモードの自動ダイアルに関し次の2つの設定を追加しました。
① ダイアリングのトリガとなったパケットを送信するか(ON)、破棄するか(OFF)
②リダイアルの回数
①の設定がONの場合、ダイアルアップ要求をおこなったIPパケット、及びダイアルアップ中にイーサネットから受信したIPパケットを、最大10パケットまで本装置内にバッファリングします。ダイアルアップ、PPP接続が成功後、バッファリングしたパケットを送信します。リダイアルの回数を越えてPPP接続に失敗した場合は廃棄します。
①の設定がOFFの場合、ダイアルアップ要求をおこなったIPパケット、及びダイアルアップ中にイーサネットから受信したIPパケットは、廃棄します。
②のリダイアルの回数は、自動ダイアルアップ時のリダイアルの回数の設定です。 ダイアルアップは、トリガパケットによって必ず1回は試みますが、失敗した場合には、設定されたリダイアルの回数、1分間隔で再試行します。 - ICMPリダイレクトメッセージに対応しました。
ICMPリダイレクトメッセージを受信したときのルート切り替え、及びIPルーティングでルート変更時に、ICMPリダイレクトメッセージ送信を行うよう追加しました。 - SMTPログメッセージでDayTimeサーバのアドレス設定を任意にしました。
SMTPログメッセージでは、DayTimeサーバのアドレスが設定されてないとメール送信できませんでした、これを未設定の場合でも日付を付加せずにメール送信できるよう変更しました。 - WEBブラウザからの設定において、RS-232Cのストップビット設定の項目ができませんでした。この項目を追加しました。
- リモートルータモードにおいて、Telnetメニューから回線を手動接続する際、ユーザーズ・ガイドの記述と異なり、サイトリストを表示していませんでした。
これを、サイリストを表示してそこから選択できるよう修正し、手動接続を容易にしました。 - TCPチェックサムチェック判定の修正
本来TCPヘッダのチェックサムフィールドは0x0000と0xFFFFのどちらでも有効なはずですが、0xFFFFをエラー扱いしていました。そのためLINUXカーネル2.6のようにチェックサムを0xFFFFにするホストとのTCP通信で問題が起こる場合がありました。これを正常受信するように修正しました。
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